作品一覧 2021/08/21更新 スタンフォード式 疲れない体 試し読み フォロー スタンフォード式 脳と体の強化書 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 山田知生の作品をすべて見る
ユーザーレビュー スタンフォード式 脳と体の強化書 山田知生 【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。 ・「意欲的に物事に取り組むモード」と「心身リラックスモード」を司る脳の報酬システムを適切にきり替えることが、常にベストパフォーマンスを発揮するカギ。 ・朝日を浴びた約15時間後、セロトニンが眠気を催すメラトニンに作り変えられる。...続きを読む ・ちょうどギリギリ手が届くくらいの短期目標から次の目標に進む時、ドーパミン(脳を覚醒)次にノルエピネフリン、エピネフリン(体を覚醒)が分泌される。 ・更に「何をすべきか」をはっきりさせるアセチルコリンが分泌される。 【前進を促す良いストレス】目標を持ち挑戦する時に感じる適度なプレッシャー。 【空腹などの刺激】レストランへ行く、食材を買って料理するなど、行動のきっかけになる。行動エネルギーが高まる。 【 心身を壊す悪いストレス】やりたくないのにやらなきゃいけない、追い込まれ、不当、無理、と感じながら耐える状況。心身の不調、痛み、不眠などの症状が現れる。 ・交感神経の働き「戦うか、逃げるか」副交感神経の働き「休んで消化するか」 ・覚醒&落ち着いている(自律神経が調和)時のパフォーマンスが最も高い。 ・迷走神経は脳からの指令を内臓に伝え、内臓の状態を脳に伝える。 ・リラックス状態をつくる副交感神経は、迷走神経の支配下にある。 ・べーガルトーン(迷走神経の活性度)を上げるには、呼吸法の習慣・良質な睡眠習慣・栄養を満たす食事習慣が不可欠。冷水で顔を洗う、発声、音楽を聴くのも良い。 ・鼻呼吸時の一酸化窒素の産生量は、口呼吸の6倍。 ・横隔膜を支配している横隔神経を通じて、体の状態が脳に伝わる。 ・脳は、ストレスの良い悪いを区別することなくストレスを感知し、コルチゾールやエピネフリン・ノルエピネフリンなどのストレス物質を分泌する。 ・鶏胸肉→セロトニン、卵・乳製品→ドーパミン、大豆→アセチルコリン。 ・「次にどうすればいいのか」が明確にならないと、集中することは難しい。 ・「さぁ考えよう!」というノルエピネフリンが分泌されている時、必ずしもドーパミンが分泌されているとは限らない。これがモチベーションを急激に低下させ、考えてばかりで行動を起こしにくくする(ドーパミンクラッシュ)。 ・「どれくらいの期間で、どういう道を辿ると、どういう結果が得られるのか?」という3点が明確でないと、人はなかなか意欲を持って物事に立ち向かえない。 ・お腹に圧をかけたまま息を吐く IAP 呼吸法では、体幹部いわゆるコアマッスルが強化されるため、上半身の安定性が増し姿勢改善にもつながる。 ・イライラや焦燥感・不安はノルエピネフリン(思考を持続させようとする)の作用。交感神経優位で、何から始めたらいいか分からない、全くやる気が起きない。 ・不安や恐怖は脳の働きを低下させる。最も効果的な対処法は「勇気を出して前進」 ・強いストレスに襲われた時、逃げる・過ぎるまで耐える、ではなく「歩く・前進する」が最も恐怖の克服に役立つ。→アクティブ・リカバリー、積極的・活動的回復 ・体を前に進めると頭が左右に揺れ、目を水平に動かす動作が恐怖センターの扁桃体を鎮め、制御できるようになる。同時にドーパミン系報酬システムがオンになる。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 ・モチベーションの高さと、それを継続させるアイデアの豊富さが結果につながる。 ・休息し回復することは、次のパフォーマンスを上げる前提条件。 ・科学への理解を通じ、徐々に自分をポジティブに変えようとする意志の力が大切。 ・ジョギングを始めた当初は全然ダメでも、習慣化に伴い余裕で走れるようになる。これはストレスに合わせて体が変化→アロスタシス「徐々に」という点が重要。 ・子供が泣くのを堪えたり泣き止もうとする時は、2回吸い、1回で吐き切る呼吸リズムになる(生理的タメイキ)。これは今すぐ落ち着きたい時に使える呼吸法。 ・横隔神経は脳にダイレクトに作用する為、瞬時に呼吸も感情も落ち着く。 ・正しい知識に基づくセルフマネジメント、動機付けにより、自分史上最高に成長可能である。成長→脳に新たな神経回路が作られること。 ・どんな刺激を脳に送るか選ぶことで、体内で起こる化学反応をマネジメントできる。良い感情が生まれ、行動のモチベーションにつながる。 ・明るい未来が予測できた時に、ドーパミンの分泌や作用が強まる。 ・神経回路が確立されている大人に必要なのは、計画。 ・短時間で集中し休憩を入れ、また短時間で集中する。これが「計画」 ・神経回路の調整・強化・新設は休息時にこそ進む。 ・ヨガニドラとは、仰向けの状態でゆっくりとした呼吸に集中すること。 ・テストの結果は、自分の現在地を示しているにすぎない。 ・上手くいかない状況は、ずっと続くものではない。 ・プロセスを褒められると自己肯定感が上がり、問題解決に立ち向かうようになる。 ・ 物事を成し遂げていく力は「磨き方さえ分かれば誰もが獲得できる能力」 ・誰かの役に立てた、感謝されたと実感すると社会的動物である人間は「社会の一部としての自分」を再認識し、安心して本来の力を発揮できる。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。 ・ふさわしい行動を選ぶことによって、体内物質の分泌を促す。 ・緊張とリラックスのちょうどいい揺らぎを作る。 ・べーガルトーンを上げて副交感神経を優位にし、心身を落ち着かせる。 ・副交感神経がちゃんと働くように、最初に「呼吸の練習」をする。 ・寝る前5分ほど、4秒で吸って6秒で吐き切る、をお腹に力を入れて繰り返す。 ・鼻から息を吸い、お腹を風船のように膨らませ、腹圧をかけたまま息を吐く。 ・鼻から吐いた方が、吐く速度をコントロールしやすい。 ・一日のルーティン、カスタムメイドの改善メニューを組み立てる。 ・1日に1.5 ~2リットルの水を、夕方17時、遅くとも夕食前までに飲み切る。 ・夕食後や帰宅後は明るいライトを点けず、明るさ控えめのランプだけにする。 ・ほうれん草のソースを鳥のささみにのせ、チーズをかけて焼く。 ・アボカドとビーツをオリーブ油で和え、アーモンドを散らす。 ・栄養価の高いタンパク質食品を選ぶ。 ・ブロッコリー・ツナ・ナッツ類・ゆで卵・サラダチキン・カニカマなど。 ・正しい知識に基づき、モチベーションを高める行動 or 休息行動を意識的に選ぶ。 ・意欲をリブート(再起動)させるため、手が届く範囲の目標を設定する。 ・上手く行かない時、イライラしたり焦りながら無理やり続けることなく、休む。 ・自分の人生は自分でコントロールできる、スキルや知識・能力も練習や訓練を通して高めることができると信じる。 ・不正解だったら、何が間違っていたのかに関心を示す。 ・適切なタイミングで、適切な言葉をかけて相手の成長を促す。 【部下や子どもを成長型マインドセットにする褒め方 →成長が楽しい】 1.ゴールにたどり着くまでの計画を立てたことを評価する。 2.努力を積み、ゴールに至るまでの過程をエンジョイすることを評価する。 3.諦めずに継続したことを評価し、その結果として上達したことを評価する。 ・上手く行っているときに、上手く行くようになった努力とプロセスを評価する。 ・君は、まだできていないだけ。いずれ出来るようになる。 ・自分の中のクラフトマン(職人)を育てる。今まさに熱意を注ぎたい能力を磨く。 ・毎晩寝る前に、今日「良かったこと」を3つ書く。 ・ベストバージョンの自分を追求、休息する時も最善を尽くす。 Posted by ブクログ スタンフォード式 疲れない体 山田知生 疲れに対しての考え方、対処法、疲れないからだの使い方が載っていて、1段階レベルアップできた気がします。 Posted by ブクログ スタンフォード式 疲れない体 山田知生 ・腹圧呼吸法 ・姿勢を整える ・疲れている時は休むのではなく、20分〜30分の軽い有酸素運動をする ・最低7時間寝る ・同じ時間に寝て起きる ・歩き疲れたときは、15分アイシングから 入浴で温める ・炭水化物、ビタミン、タンパク質 ・血糖値スパイクに気をつける ・腹八分目、間食をフルーツ、ナッツで摂...続きを読むる ・野菜は生で食べること ・甘い朝食は避ける ・お菓子はビタミンを消費する ・Xのバランスを整える ・耳と肩のラインをまっすぐに(くるぶしも) ・歩く時は、かかと、足の外側、つま先(親指寄り)の順で踏む ・超短期目標を立てる Posted by ブクログ スタンフォード式 脳と体の強化書 山田知生 脳と体の強化書とあるようにハイパフォーマンスを維持するためのコツが記載された本。 朝は日光を浴びる、ご飯は3食食べるといった当たり前だが、大事にすべきことを科学的裏付けとともに記載している。 自律神経は交感神経と副交感神経に分かれているがそのどちらを優位に働かせるかでパフォーマンスが変わってくる...続きを読むというのは初めて得た意見であった。 ベ-ガルト-ンを刺激するようにするといったことや固定型マインドセットと成長型マインドセットの違いなども新鮮な内容であった。 IAP呼吸法はぜひ実践して自分の健康維持に役立てたい。 個人的には学びの多かった本であり、最近メンタル面や体力面が不安定だと感じる方はぜひ読んで実践してみることを薦める。 Posted by ブクログ スタンフォード式 脳と体の強化書 山田知生 コロナ禍、在宅、リモートで心も体も疲れて気味の人に読んで欲しい一冊。 とにかく最初のとっかかりは脳内物質セロトニンを上げること! そのためには「早起き、朝食、朝散歩」 (幸福科学の樺沢紫苑さんは「睡眠、運動、朝散歩」) 朝6時半までに起きて9時までに外を歩いて空気を吸う。朝日を浴びる。風を感じる。...続きを読む木々の緑、地面、花、鳥の声を感じる。 清々しい!爽やか! と思えるアクションがセロトニンを上げてくれる。 自分でも実践してみて、効果テキメンだった。 毎日メンタルが良く安定してる。今日も元気だって実感できる。 Posted by ブクログ 山田知生のレビューをもっと見る