作品一覧

  • 医療経済の嘘
    4.0
    1巻880円 (税込)
    財政破綻後の夕張に医師として赴任した筆者は、夕張市民が笑顔で生活していたことに驚く。その後、夕張および全国のデータさらに医療経済学的知見から見えてきたのは、医療経済の拡大が必ずしも健康と比例しない現実であった。医学的・経済学的な見地から、医療や地域の問題を鮮やかに描き出し、日本の明るい未来への処方箋を提示する希望の書。
  • 何かがおかしい 「がん急増」の謎
    3.9
    1巻990円 (税込)
    いま日本で謎の死が増えている――。 有名人の「がん」による死が後を絶たない。 無意味な医療、効かないワクチンを政府・霞が関・医療界が国民に勧めるのはなぜか? 背景にある「医療ムラ」のおかしな現実を地域医療で奮闘する在野の医師が明らかにする! 目次 第一章「がん死亡数急増」の謎 第二章 謎の大量死 第三章 なぜ「突然死」が増えているのか 第四章 なぜ医師はワクチンを打たないのか 第五章 医療利権 第六章 メディアはなぜ騙されたのか 第七章 医療は本当に必要なのか 「はじめに」より そもそも私は医師ではありませんでした。大学は東京で経済学部に通っていたのです。その時は医師になろうとも思っていませんでした。それがヒョンなことから医師を志し、三〇歳を過ぎてようやく医師になりました。 そんな経歴ですのでそもそも医療業界に忖度する義理もありません。医師として勤務しながら自由に医療業界を見て回り、医療経済的な視点を基礎に総合的に俯瞰的に医療業界という特殊な世界を評価したいと常々思っていました。
  • 日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側
    4.5
    1巻877円 (税込)
    自分の人生の主導権を、コロナにも医療にも奪われないために。 新型コロナの感染拡大では、「医療崩壊」の危機が叫ばれた。 しかし、病院数も病床数も世界一多い日本で、なぜそんな事態に陥るのか。 そこには、「世界最高レベル」と称される日本の医療が、私たちの健康と幸福につながっていないという、根深い問題があった――。 著者は、財政破綻の結果、市内にひとつしかない病院がなくなるという「医療崩壊」が起きた夕張で地域医療に従事。 その経験を踏まえ、コロナ禍で露呈した日本の医療の問題点を明らかにする。 ■病床が多いと平均寿命が延びる ■全国どこでも同じような医療が受けられる ■医師が忙しすぎるのは医師不足だから ■医療も市場原理に任せるほうがうまくいく ■地域の病院は減らしてはいけない ■公立病院の赤字は税金の無駄遣い ■病院がなければ高齢者は幸せに生きられない ↑↑↑↑↑↑ 知っていましたか。以上7つはすべて「大いなる誤解」です! 〈目次〉 第1章:コロナ禍で起きた「おかしなこと」 第2章:人はウイルスとは戦えない 第3章:各国のコロナ対応、その背景と結果 第4章:日本の医療をめぐる7つの誤解 第5章:医療崩壊した夕張で起きたこと 終章:医療に私たちの人生を明け渡さないために

ユーザーレビュー

  • 日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側

    Posted by ブクログ

    病床数が多いから、医療費が上がる、言われてみれば当然のことだなと思った。
    福祉の現場でも確かに過剰だと思う。いつか人は死ぬ、そんなことがみんなが当たり前だと思わないと福祉の現場はきびしい。もしもとか、どうだったかとか、細かなことを蒸し返したら100%絶対はない。だけれども説明責任を果たすことは大事。だから、私たちは学び続けなければならないと思う。

    0
    2024年06月16日
  • 日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側

    Posted by ブクログ

    日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側。森田 洋之先生の著書。世界最高レベルの医療がある日本なのにそれが日本に住む人たちの幸せにはつながっていないとしたら、世界最高レベルの医療なんて何の意味もないし、単なる自己満足。自己満足で世界最高レベルの医療を実現しているとしたら、いったい誰のための世界最高レベルの医療なのでしょう。お金儲けしか頭にないような強欲な一部の医療関係者やお役人のためにしかなっていなのだったら、そんなの早くなくしてほしい。

    0
    2022年06月27日
  • 日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側

    Posted by ブクログ

    コロナについての考え方が変わる本。
    なぜ欧米と東アジアではこんなにコロナによる死亡者が違うのか。東アジアの死亡率は欧米の100分の1
    仮説①BCGを実施している
    仮説②欧米では既存のコロナウィルスの流行があまりなかったのに、東アジアではそれがあった。だから東アジアの国民にはすでに集団免疫的なものができあがっていた。

    コロナとどう向き合うかについて深く考えさせられた。
    この著者への反対意見も当然あると思うので、
    そちらも読んで考えていきたい。

    0
    2021年07月06日
  • 日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側

    Posted by ブクログ

    自分の健康や死を安易に病院任せにするのではなく自分で責任を持って向き合わないとならないなと思った。それが自分自身の幸せにもつながるし、日本のためにもなると思った。

    0
    2021年03月18日
  • 日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側

    Posted by ブクログ

    日本では欧米に比べて新型コロナウイルス感染者が1桁は少なく、かつ病床数は世界一なのに、なんで医療体制が逼迫するんだろうか。何か日本の医療には問題があるのではないか。という誰しもに生じているだろう素朴な疑問に答えてくれる一冊です。著者は経済学を学んだ後に医師になったとのことで、本書ではデータに基づいたマクロな視点から見る日本の医療の問題点と、北海道・夕張での自身の勤務体験から考えるあるべき医療について語ってくれています。
    医療というものは本来、病気や怪我の”治療”だけではなく、人びとの健康で幸せな生活を実現するという意味では公的な存在であるはずで、警察や消防署、教育機関などと同等なものとの考えて

    0
    2021年03月17日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!