鈴木祐丞の作品一覧 「鈴木祐丞」の「キェルケゴール ――生の苦悩に向き合う哲学」「死に至る病」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 キェルケゴール ――生の苦悩に向き合う哲学 4.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻990円 (税込) キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局――。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった〈実存哲学〉とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実像にせまる。 試し読み フォロー 死に至る病 4.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,265円 (税込) 「死に至る病とは絶望のことである」。──この鮮烈な主張を打ち出した本書は、キェルケゴールの後期著作活動の集大成として燦然と輝いている。本書は、気鋭の研究者が最新の校訂版全集に基づいてデンマーク語原典から訳出するとともに、簡にして要を得た訳注を加えた、新時代の決定版と呼ぶにふさわしい新訳である。「死に至る病」としての「絶望」が「罪」に変質するさまを見据え、その治癒を目的にして書かれた教えと救いの書。 試し読み フォロー 〈実存哲学〉の系譜 キェルケゴールをつなぐ者たち 4.5 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,760円 (税込) キェルケゴールがいなければ、ウィトゲンシュタインは『哲学探究』を書けなかった! 西洋哲学の地下水脈を探査する、渾身の思想ドラマ! 「実存」とは、不安や孤独、絶望のなかで、主体的に自己のあり方を自由に決断する人間のことだ。その概念の創始者キェルケゴールは、死後五〇年を経て、ハイデガー、ヤスパース、サルトルらに再発見された。しかし、ソクラテスに連なる〈実存哲学〉の真の後継者は、意外なことにウィトゲンシュタインだった――。 哲学者たちの著作や日記から、彼らの人生を丹念にたどり、キェルケゴールの真意がウィトゲンシュタインの哲学に昇華するまでの軌跡を鮮やかに描き出す。理論ではなく、生き方の根幹に関わる哲学がここにある! 【目次】 プロローグ 凡例 キェルケゴール著作年表 第1部 哲学史の中のキェルケゴール 第1章 実存哲学について 第2章 実存哲学とキェルケゴール 第2部 キェルケゴールの〈実存哲学〉 第1章 〈実存哲学〉遠望 第2章 キェルケゴールの〈実存哲学〉 第3章 著作家活動――〈実存哲学〉の具現 第4章 〈実存哲学〉とソクラテス――「誠実さ」の概念 第5章 〈実存哲学〉と実存哲学 第3部 〈実存哲学〉の系譜――キェルケゴールからウィトゲンシュタインへ 第1章 『論理哲学論考』期 第2章 中間期 第3章 『哲学探究』期 第4章 『哲学探究』とキェルケゴール――〈実存哲学〉の系譜 エピローグ 注 あとがき 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 鈴木祐丞の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 死に至る病 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 今の社会はこの病に冒されているのではないだろうか 死に至る病=絶望 絶望の3つの分類 無意識の絶望:自分が絶望していることに気づいていない。目先の快楽に流され、真に生きていない人 自分になりたくない絶望(逃避):自分の欠点・弱さを否定して逃避する。社会的成功で空虚を埋めようとする 自分になりたいがなれない絶望(闘争):本当の自己になろうとするが、神との関係を欠く。自力での克服に限界を感じている人 0 2025年07月29日 〈実存哲学〉の系譜 キェルケゴールをつなぐ者たち 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ キェルケゴールのイメージが一変した。 彼の著作と生き様が、ウィトゲンシュタインへ決定的な影響を与えたことも興味深い。 ハイデガー、サルトル、ヤスパースのいう実存とは違う〈実存主義〉の系譜。元はソクラテスの産婆術、無知の知だった。 0 2023年02月20日 死に至る病 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ ヤバいサイコパス小説。 シリアルキラーの恐ろしさの本質は物理的な残虐性ではないことがよくわかる。 どんでん返しとしてはそれほどの衝撃はない。 0 2025年01月13日 キェルケゴール ――生の苦悩に向き合う哲学 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ プロテスタント的信仰に基づく実存哲学を打ち出したキルケゴール。その著作と思索、人生の過程が概ね時系列に沿って紹介された一冊です。 キルケゴール的な実存主義に心惹かれる日本人はおそらくそれほど多くはないでしょうが、それに触れたいと感じる人、これから学びたいと思っている人が最初に手に取るのに適した一冊ではないでしょうか。 哲学を知るためには、哲学者の人生を重ねて知ることが理解の近道と考えているのですが、まさにキルケゴールはそのタイプですし、この本はそれを可能にしてくれる一冊です。 0 2024年01月27日 〈実存哲学〉の系譜 キェルケゴールをつなぐ者たち 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 良き良き。キェルケゴールについての解説も手厚くしてくれてるし、各哲学者における影響も考察してる。ウィトゲンシュタインとの〈実存哲学〉系譜に入るよねっていう主張は奥深い。 後は各哲学者の主張に対する理解が不足してるので、どんどん補強していこうというやる気が湧き上がった。 0 2023年02月26日