【感想・ネタバレ】女性の死に方のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

健康診断を毎年受けて、おかしいなと思ったら病院に行って調べる。
できるだけ、誰かに迷惑かけたくないから、健康に気をつからないといけないなと思う。

年齢的に甲状腺や乳がんなどにも気をつけないとなぁ。

2
2022年03月04日

Posted by ブクログ

解剖に携わる法医学者が書いた本。
実際の体験を披露しながら、その時々を充実して生きることの大事さを伝えてくれている。
そして男性より女性の方が仲間を作ったりなんとか楽しく生きることに勤めていて、その強さに敬意を表している

検体に提供された遺体がどのように使われかもこの本には詳しく書いてある

。。。。以下は読書メモ。。。。

女子の殺人 衝動的メッタ刺し、冷徹、毒殺など

夫婦喧嘩で自殺するのは男

死亡届 死亡診断書、死亡検案書

一人暮らしのより、家族の中で孤独を感じる方が精神的によろしくない

お腹の中で亡くなった胎児の死亡検案書は発行しない
この世に生を受けた人の死に対して発行する



遺族にとっては死因がわからないことは癒えない傷となる


亡くなった人の遺伝子検査により家族のいのちを救えることがある
(不整脈を起こす遺伝子、心臓部を動かす遺伝子に異常があった)


精神科家族歴 
=なんらかの精神疾患を持つ家族がいるか

認知症は行方不明中の外因死が多い(転倒、溺死、凍死)


死後硬直
死後半日程度で1番強くなり、その状態が1日続いた後、しだいにやわらかくなっていく
死後3.4日ほど経てばすっかり元の状態に戻る

筋肉量が多いほど死後硬直が強く現れ、少ない人ほど弱く出現する

0
2023年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マンガの方の広告がしょっちゅう来るので原作を読んだ。「孤独死して腸にうじがわいて発見されても、それは生物学的には自然なことなのだ」という記述にハッとした。「解剖されないように社会とのつながりを持とう」「少しのことがきっかけで命を失うからちゃんと健康診断を受けよう」というだけでなく、「一人暮らしは確かに孤独死のリスクは高いが、解剖されるような死に方をしたからって悪い人生だったわけではない」というメッセージも感じた。ところどころが尊い内容なのだが、オッサンのたわごとみたいな部分もある。

0
2022年05月21日

Posted by ブクログ

解剖に回されるのは割合で言えば男性が多いそうだ。
だが女性が社会に進出するなかで、男性に多くみられた症例が女性にも増えてきたらしい。
その他にも家族と同居しながらの孤独死や女性ならではの病気によるもの。
突然死の中に遺伝的な要因があれば、残された家族は予防できるかもしれないと探る。
様々な症例をみることで生き方を考える助力になれば、とうことらしい。
女性の方が法医学に親しみやすい、法医学の知識から新鮮な肉や魚の見分け方なども興味深かった。

0
2021年07月03日

Posted by ブクログ

兵庫大学の法医解剖医の著者が今まで対面してきた女性の死について綴っている一冊。
特に著者が懸念しているのは孤独死というと、ひと昔前までは圧倒的に男性が多かったが、近年は女性も増えてきているという点。
女性の男性化により女性の死にも変化がある。

個人的に最も印象に残ったのは、脂肪吸引後にエコノミー症候群により亡くなったという、2人の若い女性。
脂肪吸引手術により血栓ができやすくなるというのはきちんと説明されていたのだろうか。
美のために大金を払い手術をしたのに、命を失ったのでは本末転倒である。
遺族としても虚しさしか残らないだろう。

分娩中に亡くなったという妊婦の話も悲しかった。胎児出産前に妊婦が亡くなれば胎児も亡くなってしまうそう。
まさに出産は命懸けなのだと改めて思った。

乳幼児突然死症候群の予防策
1歳までは仰向けで寝かせる
できるだけ母乳で育てる
タバコをやめる

他殺でも解剖は行われるが、著者が扱ってきた解剖で他殺は圧倒的に少ないらしい。
自殺、病死など、明らかに事件性がない場合でも、死因がはっきりと分からない時に解剖は行われる。

その影には、孤独、貧困、精神疾患などの社会問題が潜んでいる。
前に読んだ特殊清掃員の本と重なる部分も多かった。

0
2023年02月13日

Posted by ブクログ

女性の死因解剖を通して生活習慣などを紐解く。孤独死や家族がある中の孤立による孤独死。考えさせられるものだった。

0
2020年06月13日

Posted by ブクログ

認知症の夫の隣で腐敗した76歳、独居アパートで凍死した67歳、末期の乳がんを放置した54歳…。現役法医解剖医が向き合った23人の女性の「死に方」を取り上げ、考察する。

なかなか興味深かった。
解剖されないようきちんとした生活を送ろう。

0
2020年02月05日

「ノンフィクション」ランキング