作品一覧

  • ポピュリズムは民主主義を破壊するのか
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    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、欧米で猛威を振るう「ポピュリズム」。果たしてその正体は何か。それは日本にもやってくるのか。遠藤乾×水島治郎「大衆のマグマは日本にも溜まっている」ほか。
  • ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か
    4.4
    1巻1,034円 (税込)
    イギリスのEU離脱、反イスラムなど排外主義の広がり、トランプ米大統領誕生……世界で猛威を振るうポピュリズム。「大衆迎合主義」とも訳され、民主主義の脅威と見られがちだ。だが、ラテンアメリカではエリート支配から人民を解放する原動力となり、ヨーロッパでは既成政党に改革を促す効果も指摘される。一方的に断罪すれば済むものではない。西欧から南北アメリカ、日本まで席巻する現状を分析し、その本質に迫る。
  • 世界史のリテラシー オランダは、「自由の国」だったのか アンネ・フランクの連行された日
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    1巻1,265円 (税込)
    アンネが生きた「隠れ家」と「広場」から見る、国際都市アムステルダムの光と影―― 「世界を変えた本」の一つ『アンネの日記』。その著者である少女が求めたのは「自由」、ただそれだけだった――。世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第11弾! 「自由」を求めてドイツから移り住んだ一人のユダヤ人少女が生きたその国は、本当に「自由の国」だったのか? アンネ・フランクが連行された1944年8月4日を起点にオランダの近現代史を振り返り、「不自由の上に成り立つ自由」について考える。 【内容】 [事件の全容] 第1章 アンネ・フランク一家は、なぜオランダで捕まったのか [事件の背景と結末] 第2章 ドイツ占領下のオランダで、ユダヤ人はいかに追い詰められたのか [同時代へのインパクト] 第3章 アンネとつながった“ほんとうの”友だち [後世に与えた影響] 第4章 オランダは今も「自由の国・寛容の国」なのか
  • 一冊でわかるオランダ史
    値引きあり
    4.0
    1巻1,309円 (税込)
    オランダとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、日本では?」「知れば知るほどおもしろいオランダの偉人」も役に立つ。
  • ポピュリズムの本質 「政治的疎外」を克服できるか
    -
    1巻2,200円 (税込)
    欧米各国で大きな注目を集め続けるポピュリズム政党。各国共通の根源を分析し、日本も視野に入れたポピュリズム克服の方途を検討する。
  • アフターコロナの公正社会――学際的探究の最前線
    -
    1巻2,816円 (税込)
    2020年初頭から地球規模で顕在化したコロナ禍により, 「社会的公正」が改めて問われている――。 2021年刊行『公正社会のビジョン』(水島治郎・米村千代・小林正弥編) の問題意識を継承しつつ, 国内外の研究者が政治・経済・歴史・哲学および文化面を組み合わせて探究。
  • 公正社会のビジョン――学際的アプローチによる理論・思想・現状分析
    -
    1巻3,344円 (税込)
    【書評・パブリシティ情報】 ★「じんぶん堂」編者・水島治郎氏寄稿(2021年5月12日公開) --- 《「公正」のコンセプトを中核に据え, 学問横断的に分析・展開した稀有な書》 ひろがる格差, 政治への不満, ジェンダー間の不平等, 雇用不安。絶望感と諦めが充満するなかで, それでも「公正な社会」を実現することは可能か。政治・経済・社会・法の諸側面を融合し, 討議を重ねてきたプロジェクトチームが, 不公正な社会状況を打ち破る新たな秩序を提言する。
  • アウトサイダー・ポリティクス ポピュリズム時代の民主主義
    5.0
    1巻3,740円 (税込)
    トランプ再選,欧州右翼政党の主流化,「れいわ」躍進…….既成政治を批判し,その周縁から躍進するアウトサイダーの政治家たち.日米欧にとどまらず,ラテンアメリカ,東南アジアにも視野を広げ,世界を揺るがすアウトサイダー政治の「見取り図」を,各国政治研究の第一人者たちが描く,現代政治を理解するための必読書.

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ユーザーレビュー

  • アウトサイダー・ポリティクス ポピュリズム時代の民主主義

    Posted by ブクログ

    現代政治における、「アウトサイダー」について様々な研究者が語る本。

    著者の水島治郎さん曰く、「アウトサイダー」とは、従来の政治秩序の周縁部に出自を持ち、「外部」の立場から既成政党や既成の政治家を批判し、既存の政治の「変革」を訴える政治主体のこと。

    この著者はポピュリズム研究でも有名なので、この本を構成する論文の中でも、議論の主体が「アウトサイダー」なのか「ポピュリズム」なのか分からなくなることがあった。その意味でも、「アウトサイダー」という用語が、この混沌とした現代政治を表すためにしっくりくる言葉だとは思うのだが、人口に膾炙するにはもう少し時間がかかるような気がする。
    「アウトサイダー」と

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    2025年11月24日
  • ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か

    Posted by ブクログ

    本書『ポピュリズムとは何か』は、政治の世界で頻繁に語られる「ポピュリズム」という言葉を、感情や印象ではなく冷静に、そして多面的に読み解いていく一冊です。著者・水島治郎氏は、政治思想史や比較政治学の視点から、ポピュリズムが現代民主主義といかに緊張関係を持っているのかを明らかにしていきます。

    本書でまず印象的なのは、ポピュリズムのリーダーが「歯に衣を着せぬ発言」で人々の感情を揺さぶり、「民衆の声」を既成政治にぶつけることで喝采を浴びるという指摘です。これは日本の橋下徹による文楽批判など、身近な例を通じて読者に強いリアリティをもって伝わってきます。

    著者はまた、現代のポピュリズムが単なる「大衆迎

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    2025年11月17日
  • ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か

    Posted by ブクログ

    排外主義が出てくる背景、参政党や維新、国民、れいわといったポピュリズム政党が議席を伸ばす仕組みがよく分かる。
    ヨーロッパ、南米、アメリカの事例を元にポピュリズムの定義と機能、正の効果と負の効果ともわかる。
    背景は、やはり、格差の拡大と不満や不安。如何にそれを解消していくのか。
    阻害されていると思う人の存在が、ポピュリズム、社会不安を生み出すのかもしれない。
    政治の課題と経済問題。

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    2025年10月10日
  • ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か

    Posted by ブクログ

    面白かった〜
    何人かの大学の教授がお勧めしてたから読んでみた。
    基本的なことから、主にヨーロッパでのポピュリストの動きまで知れる。また、著者が日本人だから日本国内のポピュリズム的な動きについても触れられており、比較したいときとかに最適。

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    2025年04月28日
  • ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か

    Posted by ブクログ

    2024年11月、トランプ再選。日本においても衆議院選挙での国民民主党の躍進等、昨今の国政選挙におけるポピュリズム的雰囲気が伸長しているように思える。そんな中で、ポピュリズムとは何なのか、気になって本書を手に取った。
    本書では、ラテンアメリカ、ヨーロッパにおけるポピュリズム政党の事例を参照しつつ、副題の通りポピュリズムは「民主主義の敵なのか、改革の希望なのか」という点が考察されている。
    総論としてはP20以降のまとめが非常にわかりやすく、メモとして以下に記しておく。論じられているのはポピュリズムの功罪である。
    まず、デモクラシーに対しての寄与であるが、4点あげられている。主には、人々の参加と包

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    2024年12月01日

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