解剖に携わる法医学者が書いた本。
実際の体験を披露しながら、その時々を充実して生きることの大事さを伝えてくれている。
そして男性より女性の方が仲間を作ったりなんとか楽しく生きることに勤めていて、その強さに敬意を表している
検体に提供された遺体がどのように使われかもこの本には詳しく書いてある
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...続きを読む。。以下は読書メモ。。。。
女子の殺人 衝動的メッタ刺し、冷徹、毒殺など
夫婦喧嘩で自殺するのは男
死亡届 死亡診断書、死亡検案書
一人暮らしのより、家族の中で孤独を感じる方が精神的によろしくない
お腹の中で亡くなった胎児の死亡検案書は発行しない
この世に生を受けた人の死に対して発行する
遺族にとっては死因がわからないことは癒えない傷となる
亡くなった人の遺伝子検査により家族のいのちを救えることがある
(不整脈を起こす遺伝子、心臓部を動かす遺伝子に異常があった)
精神科家族歴
=なんらかの精神疾患を持つ家族がいるか
認知症は行方不明中の外因死が多い(転倒、溺死、凍死)
死後硬直
死後半日程度で1番強くなり、その状態が1日続いた後、しだいにやわらかくなっていく
死後3.4日ほど経てばすっかり元の状態に戻る
筋肉量が多いほど死後硬直が強く現れ、少ない人ほど弱く出現する