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Posted by ブクログ 2022年01月10日
民事編と刑事編に分かれて構成されており、最高裁がどういった過程で判決を下していくのか読み応えがあった。特に刑事編では裁判員制度が導入されて民意を取り入れることの意義や変遷までも書かれていて、自分だったらどのように考えるか悩ましい事件を取り上げていた。被害者に同調して感情的になる面もあるが、整合性や合...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月11日
最高裁のことだけでなく、家裁や高等裁判所と裁判員制度のこともよく分かる。
そもそも裁判がどういう流れで一審、二審…と進んでいくのか。1・2審までが証拠や証言をもとに事実関係を確認していく事実審。最高裁は1・2審の判断が法令解釈の誤りや判例違反ではないか、ある法律が憲法に違反していないか、と言ったとこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月05日
普段ニュースでしか意識しない最高裁だが、人の下に法があるのではなく、法の下に人がいて、それに一番従順なのが最高裁だという。例えば婚姻後の男女はどちらか片方の性を名乗るという法がある限り、男女別姓は合法だという判決を出すのはかなり難しいらしい。ジェンダー論や少子化対策を早急に進めるには婚姻後の男女別姓...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月29日
新聞記者である著者が、「下世話で知的で、ロジカルでウェット」な最高裁について、その仕組みを解説。著者が取材した中で、とりわけ俗っぽくて、なおかつ最高裁のしくみがよくわかる裁判を厳選して4つ紹介している。例えば、DNA型鑑定が証拠となった親子関係不存在確認訴訟や裁判員裁判で出た死刑判決を破棄した刑事訴...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月11日
新聞記者が最高裁判所への取材から、その機能や裁判官の仕事、判決の背景にある裁判官の立場や、時々難しくなる判決文などをわかりやすく解説している。
特に裁判員制度で出された判決が最高裁で覆された事例において、法の番人としての最高裁判所裁判官の立場や考え方から、なぜ覆されたかの説明が細かくされている。一...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月30日
最高裁判所を取材対象にしてきた著者が、一般にはほとんど縁がない最高裁についてわかりやすく説明した解説書。
まず、親子関係不存在確認訴訟から解き明かしてくれる。何やら小難しい言葉だが何のことはない、子供が夫の子か不倫相手の子か、という裁判。
このような身近な事件も扱うと、最高裁を身近に引き寄せてくれる...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月14日
■学んだこと:現地取材の重要性
■アクション内容:現地に行って情報をとる
我が子と思いきや、赤の他人だったの章は、とても面白く、また考えさせられる内容だった。
親子その本質は、血のつながりか、育てた日々か。
DNA鑑定されたら、科学的に親子が分かっているわけだから、法律も変わっていくと思ったら...続きを読む
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