作品一覧

  • ZEN 禅的マネジメント
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    【内容】 禅の入門書「十牛図」は、禅の修行者ばかりでなく、本来の自己を知り、喜びとともに生きることを目指す人に深い示唆を与えてくれます。 本書では、この「十牛図」をアップデートして、自分を見失っている人、モヤモヤしている人に向け、その迷いや悩みから解放される道筋を示します。 特に新型コロナウイルス感染症によって、社会は大きく変わりました。 多くの人はいらだち、社会的、政治的、経済的な不安と恐怖に陥り、それが至るところで噴出しています。そんな混沌とした時代だからこそ、この「禅的マネジメント」の考え方が必要とされるのです。 推薦者・曹洞宗僧侶の藤田一照さんとの特別対談も読みごたえ十分です。 【目次】 第1章 なぜ今、禅なのか 第2章 悟りの指南書「十牛図」のあらまし 第3章 これからの生き方を導く「禅的マネジメント」いのちの喜びに向けて 第4章 旅のはじまり「発見」research 第5章 自分を抱きしめる「共生」respect 第6章 今までの枠を手放す「忘却」reframe 第7章 いのちの喜びのままに生きる「開花」resonance「再生」reborn 【著者】 小森谷 浩志(こもりや ひろし) 経営思想家、博士(経営学)、いのちの喜びをひらくひと。 株式会社ENSOU代表取締役社長、株式会社ジェイフィール コンサルタント、神奈川大学経営学部国際経営学科講師、一般社団法人インターナショナルZENカルチュラルセンター理事。 約30年前に曹洞宗開祖道元の弟子懐奘が綴った『正法眼蔵随聞記』に邂逅。それ以来、瞑想とともに、日常の生活において禅の智慧を活用、研究を続けている。 現在「いのちが喜ぶ経営」をテーマに活動。 自覚の方法論として東洋の智慧、特に禅の基本テキスト「十牛図」に着目。内省と対話を鍵にマネジメント・コミュニティを中核とした組織開発、個の本来性の開花にアプローチするワークショップを、キヤノン、DeNA、富士通、富士フイルムなどの企業、NPO、教育機関、社会起業家に提供している。ここまで約50社のコンサルティング、3000回のワークショップで、延べ約50000人の方々と関わってきた。 2010年から始めたファシリテーター養成講座は修了生が400名を越え、学習するコミュニティを継続中。カナダのモントリオールで行われたグローバルカンファレンスREFLECTIONS 2017では、世界20数カ国の参加者に「禅とマネジメント」を発信、話題を呼んだ。
  • 幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える
    3.8
    1巻1,527円 (税込)
    はじめに 1章 幸福学が経営を変える 第1節 なぜ幸福を研究するのか ■SNSで“炎上”した、幸福に関するひとつの質問 ■「それ、何の役に立つの?」――科学技術の進歩に疑念 ■幸せの姿は多様でも、幸せに至るメカニズムは共通 第2節 知っておくべき幸福学の基本 ■幸せの定義 ■幸せを測る ■何が人を幸せにするのか――地位財と非地位財、フォーカシング・イリュージョン 第3節 幸福になるメカニズム――幸せは4つの因子から ■因子分析とは何か ■やってみよう!ありがとう!なんとかなる!ありのままに! ■大切なのはバランスと全体 第4節 社員を幸福にする「ホワイト企業」の秘密とは ■働く人の幸せこそ企業や社会の成長の源泉 ■ESは時代遅れ!?業績は社員幸福度に比例する ■やりがいという“幸せの青い鳥”を探して ■いきいき、のびのび、すくすく――ホワイト企業の3つの因子 ■ホワイト企業はブラック企業よりも儲かるのか 2章 働く人の幸せを追求する ホワイト企業大賞受賞企業の物語 ■西精工株式会社(徳島県徳島市) 社員の幸せを追求した大家族主義的経営で 「人生最後の日まで出社したい」と思われる会社に ■ぜんち共済株式会社(東京都千代田区) 「社長はいてもいなくても同じ」と言われるほどの オープンでフラットな風通し経営 ■有限会社アップライジング(栃木県宇都宮市) 「人の成長が何よりうれしい」 会社は家族に誇れる人間力大学校 ■ダイヤモンドメディア株式会社(東京都港区) 人が本来持つ力を引き出す 上司も部下も理念もないホラクラシー経営 3章 これまでの経営学 これからの経営学 第1節 経営学とはどんな学問か ■経営学の出発点 「テーラーイズム」 ■経営学の系譜 ■経営学が生んだ3つの病 第2節 これからの経営学はどこに ■存在を掘り下げる経営 ■利を追わない経営 ■苦悩を味わう経営 ■これからの経営学に向けた4つのヒント 4章 ホワイト企業への道 ――The White Company Way 第1節 ホワイト企業とは ■ホワイト企業大賞の発足 ■ホワイト企業を目指して歩き続けるために 第2節 日本型経営の再発見 ■自由闊達だったソニーがアメリカ流合理主義的経営で凋落するまで ■フロー経営を生んだ日本型経営 ■日本型経営の本質をとらえたアベグレン ■日本独自の経営を探求し、世界をリードしていく 第3節 ホワイト企業大賞の概要 ■ホワイト企業への道をともに歩む、ホワイト企業大賞の活動 ■第1回から4回までのホワイト企業大賞 表彰企業 むすび
  • 週イチ・30分の習慣でよみがえる職場
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    ミンツバーグ教授が開発! 世界20カ国以上! 国内3600人超のマネジャーが効果を実感! ●「チームがまとまらない」 「みんなが自主的に動いてくれない」 「職場で孤独感を覚える」 ……そんな悩めるマネジャーのための強力メソッドがある。 本書で紹介する「マネハプ」だ。 ●「マネハプ(マネジメントハプニングス)」とは、 経営学の権威(グル)、 ヘンリー・ミンツバーグ教授が開発した 人材育成プログラム「リフレクションラウンドテーブル」の中核となる手法。 ●このプログラムは世界でも広がりを見せて、 今では世界20カ国以上に展開されている。 日本でも、全国5万人の人事キーパーソンが選ぶ 「HRアワード」教育・研修部門で最優秀賞を受賞するなど、 効果の高さには定評がある(第1回「プロフェッショナル部門」)。 ●毎週1回、同僚たちとその週に職場で起こった出来事を振り返って(内省)、 互いに語り合う(対話)。 このシンプルな習慣を実践していくと、 職場での関係性がよみがえってくる。 結果、ストレスが減り、働きがいが向上し、 組織のパフォーマンスもあがっていく…… これが「マネハプ」を軸にした組織の変容サイクルだ。 ●本書は、「マネハプ」の意義、効果から、 実際の進め方までを丁寧に解説。 事例編では、ニチバン、富士通研究所、立川市役所、 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリなど、 6つの先進事例を紹介している。

ユーザーレビュー

  • ZEN 禅的マネジメント

    Posted by ブクログ

    経営学博士・経営コンサルタントの専門家である著者が、曹洞宗の禅と出会い、日常生活に禅の智慧を活用しながら研究を続ける中で、特に禅の基本テキスト『十牛図』に着目し、内省と対話を鍵とするマネジメントのワークショップやコンサルティングを多くの企業・組織に提供してきた実践と研究を踏まえ、人の本質的な変容の科学としての「成人発達理論」の学術研究から分かったことにも照らしながら、禅的マネジメントを勧める一冊。

    仏教の基本的な事項から、仏教における禅の位置付け、「十牛図」についての平易な解説、成人発達理論についての平易な解説、内省の具体的な進めかた、自分の無意識に内在する「影」との向き合いかた(シャドーワ

    0
    2025年03月30日
  • 幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新年やっとクリアした1冊め、ホワイト企業の事例はどれも泣ける星5つです!
    利益はあくまで結果であり、目的にしてはいけないんだと感じました。

    ------ここから気になったフレーズ
    「会社が儲からなければ社員を幸せにすることもできない」
    という場合、利益の追求による業績向上が「原因」で、社員の幸せ実現はその「結果」ということになる。逆の因果関係は本当にありえないのか?
    かつては、企業が社員を不幸にすることで競争に勝てる時代があった。しかし、それはもう限界。逆に、これからは働く人を幸せにできる企業しか生き残れないー
    ・幸せには長続きしないもの(地位財による金、モノ、社会的地位)と長続きするもの(

    0
    2020年01月12日
  • 幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える

    Posted by ブクログ

    就職してから、どうせ仕事するならば成果を上げて評価されたいと頑張ってきた。評価されれば仕事が楽しく幸せになると思い込んでいたけれど、そうはならなかった。その理由が本書を読んでわかり、納得できた。評価されたその一瞬は嬉しくても、それは毎日の仕事の楽しさには繋がらないものだったのだ。

    ではどうしたら幸せになれるのか?

    まず個人レベルでは、本書で挙げられている「幸せの4つの因子」を満たすように、仕事を通して自己実現を図りながら成長し、自己否定ではなく自己受容し、人の目を気にせず自分らしさを追求することが必要となる。
    これを実行していくためには、まず自分を理解しなければならない。自己実現で目指した

    0
    2020年03月08日
  • 幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの内容。
    共著のためやや焦点がぼけている印象。

    前野先生の幸福学の本を別途読むこと。

    0
    2019年04月07日
  • 週イチ・30分の習慣でよみがえる職場

    Posted by ブクログ

     ミニ小説を合間にはさみ、マネジメントハプニングスのことがよく理解できます。内省と対話というと、極めて当たり前な気もしますが、こればかりは実際に自分が一歩踏み出してやってみないと分かりません。週1回30分ならば始めやすいと思いますので、身近な数人からやってみるのも良いなと思います。
     実際の企業での事例も掲載されており、より具体的に「マネハプ」について知ることができました。リフレクションラウンドテーブルについては、途中で重要なキーワードとしても出てくるのですが、私としてはいまいち全容が掴めずにいますので、もう少し詳しい記述があると助かるなと思いました。

    0
    2019年02月05日

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