大西英文の作品一覧
「大西英文」の「生の短さについて 他二篇」「はじめてのラテン語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大西英文」の「生の短さについて 他二篇」「はじめてのラテン語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
古代ローマ時代の哲学者セネカ。
訳者あとがきで、セネカがどれほど数奇な人生を歩んだかを知った。
小さな頃から虚弱で病気がちで、病気のために命を落としそうになることもあれば、病弱を理由に死刑を免れることもあった。
雄弁で博識がゆえに嫉妬されて抹殺されそうになったり、その知性を買われて要職に抜擢されることもあった。
時の権力者たちの気の向くままにいとも簡単に人が暗殺された時代。
周りのものは権力者の思惑に翻弄され、“悲劇的疎外状況の中で孤立し、唯一内なる自我へ眼差しを向けることで自由を得た“そんな過酷な日々の中で、人間とは、生きるとは、死とは何かといった根源的な問いに対する考えを深めていったセネカ
Posted by ブクログ
理解の整理↓
① 自分の人生の主導権を感情ではなく理性で握らなければならない。
② しかし、その理性が自己正当化(自分を説得する方向)に偏っていないかを常に疑わねばならない。
③ そして、その理性が現実(代償・他者への影響・自分の限界)を正確に把握し続けているかに絶えず注意を払わねばならない。
④理性判断は変化するので、生きている限り理性を監視し続けなければならない
感情・衝動・外圧で動いた行為は、後から見ると、「あの時は仕方なかった、流されていた、忙しすぎて覚えていない」と人生の断片として散逸する。
一方、理性に基づく行為は、「なぜそれを選んだか説明できる、他の選択との関係が分かる、
Posted by ブクログ
SNSで見かけて気になったので読んでみた。
本書には『生の短さについて』『心の平静について』『幸福な生について』の三篇が収録されている。
このような哲学書を読むのは初めてだったが、思ったよりも読みやすくて驚いた。
時間はかかったものの、最後まで読みきることができた。
全てを理解できたとは言えないが、ストイックな自己啓発書のような読み心地で、サッパリした文章を読むのが楽しかった。
しかし著者と自分の間に時間が空いているため、現代の自己啓発書のようなプレッシャーは感じなかった。
いい意味で、好きなところを選んでいくことができる。
言い回しがかっこよく、痺れた箇所がいくつもあった。
訳者による『解