中島春紫のレビュー一覧

  • 日本の伝統 発酵の科学

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    この一冊で、納豆、味噌、醤油、漬物、ヨーグルト、チーズ、酢、みりん、パンの製法(とてもわかりやすい図が載っている)と微生物の働き、その種類が学べます。
    健康診断の結果が気になる世代なので、発酵食品は体質改善に必要不可欠であることがわかり、早速食事に和食をしっかり取り入れようと思いました。

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    2023年04月17日
  • はたらく微生物

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    微生物の分類など基本的な知識を提供
    微生物の働きによる食品への貢献(発酵食品)
    微生物のヒトの食品以外の世界での働きも広範囲に解説
    複雑で専門性の高い知見が理解には必要なので分かりにくい部分も多いが読む価値は大いにあり。

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    2022年07月07日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    想像していたより本気の科学で、私のポンコツちゃん頭脳では
    読めども読めども眠ってしまい、やっと読破。

    わからないながらも、作者様の発酵への真摯な愛を感じましたし、わずかながらでも身になりました。
    何より、日本人であることを誇りに思える本。

    子供の家庭科にこういうことも教えては如何か。
    本枯節がどれほど手間のかかるものか、今の子は知っているのだろうか。まさか、見たこともないだろうか。

    それから、科学も技術もない大昔に、手と五感と感覚で発酵技術を編み出した昔の方々にお礼と尊敬の念を抱く。

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    2021年12月07日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    自分は発酵について科学的に詳しく、かつ広いテーマについて知りたかったためこの本を選びました。期待どおりの内容で、様々な知見とその合理性に驚かされました!

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    2018年10月25日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    発酵にまつわる科学について体系的に情報量多く伝えており疑問に感じることもすぐに答えている。素晴らしい。黄麹と黒麹の違い、キモシンの合成、味の素の合成、ワインへの亜硫酸塩の点火どれも疑問に感じていた事柄がわかりやすく伝えられている。

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    2018年03月25日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    自分も農学部出身だし一通りのことは知っているつもりだったけど、この書籍で楽しみながら整理ができて良かった。

    カルボキシル基とかアミノ基とか大学の頃以降で久しぶりに思い出したり。

    いろんな発酵食品について説明がある中で、著者の中島先生はとりわけ納豆が好きなんだろうなぁというのが文章から伝わってきて微笑ましい。

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    2025年12月19日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    最近、発酵食品に興味があって、手に取ってみました。タイトル通り、発酵を科学的視点で解説しているので、化学式が出てきたり、発酵に必要な酵素の名前が出てきたりと、理解できないことも多く、すぐ眠くなっちゃってなかなか読めませんでした笑。
    が、実際に馴染みのある発酵食品の説明に入ると、普段何も考えずに使っている調味料や食品がなかなかに奥深く、とても勉強になったし、日本は本当に発酵食品に恵まれた国で、それが私たちの健康を支えてくれていると知る事ができ、とても面白かったです。

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    2023年05月20日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    納豆や味噌、醤油、漬物、酢などの発酵食品について、発酵に係わる微生物や発酵の仕組みなどを解説した本。表紙には「日本の伝統」とあるが、ヨーグルトやチーズについても、日本の食事に定着した発酵食品として取り上げている。普段から発酵食品を食べようという気になるし、自分で作ってみたくもなる。
    少し前に小倉ヒラクさんの「発酵文化人類学」を読んで手前味噌を仕込んだのだけれど、この本を読んで、今度はぬか漬けを始めたくなった。

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    2021年05月01日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    発酵食品を化学的に解説した話しと
    発酵食品にまつわる美味しい話。
    腐敗と発酵の違いとか発酵と旨さの関係とか、発酵によって出来る善玉菌が体に良い事を知って食する方が知らないよりは「あぁ効いてるなぁ」と、より身になる気になれます。

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    2021年04月18日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    ネタバレ

    理系の専門的な内容で理解できない箇所は多いが、それ以外から知識を拾っていけば学びが多い。「発酵」に少しでも興味があれば是非!

    メモ

    四季がはっきり 日照降雨も適度 夏場に水 全土で稲が栽培可能な瑞穂の国
    自然災害に身近 自然を敬い、畏怖
    発酵は風土に根ざした食材と気候 作る人と食べる人の長年の対話 旅行者には不向き
    海水の塩分3.5 8になると微生物限られ15で生育できな
    塩で腐敗を遅らせる
    糖分多い食品を通期を封じて保存すると乳酸菌繁殖
    乳酸を生成しphを低下し酸性 中性を好む雑菌を死滅
    魚や肉や牛乳はタンパク質 窒素と硫黄含む 微生物の分解でアンモニアやアミン phが中性から塩基性

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    2020年01月06日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    妻のお下がり。マイクロバイオームについていろいろ読んだあとだと、応用編みたいな位置付け。
    細菌(だけではないが)の食利用について。
    洋の東西を問わず利用されている発酵について、簡単な化学式と合わせて、製造工程と歴史が紹介されている。発酵が気になった初学者には、文章も読みやすく、ちょうど良い内容。
    発酵に関する基礎知識とともに、色んな発酵食品を試してみたくなる良書。

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    2018年06月09日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    献本当たりました。ありがとうございました。おいしゅうございました。いやおもしろでございました。食生活に発酵食品は欠かせないものですが、どのようなメカニズムにより作られるのか、興味深いものでした。日本や世界の発酵文化をつくりだした先人たちの知恵と工夫に感謝せねばなりませんね。14世紀日本で既に麹菌の純粋培養と商業化が達成されていたとは驚きです。日本醸造学会が麹菌を国菌として認定したなんて知りませんでした。国菌って。麹菌の学名はアスペルギルス・オリゼー。かっこよさ漂う名称です。臭い食品ランキング紹介なんて面白いです。想像するだけで私には無理っぽいですが。「発酵食品は生き物である。本当に美味しい発酵

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    2018年02月13日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    発酵食品と言えば小泉武夫先生なんだが、またちょっと違った切り口というか、「科学」に力点を置いた本。ベンゼン環とか普通に出てきます。つても、固過ぎて数式が多くて読めないブルーバックスでもなく、むしろ、発酵に限らず、人間の五味についての説明とか幅広いところがあって、面白く読めた。

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    2022年09月13日
  • 日本の伝統 発酵の科学

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    以前から興味はあったが、発酵検定なる試験ができたということで、発酵業界自体が盛り上がっているなと思い読んでみた。薄い本だけど内容はものすごい濃いので、一回読むだけではなかなか理解できない。人間の都合で腐敗と発酵を分けているが、どちらも菌の生育の結果である。世界は菌でできている。発酵した食品を最初に食べた人はすごいなと昔から思ってきたが、食べるか飢餓で餓死するかみたいな極限状態だったのかなと妄想。

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    2019年06月05日