ロバート・I・サットンの作品一覧
「ロバート・I・サットン」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文」「スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
フェファー氏の著書にハズレなし!
原題は“THE KNOWING-DOING GAP”。
ビジネスに必要な知識は理解していても、それが行動に現れない「知識と行動のギャップ」に鋭く切り込む一冊です。
本書の初刊は2000年で、今回読んだのは2014年の復刊版ですが、初刊から四半世紀を経た今でもなるほどと思わされることばかり。
知識を行動に変えるマネジメントは、今もなかなか実践されていないということなのでしょう。
そこで、「行動を起こすためのガイドライン」(第8章)から印象に残った点を、自分なりにまとめてみます。
◯大事なのは哲学〜「どうやって?」より「なぜ?」と問うことで、行動の裏にある哲学にまで踏み込む
◯行動することや教えることで知識は身につく〜試行錯誤から学ぶ。
◯行動すれば間違いは起こる〜その時にどう寛容に対処するか。
◯恐怖心を追放する〜恐怖心は思いがけない過ちや無分別な行動を呼び込む。また、失敗するという恐怖は行動を妨げる。
◯社内競争・内部競争は有害〜内部で競争するのではなく外部と競争する。協力して仕事をする。仲間が成功することで初めて自分も成功する。
◯問題はリーダーの行動〜環境を整え、行動を通して仕事の効率を上げる手助けをする。
小さなことからでもまず行動に移しながら、組織的課題の解決に向かって進んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ
とても大事な哲学がこの本にはあったと感じた。
知識をどのように行動に繋げるかのプロセスを妨げる個人の感情や価値観だけでなくそれに影響している企業文化や評価システムなど、なるほど…っと考えさせられるものが多い。
最も大事な点と私が感じたのは知識には失敗の経験も含まれている点だ。
失敗に関する本でもここで書いてあることと同様にどう学び活かすかを重要視している…
が、この本ではそれを組織としてどう言う態度でその失敗と向き合い赦す文化を構築するかが大事だと私は読み取った。
この能力を伸ばすと言う考えよりも、組織として全体での生産性に繋げる考え方を学べる良書と私は感じました。
私個人としては
恐怖政治を引いて行動を促す傾向があるが、それらもこの本の考えが正しいなら、間違った組織行動になりそうなので、改善が必要そうだ。
だが、
言い訳になってしまうかもしれないが、
現場で人手不足で顧客や上司から叱咤される組織にいる身としては、この本の組織的活用は経営者や管理職の価値観や学びがない状態だと机上の空論にも感じてならない。
その点だけがこの本を読んで腑に落ちなかった点だが、組織行動論としての考え方として知識にし、個人的な行動の変化を与える薬となるよう努力していこうと思った。
Posted by ブクログ
本書のテーマは、こうです。
何をすべきかわかっているのに、だれもそれを実行していない。それを、「知識と行動のギャップ」と呼ぶことにする。
「知識をむやみに詰め込むだけではだめだ。いますぐ実行せよ」
「なぜ、実行できない」のかではなく、「どうすればできるのか」
①問題を話しただけで仕事をした気になる
・問題点を反し合っただけなのに、仕事をこなした気になることがある
・コンサルが実行まで提示してくることはまれである
・単純なアイデアはだれでも簡単にまねできる
②過去のやり方にこだわりつづける
・あらゆる決定を一からやり直すことはできないとはいえ、すべてを過去に頼ることも賢明ではない
・問題にぶつかると、人も組織もよく知っているやり方にかたくなにしがみつこうとする
・新しい組織を作るには時間がかかるが、その効率は大きい。歴史も前例もないので、行動の指針はすべて新たにつくらなければならない。
・初めにむだなルールや、形式的なやり方をつくらなければさらに賢明だ
③部下を動かすために恐怖をあおる
・恐怖心を追放すること
・恐怖心は職場の士気を高めるどころか、まったく逆効果になっていた。
・職場から恐怖心を追放するキーワードは、予測、理解、自制、思いやりの4つである
④重要でないことばかり評価している
・評価に関して会社は常識をもってほしいものだ
・アウトソーシングを増やすと、別の意味で失うものがある。雇用機会の確保より、コストや収益、効率などを優先するというメッセージが社内伝わることだ。
⑤業績を上げされるために競争させる
・競争があれば、怠惰で無能な連中は消えていく
・きちんと仕事をこなすことと、勝つこととは違う
なぜ、わかっていても実行できないのか
知識を行動に変えるマネジメント
著:ジェフリー・フェファー
著:ロバート・I・サットン
監:長谷川 喜一郎
ISBN:9784532319236
。出版社:日本経済新聞出版社
。判型:4-6
。ページ数:320ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2014年01月
。発売日:2014年01月20日1版1刷