作品一覧

  • 未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来

    未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻850円 (税込)
    経済学者シュンペーターは「資本主義の欠点は自ら批判されたいと願っている点だ」と述べた。批判すらも飲み込み自己変容を遂げていく「未完」の資本主義。とりわけ近年は、テクノロジーの劇的発展により、経済の形が変わり、様々な矛盾が噴出している。本書は、「テクノロジーは資本主義をどう変えるか」「我々は資本主義をどう『修正』するべきか」について、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」7人に訊ねた論考集である。経済学、歴史学、人類学……多彩な視座から未来を見通し、「未完」のその先の姿を考える、知的興奮に満ちた1冊。
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

    フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕

    ビジネス・実用

    3.8
    1~3巻1,320円 (税込)
    全世界で大ベストセラーを記録した第1回「ビジネス・ブック・オブ・ジ・イヤー」賞受賞作が装いも新たに普及版になって新登場。ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、全世界で起きている巨大な変化を鮮やかに活写する。
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

    遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方

    ビジネス・実用

    3.7
    1~2巻1,980円 (税込)
    ■ピュリツァー賞を3度受賞した世界的ジャーナリストが放つ、全米大ベストセラー! ■「何かとてつもないこと」が起きている――社会のめまぐるしい変化を前に、多くの人がそう実感している。 だが、飛躍的な変化が不連続に高速で起きると、理解が追いつかず、現実に打ちのめされた気分にもなる。 何より私たちは、スマホ登場以来、ツイートしたり写真を撮ったりに忙しく、「考える」時間すら失っている。 そう、いまこそ「思考のための一時停止」が必要だ。 ■「平均的で普通な」人生を送ることが難しくなった「今」という時代を、どう解釈したらいいのか? 変化によるダメージを最小限に抑え、革新的技術に対応するにはどうしたらいいのか? ■常識が崩壊する社会を生き延びるヒントを教えてくれる全米大ベストセラー。 ウォール・ストリート・ジャーナル紙が選んだ「いま読むべき」本。
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(合本)

    フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(合本)

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,960円 (税込)
    全世界で大ベストセラーを記録した第1回「ビジネス・ブック・オブ・ジ・イヤー」賞受賞作が装いも新たに普及版になって新登場。ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、全世界で起きている巨大な変化を鮮やかに活写する。

ユーザーレビュー

  • 未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来

    Posted by ブクログ

    最悪のシステムの中の最善のシステムである、資本主義について、情報技術によってますます加速し、変容をしていく先に何が待っているのか。2019年の断面で7名の経済学者が未来を予測した書

    キーワードは以下です。

    米中の対立
    資本主義の修正と変容
    富の再配分
    人工知能の発達と普及、そして雇用への影響

    目次

    プロローグ 「未完」のその先を求めて

    Chapter1 ポール・クルグマン 我々は大きな分岐点の前に立っている
    Chapter2 トーマス・フリードマン 雇用の完新世が終わり、人新世がはじまる
    Chapter3 デヴィッド・グレーバー 職業の半分がなくなり、どうでもいい仕事が急増する
    Chapter4 トーマス・セドラチェク 成長を追い求める経済学が世界を破壊する
    Chapter5 タイラー・コーエン テクノロジーは働く人の格差をますます広げていく
    Chapter6 ルトガー・ブレグマン ベーシックインカムと1日3時間労働が社会を救う
    Chapter7 ビクターマイヤー=ショーンベルガー データ資本主義が激変させる未来

    エピローグ 加速する世界の中で

    ISBN:9784569843728
    出版社:PHP研究所
    判型:新書
    ページ数:204ページ
    定価:900円(本体)
    発売日:2019年09月27日

    0
    2023年01月26日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方

    Posted by ブクログ

    2001年から2016年に世界におきた、イノベーションとグロバリゼーションが世界に与えたものは何かをよく考えようというのが読者への投げかけです。
    854頁におよぶトーマス・フリードマンの大作、読みでがありました。
    下巻は、地政学的見地から世界の変化を考察するところから、コミュニティの重要さまでを描きます。

    結論は、こうです。
    「アメリカの悪いところは、無数のコミュニティ、田園地帯、都市部の多くが崩壊していることだ。
    しかし、いまのアメリカの良さは、団結して、市民が自分の将来に責任を持てるようにスキルとチャンスを得るのを手助けしているコミュニティや地域も、無数にあることだ。
    強権をふるう男ではなく、強力なコミュニティのみが、アメリカを再び偉大にする」

    歴史のブレークポイントは、3つ
    2001年 グランドゼロ
    2007年 デジタル・テクノロジー
    2008年 リーマンショック

    グローバリゼーションと、テクノロジー、気候変動の同時進行が、中流を支えてきた、高賃金で中スキルの仕事が、高賃金で高スキルの仕事と、低賃金で低スキルの仕事に二分されていく。それが個人のスキルの習得や、社会の制度の変化に追いつかない状況で起きていくといっています。

    下巻で気になって点は、次の通りです。
    ・第二次世界大戦からベルリンの壁崩壊までの期間は、信じられないような経済的平穏期間だった。ために、政治にも平穏を安定をもたらした。あらゆる人々を受け入れ、移民になることが容易だった。
    ・崩壊しかかっている国はほとんどといっていいほど、国境が直線になっている。19世紀の版図か植民地だったためで、民族、宗教、人種、部族とは無関係に国境が引かれ地形すら考慮されていないからだ。
    ・アラブの春は、スマホのソーシャルメディアに大きな潜在力があることを明らかにしたが、同時に大きな弱点も暴かれた。ソーシャルメディアでは意思の統一ははかれない。
    ・リーダシップが誕生するまでの期間を短縮することはむずかしい。シャルル・ドゴール、ドワイト・アイゼンハワー、ジョージ・ワシントンは、もがき、倒れ、起き上がっては連合を1つづつ積み上げて指導者になり、偉人になった。
    ・ロシアや、中国がサイバー攻撃という非対称戦を実行したのは、ほとんどコストがかからないため、西側では個人が法的に保護されているが、ロシアでは、メディアが規制されているので情報が広い範囲に行き渡るのを防げる
    ・愚かな人間の行為を浄化できるのは、母なる自然しかない。
    ・両親は私が幼いころから、人種差別主義者にならないよう私に教えたが、言葉でそう導いたわけではなかった
    ・アメリカ史としてみんなが陶酔していた最高の時代とは:公共政策と政治がうまく機能しつづけ、排他的でない政治が行われるためには、パイの拡大が欠かせない。収入格差が縮まり、繁栄が共有されて高い成長と高い平等がもたらされた。
    ・愛着をもって区域と結びつき、社会で私たちが属しているその小さな集団を愛することは、公共への情愛の起源である。
    ・彼らが信頼を示そうとする前に、私のほうから信頼を示すのです。
    ・だれもが、自分の習慣をまもってよいが、その根底にある特定の価値観、女性、法の支配、さまざまな宗教、公的機関、コミュニティの空間をどう扱うか をゆるがせにしてはならない。
    ・ヨーロッパの多くの国では移民をその国の主流の文化に溶け込ませるのに失敗したために、高い代償をはらった。分離したり、隔離したりする未来よりも、共有する未来の方がのぞましい。それには、信頼を打ちたてることがもっとも重要なのです。
    ・加速の時代には、学校とその後の人生で、だれもが、腕をあげなければならないということだ。そのためには、もう取り残される子供がいる状況を見過ごしている余裕はない。
    ・思いやりのある大人やメンターが若者にとって死活にかかわるくらいに重要だということだ

    目次は以下です。

    <上巻>
    Part1 熟考
     1 遅刻してくれてありがとう
    Part2 加速
     2 2007年にいったいなにが起きたのか?
     3 ムーアの法則
     4 スーパーノバ
     5 市場
     6 母なる自然
    Part3 イノベーティング
     7 とにかく速すぎる
     8 AIをIAに変える

    <下巻>
     9 制御対混沌
    10 政治のメンターとしての母なる自然
    11 サイバースペースに神はいるか?
    12 いつの目もミネソタを探して
    13 故郷にふたたび帰れる(それに帰るべきだ)
    Part4 根をおろす
    14 ミネソタから世界へ、そして帰ってくる
    <その後>それでも楽観主義者でいられる

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    2022年07月06日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

    Posted by ブクログ

    2001年から2016年に世界におきた、イノベーションとグロバリゼーションが世界に与えたものは何かをよく考えようというのが読者への投げかけです。
    854頁におよぶトーマス・フリードマンの大作、読みでがありました。
    上巻は2007年のテクノロジーのブレークポイントから、変化に翻弄される社会や人々を描きます。

    結論は、こうです。
    「アメリカの悪いところは、無数のコミュニティ、田園地帯、都市部の多くが崩壊していることだ。
    しかし、いまのアメリカの良さは、団結して、市民が自分の将来に責任を持てるようにスキルとチャンスを得るのを手助けしているコミュニティや地域も、無数にあることだ。
    強権をふるう男ではなく、強力なコミュニティのみが、アメリカを再び偉大にする」
    歴史のブレークポイントは、3つ
    2001年 グランドゼロ
    2007年 デジタル・テクノロジー
    2008年 リーマンショック

    グローバリゼーションと、テクノロジー、気候変動の同時進行が、中流を支えてきた、高賃金で中スキルの仕事が、高賃金で高スキルの仕事と、低賃金で低スキルの仕事に二分されていく。それが個人のスキルの習得や、社会の制度の変化に追いつかない状況で起きていくといっています。

    上巻で気になって点は、次の通りです。

    ・人生で恐るべきことはなにもない。理解する必要があるだけです。
    ・相手の遅刻のときに、熟考できる。だから、遅刻してくれてありがとう。立ち止まって、熟考しよう。
    ・2007年におきたイノベーション、スマホ、クラウド(VMware),Hadoop,キンドル、インテルのMPUへ非シリコン素材への適用等、技術のブレークスルーが2007年に起きている。
    ・ムーアの法則、Hadoopのおかげで、非構造化データを一元的に整理できるようになった
    ・スーパーノバ:クラウド、高速通信、ビッグデータ、AI。
    ・情報集約的なプロセスをデジタル化することで最大90%のコストが削減できターンアラウンドタイムが数桁改善されうる。世界の相互依存が高まり、ビジネスの創造者と破壊者のどちらにもなれうる。
    ・気候変動と、人口の爆発的増加、グローバル経済に環境ショックで対応している。
    ・ますます加速する社会、テクノロジーに、人々や政府が順応し管理する能力の間には大きなギャップがうまれてしまった。それを乗り切るためには、環境の変化の速度以上に速くすすむようにパドルをこぐことだ。
    ・AIによって奪われる仕事もあるが、あたらしく生み出される仕事もある。
     ①ミドルクラスの仕事は急速に引き上げられ、高度化している。
     ②ミドルクラスの仕事は、急速に引き離されている
     ③あらゆる仕事が急速に引っ張り合いになっている
     ④あらゆる仕事が急速に引き下げられている
    ・科学・テクノロジー・エンジニアリング・数学 この4つのスキルがいまでは必要最低限になりました。
    ・(業務)システムは全体として人々を取り込むのではなく、除外するように設定されている。ために、基本的な仕事すら適格でない求職者が殺到し、被雇用者は自分が求職しているのがどういう仕事かわかっていない。
    ・加速の時代に、仕事の世界で知的アルゴリズムが極めて重要である。

    目次は以下です。

    <上巻>
    Part1 熟考
     1 遅刻してくれてありがとう
    Part2 加速
     2 2007年にいったいなにが起きたのか?
     3 ムーアの法則
     4 スーパーノバ
     5 市場
     6 母なる自然
    Part3 イノベーティング
     7 とにかく速すぎる
     8 AIをIAに変える

    <下巻>
     9 制御対混沌
    10 政治のメンターとしての母なる自然
    11 サイバースペースに神はいるか?
    12 いつの目もミネソタを探して
    13 故郷にふたたび帰れる(それに帰るべきだ)
    Part4 根をおろす
    14 ミネソタから世界へ、そして帰ってくる
    <その後>それでも楽観主義者でいられる

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    2022年07月06日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方

    Posted by ブクログ

    しいて言えばテクノロジーの良い影響を描いた上巻に比べ、その負の側面を描いている印象。後半は著者の故郷であるミネソタの話になります。面白いし勉強になるけど、やや散漫な印象と言うのは言い過ぎ?

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    2018年09月04日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

    Posted by ブクログ

    題名に象徴されるように、テクノロジーの進歩により、常識が覆る様が描かれている。日本はまだ本書に描かれる状況まで至っていないように思いますが、近未来の姿とともに、自分がすごい時代を生きていることを実感。下巻も楽しみ。

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    2018年08月29日

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