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多くの世界的なヴァイオリニストを育てた「スズキメソード」を考案した鈴木鎮一氏による、愛に満ちた教育論を収録した名著。子どもの才能を育む教育論は、音楽関係者のみならず、教育関係者からも読み継がれてきた。「才能は天賦のものではなく、育てられるもの」という強固な信念を持った鈴木氏は、子育てに有益な至言を数多く残しています。人生が変わるかもしれない力を秘めた、名著中の名著といえるでしょう。
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Posted by ブクログ
愛を感じる教育論だった。 あとがきに以下のように書いてある。 この地上に生まれるすべての子どもが、みんなよい人間に、しあわせなひとに、好ましい能力のひとになるように−という祈りの心がいっぱいで、今日のわたしは生きております。すべてのこどもは、ことごとくその可能性をもって生まれていることを知ったから...続きを読むです。 自分もこのように謙虚な気持ちで子育てしよう、無限の可能性を持つ子どもを、育て損ねることのないように努力しよう、と襟を正された。 筆者は最近の教育は教える方ばかりをやって、育てることをしていない、という。テストは子供に順位をつけるためのものではなく、どれだけみんながわかったか・わからなかったかを調査するためのものであり、教える側の成績表である、と。 いや本当にそうだなぁ、とハッとした。 運動神経も、記憶力も、勉強も、やれば身につく。出来なければ何度も繰り返すのみ。やらなきゃいけないなぁとおもったらすぐやる。必要な時に実行できる実行力が身に付かないと、長い人生の中でチャンスをつかみ損ねる。 やればいいな、で終わるのは思わないのと同じ結果。 もし間違った癖が身に付いたら、矯正するのではなく新しい能力を身につければよい。 幼少期に人生の基本となる能力や生きる姿勢を身につけさせよう。頑張ろう、と思った。、
これまで、スズキメソードについてほとんど知りませんでしたが、この本を読んで行間から溢れ出る鈴木鎮一先生の素晴らしいお人柄にとても惹かれました。 すぐやること、休まずゆっくり続けていくことの大切さを思い出させてくれる本。 はっとさせられる言葉がたくさん詰まった素敵な本です。 「私の心に響いた文章ベ...続きを読むスト3」は… 「能力が身につく手続きには時間がかかる。(中略)もうだめだとあきらめてしまうとせっかく育ち始めていた能力も外に現れずにしぼんでしまう。そこを忍耐強く繰り返す。そうすれば立派に育ってくる。」 「いつの場合でも優れたものを感じる営みは相手によるのではない。それは自分自身のうちに感じ取る力を持っていなければならない。」 「1年でもそれを目指してやり続けることができるならば、短所は変じて長所となるでしょう。10年続ければ非凡の人となる。」 これらの金言を胸に刻み付けて、今日も練習に、仕事に頑張ろう!という力をもらえる大切な本となりました。
自分の子どもに才能教育を受けさせるかどうかは別として、 読んでいて、その考え方には背筋がピンと伸びる。 才能というものは、生まれつきあるものではなく、 その育った環境によって育まれるものである、という考え方。 それは、希望が持てるという意味で優しいようでもあるし、 自分の努力次第という意味では厳...続きを読むしいことでもある。 論理的、ではないという批判も目にしたが、 そもそも人を育てることが論理的に出来るのであれば、 苦労しないのではないか、と思う。 自分の子どもには才能がない、などと、 型にはめない、ということが大事なのだろうと思う。 [more] (目次) ●能力は育てるものだ ●耕児君とわたしたち ●非凡への道 ●くり返しくり返せ ●わたしの歩み ●トルストイとの出会い ●モーツァルトに抱かれる ●思ったら実行せよ ●ヴァイオリンの才能教育 ●こうして、いま
幼稚園以来の幼馴染みが、アメリカの日本人幼稚園で先生をしている。 ひょんなことから幼児教育に興味を持ち、一時帰国した友人に話を聞くと、いろんな本を貸してくれた。 その中の一冊がこれだ。 私の友人たちは、「ヨコミネ式」という幼児教育法を取り入れた幼稚園に子どもたちを通わせているが、 確かに、子どもた...続きを読むちは読み書きも運動もよくでき、自信をもってすくすく育っている。 この著者、「鈴木メソッド」というヴァイオリンによる幼児教育法を提唱した鈴木鎮一さんの考え方も、 おそらく共通したところがあると思うが、それに加えて、音楽という芸術の持つ力もすごいと思った。 つまり、才能とは生まれつきではなくて、育てるもの。 「すべての幼い命がよく育つ可能性をもって生まれてきている」という人間観の重要性。 幼い子どもたちに友情と尊敬をもって接し、よい人間に、好ましい能力の人になるように育てていく。 音楽を通して、生きる喜び、温かい人間性を養っていく。 聖書的に見れば、人間は生来、歌や音楽を通して創造主なる神をほめたたえるために造られている。 バッハやモーツァルトは天上の音楽だとしばしば言われるが、 音楽を通しての幼児教育を子どもたちに施すことは、 人間が本来の人間性<真・善・美を感じる心>を豊かに持つ人生を送るための秘訣だと、強く思った。
この英才教育は人に競り勝つためのものとは違います 「もし、世界の国々が自分の国々の幼い子供たちをほんとうによい人間に育て上げることに全力を注ぐならば、たぶん、地上から戦争はなくなるでしょう」 という鈴木氏の言葉にあるように、もっと深い宗教的な念いを感じさせられる内容です。 読みながら念いを実践に変え...続きを読むていくその生き方に感動しました。 多分ただの英才教育のノウハウだけならここまで広く世界に広まることはなかったのでしょう 愛に生きる、と言う題名がぴったりの名著です
この本を初めて読んだのはもう10年位前になるだろうか。 きっかけはエレファント・ラブというラップグループだった。渋谷のクアトロに忌野清志郎のライブを観に行ったのだが、そのときにジョイントで出演していたのがこのエレファント・ラブであった。ほとんどラップは聴いたことがないのだが、なかなか面白いもんだな...続きを読むぁと思った。そして、帰りにアンケートを出したのだが、それから彼らの「エララブ通信」なる会報のようなものが隔月くらいで届くようになった。 その会報の中で、あるときこの鈴木 鎮一氏の著書『愛に生きる―才能は生まれつきではない』が紹介されていた。エレファント・ラブとこの本のタイトルの組み合わせは異質だったので、とても印象に残り、後日本屋で確認して購入した一冊だった。 著者の鈴木鎮一氏(1898~1998)は、“スズキ・メソード”と呼ばれるヴァイオリン教育の普及に勤めた方で、多くの音楽家、そして子供達を育ててきた方である。この著者の子供達へのまなざしこそが、「愛に生きる」姿勢そのものだったようである。ヴァイオリンのお稽古というと、どこか敷居が高く、特別なもののように感じてしまう。しかし、鈴木先生のこの著書を読んでいると、ヴァイオリン教育とは、ヴァイオリンというものを通して人間を形成するためのもので、決して特別な人たちだけのものではないことを教えてくれる。ヴァイオリニストになるため、音楽家になるため、という打算的な視点ではなく、その前にある人間性の形成の大切さを教えてくれます。 当院にはバレエを習っているお子様、大人の方も多く来ますが、バレエをやっている方に共通しているのは、みなとても礼儀正しいということです。この礼儀正しさというのは、自然な身のこなしの中に舎るものであり、周りをとても明るくしてくれるものです。見た目は華やかな世界ではありますが、その華やかさを演出するために、演技者達はハードな練習を重ねています。この練習の積み重ねの中に、礼儀の土台作りがあるのかもしれません。 ヴァイオリンとバレエでは違うかもしれませんが、何か共通するものが根底には流れているような気がします。 久しぶりに手にした鈴木鎮一氏の『この愛に生きる―才能は生まれつきではない』。初めて手にしたときと同じところで、目が留まりました。そして、何度も何度も心の中で反芻してみました。 それはこんな文章です・・・。 「思うだけでは能力ではない。それは、思わないのと結果は同じだ。やってのけてこそ、能力なのだ。思ったら行う能力を身につけよう。」 思ったらやる、思ったら実行する。単純なことですが、これが一番難しい。いや、“難しい”と思ってしまう時点で、すでに実行することを避けているのだ・・・。この本を再び読みながら、“実行”を誓いました・・・。
1966年初版のこの本が読み継がれる理由。 自己啓発はどうあるべきか。 原点が垣間見えます。 おすすめです!
才能は生まれつきではない。たゆまぬ努力の積み重ね。 幼児が500回で出来たことは、大人でも5,000回繰り返すと出来るようになる。 著者の鈴木さんはバイオリン指導を通じて「才能は生まれつきではない」を教えているけど、全てのことに対して当てはまると思う。 私は30歳にしてこれこそ一生をかけてやっていき...続きを読むたい仕事だ! というものを見つけたけれど、そんな私にとってとても力強い言葉になった。 ひたすらに自分を磨き、「その道のプロ」になるぞ! と、熱く思える本。 現在4歳になる娘への接し方や、何かを習わせる時の親としての注意点への参考にもなります。 バイオリンを習わせたい……(影響を受けやすいヒト)。
スズキメソードの創始者である鈴木鎮一先生の著書です。この本自体1966年に第一刷発行とある程歴史のある物。内容を読んでまた驚き。私の親が子供だった頃既にこんなすばらしい幼児教育、ヴァイオリンを使った英才教育をしていたなんて!!鈴木鎮一先生のお人柄がこの本で伝わってきますし、私が音楽音痴なだけ余計に「...続きを読む音楽は高い感覚・美しい心をはぐくむ」「どの子も育つ育て方ひとつ」など、私の心に響きました。
本物の人間教育としての音楽教育について、深い情熱に基づき書かれており大変感銘を受けた。 最上の環境において育てることが大事、天才という生まれつきの才能はない、どの子も育つ、育て方ひとつ という言葉に、才能のなさを嘆くおのれの小ささを恥じいった。最上の環境をどこまで作れるかは自信がないけれど自分の...続きを読むベストを尽くそう。
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