鈴木鎮一の作品一覧
「鈴木鎮一」の「愛に生きる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木鎮一」の「愛に生きる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
愛を感じる教育論だった。
あとがきに以下のように書いてある。
この地上に生まれるすべての子どもが、みんなよい人間に、しあわせなひとに、好ましい能力のひとになるように−という祈りの心がいっぱいで、今日のわたしは生きております。すべてのこどもは、ことごとくその可能性をもって生まれていることを知ったからです。
自分もこのように謙虚な気持ちで子育てしよう、無限の可能性を持つ子どもを、育て損ねることのないように努力しよう、と襟を正された。
筆者は最近の教育は教える方ばかりをやって、育てることをしていない、という。テストは子供に順位をつけるためのものではなく、どれだけみんながわかったか・わからなかっ
Posted by ブクログ
これまで、スズキメソードについてほとんど知りませんでしたが、この本を読んで行間から溢れ出る鈴木鎮一先生の素晴らしいお人柄にとても惹かれました。
すぐやること、休まずゆっくり続けていくことの大切さを思い出させてくれる本。
はっとさせられる言葉がたくさん詰まった素敵な本です。
「私の心に響いた文章ベスト3」は…
「能力が身につく手続きには時間がかかる。(中略)もうだめだとあきらめてしまうとせっかく育ち始めていた能力も外に現れずにしぼんでしまう。そこを忍耐強く繰り返す。そうすれば立派に育ってくる。」
「いつの場合でも優れたものを感じる営みは相手によるのではない。それは自分自身のうちに感じ取る
Posted by ブクログ
自分の子どもに才能教育を受けさせるかどうかは別として、
読んでいて、その考え方には背筋がピンと伸びる。
才能というものは、生まれつきあるものではなく、
その育った環境によって育まれるものである、という考え方。
それは、希望が持てるという意味で優しいようでもあるし、
自分の努力次第という意味では厳しいことでもある。
論理的、ではないという批判も目にしたが、
そもそも人を育てることが論理的に出来るのであれば、
苦労しないのではないか、と思う。
自分の子どもには才能がない、などと、
型にはめない、ということが大事なのだろうと思う。
[more]
(目次)
●能力は育てるものだ
●耕児君とわ
Posted by ブクログ
幼稚園以来の幼馴染みが、アメリカの日本人幼稚園で先生をしている。
ひょんなことから幼児教育に興味を持ち、一時帰国した友人に話を聞くと、いろんな本を貸してくれた。
その中の一冊がこれだ。
私の友人たちは、「ヨコミネ式」という幼児教育法を取り入れた幼稚園に子どもたちを通わせているが、
確かに、子どもたちは読み書きも運動もよくでき、自信をもってすくすく育っている。
この著者、「鈴木メソッド」というヴァイオリンによる幼児教育法を提唱した鈴木鎮一さんの考え方も、
おそらく共通したところがあると思うが、それに加えて、音楽という芸術の持つ力もすごいと思った。
つまり、才能とは生まれつきではなくて、育て