作品一覧

  • 日本の伝統 発酵の科学
    値引きあり
    4.2
    1巻550円 (税込)
    味噌、醤油、納豆、清酒、酢、漬物、鰹節──。微生物を巧みに使いこなし、豊かな発酵文化を築いてきた日本。室町時代にはすでに麹菌を造る「種麹屋」が存在し、発酵の技術は古来から職人技として受け継がれてきました。多様な発酵食品の歴史をたどりながら、現代科学の視点からも理にかなった伝統の技を紹介、和食文化を支える世界に類を見ない多彩な発酵食品、その奥深い世界へと読者を誘います。
  • 新版 ビギナーのための微生物実験ラボガイド
    値引きあり
    -
    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は1993年刊行の『ビギナーのための微生物実験ラボガイド』(掘越弘毅,青野力三,中村 聡,中島春紫 著)の改訂版です。旧版のコンセプトを継承し,微生物に関わる実験的事項を幅広く取り扱い,その原理から実践までをわかりやすく解説しています。 本書では具体的な実験プロトコールよりも,なぜこの試薬を使うのか、なぜこの操作を行うのかなどといった実験の原理を具体的かつ詳細に解説しています。そのため,「原理はさておき,とにかく実験を行いたい」と考えている読者は,「具体的なプロトコールが示されていない」などの不満を感じられることと思われますが,これまで生物学を学んだことのなかった読者が微生物実験を実施する際にはたいへん役に立つはずです。必ずしもすべてを読まずに,自身に必要な部分のみを読んだとしても,読者がある程度理解できるようにも努めました。 学部生,高専生向けのテキストとしても最適の1冊です。微生物実験を行う方にとっての座右の書としてお薦めします。 【目次】 第1章 微生物の発見と利用 第2章 培地の作製と滅菌法 第3章 無菌操作と菌株保存法 第4章 顕微鏡観察 第5章 微生物の分類 第6章 突然変異株の取得 第7章 微生物の増殖 第8章 タンパク質の濃縮と分析 第9章 免疫学的手法 第10章 遺伝子工学的手法 第11章 遺伝子組換え実験の安全性 第12章 各種汎用機器の取り扱い 付録 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • はたらく微生物
    5.0
    1巻2,948円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12871-5)も合わせてご覧ください。 私たちのまわりで大活躍する微生物たちの働き方を紹介する,ちょっと変わった図鑑です。 「納豆菌が働いて納豆を!」 「乳酸菌が腸内で働く!」 「微生物が生み出す酵素パワーで!」 なんてフレーズ,聞いたことがありませんか? けっこう聞き覚えのあるフレーズですが……これってちょっと不思議。 納豆菌が大豆にくっついたらなぜ納豆に? 乳酸菌が腸にいたからって,何が良くなるの?? そもそも酵素ってなんやねん? 微生物はなにをどうしてるのだろう? そんな不思議に迫るのが,『ずかん はたらく微生物』。 微生物はいったいどう働いているのか……そのメカニズムに注目。 豊富なイラストと美しい写真を交えながら,「微生物が大活躍するメカニズム」をわかりやすく解説しました。 この図鑑で,私たちのまわりで活躍する微生物の姿に,少しでも興味をもってくれる人が出たら,とてもうれしいです。 そんな願いを込めて,この図鑑を皆さまにお贈りします。

ユーザーレビュー

  • 日本の伝統 発酵の科学

    Posted by ブクログ

    この一冊で、納豆、味噌、醤油、漬物、ヨーグルト、チーズ、酢、みりん、パンの製法(とてもわかりやすい図が載っている)と微生物の働き、その種類が学べます。
    健康診断の結果が気になる世代なので、発酵食品は体質改善に必要不可欠であることがわかり、早速食事に和食をしっかり取り入れようと思いました。

    0
    2023年04月17日
  • はたらく微生物

    Posted by ブクログ

    微生物の分類など基本的な知識を提供
    微生物の働きによる食品への貢献(発酵食品)
    微生物のヒトの食品以外の世界での働きも広範囲に解説
    複雑で専門性の高い知見が理解には必要なので分かりにくい部分も多いが読む価値は大いにあり。

    0
    2022年07月07日
  • 日本の伝統 発酵の科学

    Posted by ブクログ

    想像していたより本気の科学で、私のポンコツちゃん頭脳では
    読めども読めども眠ってしまい、やっと読破。

    わからないながらも、作者様の発酵への真摯な愛を感じましたし、わずかながらでも身になりました。
    何より、日本人であることを誇りに思える本。

    子供の家庭科にこういうことも教えては如何か。
    本枯節がどれほど手間のかかるものか、今の子は知っているのだろうか。まさか、見たこともないだろうか。

    それから、科学も技術もない大昔に、手と五感と感覚で発酵技術を編み出した昔の方々にお礼と尊敬の念を抱く。

    0
    2021年12月07日
  • 日本の伝統 発酵の科学

    Posted by ブクログ

    自分は発酵について科学的に詳しく、かつ広いテーマについて知りたかったためこの本を選びました。期待どおりの内容で、様々な知見とその合理性に驚かされました!

    0
    2018年10月25日
  • 日本の伝統 発酵の科学

    Posted by ブクログ

    発酵にまつわる科学について体系的に情報量多く伝えており疑問に感じることもすぐに答えている。素晴らしい。黄麹と黒麹の違い、キモシンの合成、味の素の合成、ワインへの亜硫酸塩の点火どれも疑問に感じていた事柄がわかりやすく伝えられている。

    0
    2018年03月25日

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