作品一覧

  • アリ語で寝言を言いました
    4.4
    熱帯の森を這いずり回り60回以上ヒアリに刺されまくった「アリ先生」による驚愕のアリの世界 ・農業をするキノコアリ・ハキリアリは超おしゃべり・働きアリは全員メス・働きアリ「2:6:2」の法則は本当か?・飲まず食わずで働き3か月で死ぬ働きアリ・結婚に失敗して実家に帰る女王アリ・オスのアリは役立たず…? 頭 が大きく変形して一生巣の「ドア」係をするアリやひたすらお腹に蜜をため込み巣の「貯蓄庫」となるアリもいる。 究極の役割分担社会に進化した、アリはすごい! ・ヒアリの痛みは「中の上」・アリのゴミ捨て場に寝転ぶとひどい目に遭う・アギトアリに刺されて手がはれ上がる・アリをスッスッと「吸って」採取して蟻酸酔い・アリのおなかにマーキングして、超地味な50時間個体観察 アリの研究はラクじゃないけど、やっぱり楽しい! ※電子版は掲載写真を一部をカラー化しております。
  • 働かないアリ 過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~
    3.8
    1巻1,155円 (税込)
    おしゃべりするアリを研究する 「アリ先生」による面白すぎるアリの生態 ・葉っぱを切って集め、キノコを育てるハキリアリは超おしゃべり!? ・アリは極寒、酷暑の砂漠でも活動でき、海中に住むアリも!? ・24時間ほぼノンストップで働き3か月で死んでしまうアリ ・巣全体の4%しか働かないアリ ・夫婦で寄生するフリーライダーのアリ ・死をコントロールされてしまうゾンビアリ ・子育て中はアリも寝不足になる ・アリも睡眠時間が寿命に影響する……etc.  アリが地球上に登場してから約5000万年。  原始的な小さい社会で生きるアリから、超複雑でシステマチックな社会をつくる進化したアリまで、さまざまな種類のアリがいる。  人間社会では、この巨大な社会から振り落とされないよう、社会にコミットし、仕事をして奉仕しなければならない、働かざる者喰うべからず!という思考になりがちだ。  しかし働き者のイメージがあるアリの社会は、実際はそうでもない。 高度に進化した役割分担社会と、平等でのんびりした原始的社会。どちらの働きアリが幸せだろう?  多様でとんでもなく面白いアリの世界から、地球に登場して20万年にしかならない人類が幸せになるヒントをもらえるのではないだろうか。 特典音声 ハキリアリのおしゃべりが聞けます!
  • アリ先生、おしゃべりなアリの世界をのぞく
    -
    1巻1,650円 (税込)
    しゃべるアリに魅せられた「アリ先生」の ユニークすぎる科学エッセイ! <内容(予定)> ●虫、星空、化石…夢中になった少年時代 ●ムツゴロウさんが教えてくれたこと ●アリ研究者の日々 ●農業するアリ!? ハキリアリ ●研究:採集 ●研究:地道な観察・実験 ●アリ研究者の天国 ●刺されると痛いアリベスト3 ●最終日には気をつけろ! ●アリの音声コミュニケーション ●生物学研究の偉大な先達 ●人間社会とアリ ●ずっと「見ていたい」 ●アリ図鑑 ※本書は『働かないアリ 過労死するアリ』『アリ語で寝言を言いました』を再編集し、新規書き下ろしを分を加えたものになります
  • 呼吸から体のコアを変える! 体幹×呼吸トレーニング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ラグビー日本代表を鍛え上げたトレーニングメソッドと、メジャーリーグでも注目のトレーニング理論PRIを融合させた、今までにない体幹トレーニング本。正しい呼吸法を意識することで体幹を効果的に鍛え、強く美しいカラダをつくる!

ユーザーレビュー

  • 働かないアリ 過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    研究者と言う生き物が少しわかる本、サラリーマンとは違う。

    働く働きアリの割合が種によって違うと言うのは興味深いですね。働かないアリは本当はどんな仕事を受けもってるのだろう。
    あと、仕事の役割分担はどうやって決めたんだ?

    24時間働くとアリも早死にするんだな。適度に休んで長生きするべきとは思わないが、過労死はしないでほしい、きっと辛いから。

    全てのアリが生産性向上前年比5%とかいってたら恐ろしいな。資本主義社会がいかに不自然か気付かされる。

    0
    2024年06月02日
  • 働かないアリ 過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~

    Posted by ブクログ

    「アリ語で寝言を言いました」の村上先生のアリ本。今回も面白い。アリ愛にあふれてる。
     アリは現在1万5000種。まだまだ増えるかもしれないそうだ。
     初めに出てくるトゲアリの仲間だけでも、幼虫の出す糸で葉っぱを紡いで巣をつくるやつやら、クロオオアリに寄生して巣を乗っとるやつやら、満潮時水没する巣に住んでいて5℃以下であれば100時間も水中にいられるやつやら、第1章からなかなか面白い。
     その小さい相手に対して、体毛を剃ったり、解剖したり、研究者たちのすごい世界。
     村上先生は、分かりやすい書きっぷりで、とてもよみやすい。本の中のイラストも分かりやすくて面白い。
    途中やや難しいところがあったから

    0
    2024年05月12日
  • アリ語で寝言を言いました

    Posted by ブクログ

    あるラジオ番組で、著者の村上さんがゲスト出演されており、お話がすごく面白かったので、もっとしりたと思い、こちらの本を手に取った。
    アリの社会がこんなにも複雑で、かつ、そのシステムがこんなにも多様性に富んでいるということを知らなかった。さすが5000万年の歴史を持つだけのことはある…
    子どもを生まないけれど同胞のために休みなく動く働きアリ、勢力互角のため直接対戦を避けるハキリアリとグンタイアリ。働きアリを騙してコロニーを乗っとるサムライアリ…つい今の人間社会に投影してしまった。
    人類より遥かにながい生命の歴史を持つアリから学べることはかなり多そう!研究は大変そうだけど頑張ってほしい。応援してます

    0
    2024年04月30日
  • アリ語で寝言を言いました

    Posted by ブクログ

    ひたすらに面白い。アリは社会性のある生き物、ということだけはよく聞くが、その詳細は知らなかった。多くの人はそうなのではないだろうか。

    どうやら働き者らしい、この「アリ」という生物。
    ひとくちにアリと言っても多様な種類があり、それだけの社会の形態がある。

    直接的には子孫を残さない「働きアリ」がせっせと働く背景には「利己的な遺伝子」が暗躍していたり、「働きアリの法則」にはアリの種類による違いがあったり。身近なようで知らなかったアリの世界がらありありと提示される。

    そして何よりも、村上先生の情熱。この情熱に触れられるという点が、本書のもう一つの醍醐味だ。

    0
    2021年01月14日
  • アリ語で寝言を言いました

    Posted by ブクログ

    生き物に興味がある人はとても楽しく読めると思います。
    興味がなくても、村上先生のポップな文章で読みやすく、楽しめると思います。

    環境に適応しながら生きているアリと環境に負荷をかけながら生きている私たち人間。ありからは学ぶことがたくさんありました。

    0
    2020年12月30日

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