鴻池留衣の作品一覧
「鴻池留衣」の「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」「純文学って何だよ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鴻池留衣」の「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」「純文学って何だよ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
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Posted by ブクログ
タイトル作だけでなく、まだほぼ無名の若手作家である鴻池瑠衣さんのデビュー作も掲載されているのでお得な一作。
全くテイストの違う作品なのでどちらも楽しめる。
ナイス・エイジもかなりぶっ飛んだ小説だったが、さらに「ジャップンロール・ヒーロー」という舞城王太郎以来の破壊力をもった作品で芥川賞にノミネートされるも落選。悔しかった。なんで僕がここまで鴻池瑠衣さんを推すかというと、現代の純文学界に漂う閉塞感をぶち壊すブレイクスルーを実現出来る作家だと思うからだ。
その想いは昨年の文學界12月号の巻頭に掲載されている「わがままロマンサー」を読み、確信に変わった。
ただ技巧的なだけだったり(これが多い)、選
Posted by ブクログ
純文学とは何か。
それに答えることは難しい。
なぜなら、純文学は、エンタメやSFなどのジャンルの「それ以外」を担う、懐の深く幅広いものだからだ。
松波太郎は、純文学を「どのジャンルにも属さなくて、最後に残った自由な場所みたいなイメージ」と定義している。わたしにもその定義がしっくりくる。高橋源一郎や保坂和志の小説観にも近い。
鴻池留衣は冒頭のエッセイでこう書いている。
「世の中には、読解をあえて拒む小説などごまんとある。その場合、文章の意味するところよりも、読むという行為そのもののほうが、その商品価値を担保していることになります。
そう、読むという行為そのものが快楽になる。」(p.23)