作品一覧

  • 密着 最高裁のしごと 野暮で真摯な事件簿
    4.2
    1巻924円 (税込)
    司法の顔は見えにくい。でも最高裁は面白い。DNA鑑定が突き付けた育ての父と実父と母娘の関係は? 夫婦別姓はなぜダメなのか? 犯罪に向き合った裁判員の審議は無意味なのか? いずれも下級審で判断が分かれ注目を集めた判決ばかり。情理を尽くした判断をたどり現代の難題を考える。家族の、司法のあり方をデザインするその姿を追う。

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  • 記者がひもとく「少年」事件史 少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す
    4.1
    1巻946円 (税込)
    殺人犯が少年だとわかるたびに,報道と世間は実名・匿名,社会・個人の責任,加害・被害の間で揺れ,「少年」像は戦後から現在まで大きくシフトした.白昼テロ犯・山口二矢から,永山則夫,サカキバラへ,そして「少年」が消えた現在までをたどり,成人年齢引き下げの中,大人と少年の境の揺らぎが示す社会のひずみを見つめる.

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ユーザーレビュー

  • 記者がひもとく「少年」事件史 少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す

    Posted by ブクログ

    過去の少年犯罪に対する、マスコミの対応について述べている。時代背景によって、変わっていくのが非常に興味深い。

    今後も見守りたい。

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    2023年07月28日
  • 密着 最高裁のしごと 野暮で真摯な事件簿

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■学んだこと:現地取材の重要性
    ■アクション内容:現地に行って情報をとる

    我が子と思いきや、赤の他人だったの章は、とても面白く、また考えさせられる内容だった。

    親子その本質は、血のつながりか、育てた日々か。

    DNA鑑定されたら、科学的に親子が分かっているわけだから、法律も変わっていくと思ったら、そう一筋縄ではいかない。確かに考えてみたら、そうだよなと。

    「あなたの子どもじゃない、なんて言われても、一度でも抱き上げたら、情は移ります。それなのに離婚して、しかも『血がつながってない』という理由で子どもとさえ離れ離れになるなんて、つらすぎます」。写真を撮った時のエピソードなども交えながら、何

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    2023年05月14日
  • 記者がひもとく「少年」事件史 少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す

    Posted by ブクログ

    少年事件は「社会の鏡」。時代と共に大人たちが少年を見る視点も変わっていく。事件を羅列し変化を探る毎日新聞記者による一冊。

    山口二矢、永山則夫、酒鬼薔薇。その他多くの少年事件を紐解いて、社会の描く「少年」観の時代による変容を追う作品。

    裁判員裁判制度、市民が裁く時代、「少年」という見方は消えつつある。

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    2022年11月13日
  • 密着 最高裁のしごと 野暮で真摯な事件簿

    Posted by ブクログ

    民事編と刑事編に分かれて構成されており、最高裁がどういった過程で判決を下していくのか読み応えがあった。特に刑事編では裁判員制度が導入されて民意を取り入れることの意義や変遷までも書かれていて、自分だったらどのように考えるか悩ましい事件を取り上げていた。被害者に同調して感情的になる面もあるが、整合性や合理性を無くしてはならない。最高裁のしごとが素人ながら知れてよかった。何より浮世離れした人たちのイメージがあったが、そのイメージも良い意味で変わった。いろいろ考えさせられる本は面白い。

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    2022年01月10日
  • 密着 最高裁のしごと 野暮で真摯な事件簿

    Posted by ブクログ

    著者の川名壮志さん、これから『ポスト池上彰』として引っ張りだこになるんじゃないかな。

    めちゃくちゃ理解しやすくて且つ面白い!

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    2017年10月17日

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