作品一覧

  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~
    4.7
    「市船ソウル」作者と吹奏楽部の絆。 「俺の心は死んでても、俺の音楽は生き続ける」―― 2017年1月、20歳で短い生涯を閉じた浅野大義さん。癌に侵された彼の告別式には、164人の吹奏楽部員が集まった。そこで奏でられた「市船ソウル」―彼が市立船橋高校在学中に作った曲だった。 2016年甲子園予選千葉県大会で演奏され、Twitterでも話題となったこの曲は、吹奏楽部大会で、高校野球のアルプススタンドで、そして今年の第100回全国高校野球千葉県大会でも、今なお受け継がれている。 朝日新聞「声」欄に投稿された大義さんのお母様の投稿が静かな反響を呼び、報道ステーションでも特集された「市船ソウル」作者と市船の絆、そして告別式に起きた奇跡を辿ります(2018年8月発表作品)。
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24
    4.4
    脳腫瘍の後遺症に苦しむ中、引退試合で見せた「奇跡のバックホーム」。伝説のプレーから4年後、横田慎太郎は28歳でこの世を去っ た。阪神はその年に38年ぶりの日本一。歓喜の中心で舞ったのは、横田選手のユニフォームだった。人々に愛され希望となった青年の 生涯を、母親の目線で描く。絶望と挑戦、そして絆。感涙のノンフィクションストーリー。
  • もう怖がらないで! がんに向き合う12の魔法 - 神様からの贈り物──タヒボ -
    -
    東京と熊本で免疫統合医療によって、数多くのステージ4のがん患者を救ってきた医師、赤木純児氏の最新治療メソッド(水素吸入療法、ハイパーサーミア、低用量抗がん剤治療、光がん免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬オプジーボとヤーボイなど)と治療の実例を、作家・演出家である中井由梨子氏が取材し、わかりやすく詳述。 特に近年、赤木氏が治療に使用して、その効果を実感しているサプリ「タヒボ」について解説する。 タヒボとはブラジルのアマゾン川流域に自生する樹木で、古くはインカ帝国時代にも薬木として使用されていた記録が残り、現在では抗がんに有効な成分が確認されている注目のサプリである。 標準治療でなすすべがなくなったステージ4のがん患者の方はもちろんのこと、がんと宣告された人にとって重要な情報が詰まった1冊である。 【著者プロフィール】 赤木純児(あかぎ・じゅんじ) くまもと免疫統合医療クリニック院長。宮崎医科大学(現 宮崎大学医学部)卒業。 熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992年から1995年まで、アメリカの国立衛生研究所の国立癌研究所に留学し、腫瘍免疫を学ぶ。 帰国後、熊本大学医学部付属病院第二外科(現 消化器外科)勤務などを経て、2010年、玉名地域保健医療センター院長に。2020年2月より現職。 2023年、東京築地に分院である「TOKYO免疫統合医療クリニック」を開院。 日本がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本消化器病学会専門医、日本乳癌学会認定医、日本統合医療学会認定医、日本統合医療学会理事・熊本県支部長、日本アロマセラピー学会評議員、理化学研究所客員研究員、国際水素医科学研究会理事長。 著書に、『水素ガスでガンは消える!?』(辰巳出版)、『がん治療の「免疫革命」』『がんを切らずに治す』(共に小社刊)など。 中井由梨子(なかい・ゆりこ) 作家、演出家。神戸市生まれ。 1996年に劇団の座付作家としてキャリアをスタート。以降、数々の舞台や映像作品の脚本家・演出家・演技指導者として活躍。 また、作家として、小説やノンフィクションの作品も手掛ける。 主な著書に、『20歳のソウル』(小学館/幻冬舎)、『栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24』(幻冬舎)。 構成した『まだ望みはあります』(高橋幸司著/さくら舎)などを通して、がんを克服するための治療法に興味を持つ。株式会社インスピインカ代表。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス

ユーザーレビュー

  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    慎太郎さんの[奇跡のバックホーム]を拝読して、ここまでまっすぐ生きている男がいるのかと驚きましたが、次に注目したときは、お亡くなりになったときでした。
    何で?と、あのまっすぐに生きていた男が何で?と、しばらく思っていたことを覚えています。

    感想を言葉にしようとすると、「まっすぐ」の言葉が何度も浮かびます。
    僕の語彙力の無さを痛感しつつ、慎太郎さんの周りの方々にこの想いが広がって行く様子には、結末を知るだけに苦しくも温かな気持ちになります。
    ご家族はもちろん、阪神タイガース入団後は同期に先輩、監督にスタッフ、病院の方々、大勢のファン…。
    その想いは異例の引退試合に繋がり、引退後も慎太郎さんが渾

    0
    2025年11月22日
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

    Posted by ブクログ

    たった今、読み終えました。

    慎太郎さん、お母様の生き様、言葉にできないくらい感動しました。
    世界中の人に読んで欲しいです…。

    そして、私はジャイアンツファンですが、阪神は選手を大切にする素晴らしい球団だと思いました。

    ⭐︎5では足りません。

    次は『奇跡のバックホーム』を読みたいと思います。

    0
    2025年10月17日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

    Posted by ブクログ

    吹奏楽に情熱を注ぎ、わずか20歳の若さでこの世を去った浅野大義君のノンフィクション。何かに打ち込む充実した日々、友情、爽やかな恋。一生懸命に生きた大義君は永遠にみんなの中に生き続けている。

    0
    2025年06月11日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

    Posted by ブクログ

    音楽って、仲間って素晴らしいと心から思える物語でした。20年という短い人生の中で、これほど周りの人達に影響を与えることができた、大義くんの生き様には尊敬の念しかありません。また、家族、恋人、先生、友人たち、誰もが心優しい人ばかりで、結末は分かっていても、涙が止まりませんでした。いつか、甲子園で生の「市船soul」を聴いてみたいです!

    0
    2024年06月09日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

    Posted by ブクログ

    船橋市立船橋高等学校、通称"市船"の野球部等の試合で吹奏楽部が演奏する『市船ソウル』。その曲を作曲した吹奏楽部員・浅野大義さん。
    彼は19歳で癌を発病し、20歳でこの世を去る。

    冒頭に載せられた、大義さんの母・桂子さんが書いた"2017年1月26日 朝日新聞投書欄『声』"の文。
    闘病中の大義さん本人や、桂子さん、大義さんの恋人や友人たちの思い、それら深い思いが窺いしれて涙が出てくる。
    葬儀の場で演奏で送り出すために集まった160名以上の仲間たち、葬儀に参列したという700名以上もの大義さんを知る人たち。部活動漬けの高校

    0
    2024年04月21日

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