鈴木鎮一の作品一覧

「鈴木鎮一」の「愛に生きる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 愛に生きる
    4.3
    1巻935円 (税込)
    多くの世界的なヴァイオリニストを育てた「スズキメソード」を考案した鈴木鎮一氏による、愛に満ちた教育論を収録した名著。子どもの才能を育む教育論は、音楽関係者のみならず、教育関係者からも読み継がれてきた。「才能は天賦のものではなく、育てられるもの」という強固な信念を持った鈴木氏は、子育てに有益な至言を数多く残しています。人生が変わるかもしれない力を秘めた、名著中の名著といえるでしょう。

ユーザーレビュー

  • 愛に生きる

    Posted by ブクログ

    愛を感じる教育論だった。
    あとがきに以下のように書いてある。

    この地上に生まれるすべての子どもが、みんなよい人間に、しあわせなひとに、好ましい能力のひとになるように−という祈りの心がいっぱいで、今日のわたしは生きております。すべてのこどもは、ことごとくその可能性をもって生まれていることを知ったからです。

    自分もこのように謙虚な気持ちで子育てしよう、無限の可能性を持つ子どもを、育て損ねることのないように努力しよう、と襟を正された。

    筆者は最近の教育は教える方ばかりをやって、育てることをしていない、という。テストは子供に順位をつけるためのものではなく、どれだけみんながわかったか・わからなかっ

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    2025年01月23日
  • 愛に生きる

    Posted by ブクログ

    これまで、スズキメソードについてほとんど知りませんでしたが、この本を読んで行間から溢れ出る鈴木鎮一先生の素晴らしいお人柄にとても惹かれました。

    すぐやること、休まずゆっくり続けていくことの大切さを思い出させてくれる本。
    はっとさせられる言葉がたくさん詰まった素敵な本です。

    「私の心に響いた文章ベスト3」は…

    「能力が身につく手続きには時間がかかる。(中略)もうだめだとあきらめてしまうとせっかく育ち始めていた能力も外に現れずにしぼんでしまう。そこを忍耐強く繰り返す。そうすれば立派に育ってくる。」

    「いつの場合でも優れたものを感じる営みは相手によるのではない。それは自分自身のうちに感じ取る

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    2019年11月20日
  • 愛に生きる

    Posted by ブクログ

    自分の子どもに才能教育を受けさせるかどうかは別として、
    読んでいて、その考え方には背筋がピンと伸びる。

    才能というものは、生まれつきあるものではなく、
    その育った環境によって育まれるものである、という考え方。

    それは、希望が持てるという意味で優しいようでもあるし、
    自分の努力次第という意味では厳しいことでもある。

    論理的、ではないという批判も目にしたが、
    そもそも人を育てることが論理的に出来るのであれば、
    苦労しないのではないか、と思う。

    自分の子どもには才能がない、などと、
    型にはめない、ということが大事なのだろうと思う。

    [more]
    (目次)
    ●能力は育てるものだ
    ●耕児君とわ

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    2018年10月12日
  • 愛に生きる

    Posted by ブクログ

    幼稚園以来の幼馴染みが、アメリカの日本人幼稚園で先生をしている。
    ひょんなことから幼児教育に興味を持ち、一時帰国した友人に話を聞くと、いろんな本を貸してくれた。
    その中の一冊がこれだ。

    私の友人たちは、「ヨコミネ式」という幼児教育法を取り入れた幼稚園に子どもたちを通わせているが、
    確かに、子どもたちは読み書きも運動もよくでき、自信をもってすくすく育っている。

    この著者、「鈴木メソッド」というヴァイオリンによる幼児教育法を提唱した鈴木鎮一さんの考え方も、
    おそらく共通したところがあると思うが、それに加えて、音楽という芸術の持つ力もすごいと思った。

    つまり、才能とは生まれつきではなくて、育て

    0
    2010年09月14日
  • 愛に生きる

    Posted by ブクログ

    この英才教育は人に競り勝つためのものとは違います
    「もし、世界の国々が自分の国々の幼い子供たちをほんとうによい人間に育て上げることに全力を注ぐならば、たぶん、地上から戦争はなくなるでしょう」
    という鈴木氏の言葉にあるように、もっと深い宗教的な念いを感じさせられる内容です。
    読みながら念いを実践に変えていくその生き方に感動しました。

    多分ただの英才教育のノウハウだけならここまで広く世界に広まることはなかったのでしょう

    愛に生きる、と言う題名がぴったりの名著です

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    2010年07月04日

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