作品一覧

  • 富野由悠季論
    4.2
    『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』『Gのレコンギスタ』……。なぜその作品には強烈な個性が宿るのか。日本を代表するアニメーション監督の創作の謎を解き明かす!
  • アニメ音響の魔法 音響監督が語る、音づくりのすべて
    -
    1巻2,420円 (税込)
    作品世界を拡張する、“音”の世界への手引き キャラクターの声から、劇伴(音楽)、効果音まで、映像作品にとって重要な役割を担う「音」。アニメーションにおける音がどのように作られているのか、また作品にどのような効果をもたらしているのかを紐解きます。 音響監督をはじめとした制作者へのインタビューや対談を通じ、代表作での音づくりのプロセスやそれぞれのキャリアについて、また音響の仕事に求められる考え方など、多岐にわたる内容を収録。序章ではアニメーションの音響の制作フローについて解説した、鶴岡陽太氏のインタビューを掲載。音響に関する専門知識のない読者にも入りやすい一冊です。 ■#0:アニメーションの音響とは【鶴岡陽太インタビュー】 ■#1、#2:音響監督インタビュー【音と技】【音と劇】 【1-1】岩浪美和(代表作『ガールズ&パンツァー』『BLAME!』『ジョジョの奇妙な冒険』等) 【1-2】山田陽(代表作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『すずめの戸締まり』『さらざんまい 』等) 【2-1】郷田ほづみ(代表作『魔入りました!入間くん』『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』等) 【2-2】若林和弘(代表作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『もののけ姫』『青の祓魔師』等) ■#3:音響監督×声優・作曲家対談 【3-1】三間雅文(代表作『頭文字D』『ポケットモンスター』『進撃の巨人』等)    ×梶裕貴(代表作『進撃の巨人』『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』等) 【3-2】鶴岡陽太(代表作『リズと青い鳥』『魔法少女まどか☆マギカ』『〈物語〉シリーズ』等)    ×梶浦由記(代表作『魔法少女まどか☆マギカ』『ソードアート・オンライン』『鬼滅の刃』等) コラム【アニメ音響の歴史】 明田川進(代表作『リボンの騎士』『AKIRA』『銀河英雄伝説』等)

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  • ぼくらがアニメを見る理由
    4.0
    1巻2,399円 (税込)
    「藤津さんならではの明晰でフラットな視点が、『知ってるつもり』だった作品たちの輪郭を、改めてくっきりと浮かび上がらせてゆく! ————この風通しの良さこそ、いま必要とされる『批評』の仕事だと思う。」 <宇多丸(ラッパー/「アフター6ジャンクション」パーソナリティー)推薦!! ぼくらはどうしてアニメを見つづけるのか? 国内外、あらゆるジャンルのアニメを鋭い切り口ながら慈愛に満ちた視線で見守ってきた著者による、2010年代アニメを「言葉でつかまえる」ための壮大なスケッチがここにある。 ☆☆☆発売2週間で重版決定!☆☆☆ 本書では、『君の名は。』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『この世界の片隅に』『海獣の子供』などの劇場作品から、 『魔法少女まどか☆マギカ』『おそ松さん』『けものフレンズ』『宇宙よりも遠い場所』などTV放映作品、 『父を探して』『LEGO® ムービー』『スパイダーマン:スパイダーバース』などの海外作品まで、アニメ評論家として活躍し続けてきた著者が人気連載「アニメの門」で展開した時評、雑誌等に掲載された大量の論考を加筆・修正し、この10年間のアニメを改めて見つめなおす。 アニメ制作技術の変化、表現の変化、ビジネス環境の変化著しい2010年代が終わりを迎えようとしている今、その広大な流れを掴むための絶好の一冊である。
  • 映画『プロメア』脚本集 アニメ映画のシナリオができるまで
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    大ヒット劇場アニメーション『プロメア』の脚本が、初期アイデアから最終決定稿に至るまで、どのような変遷をたどったかを記録した制作ドキュメンタリー。『プロメア』脚本を「初稿」「改訂第1稿」「シナリオ決定稿」の3パターンを完全収録するとともに、企画の立ち上げから脚本改稿におけるエピソードや意図などを、今石洋之監督と脚本家の中島かずき氏の対談形式のインタビューで振り返る。インタビュー及び構成はアニメ評論家の藤津亮太氏。
  • ガンダムの現場から
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 2000年の発売から20余年、長らく絶版となっていた 『ガンダムの現場から 富野由悠季発言集』が電子書籍として復活! 1978~82年の『機動戦士ガンダム』TV版および劇場版制作過程において、 総監督である富野由悠季(当時・喜幸)が発言・執筆した文章を、 氷川竜介・藤津亮太の両名がとりまとめたベスト・セレクション。 「なぜ哀 戦士なのか?」「ニュータイプとは?」という疑問に答える発言や 「ランバ・ラル登場の理由」を明かす演出論など多彩な原稿を、注釈と解説で完全フォロー。 富野監督自筆の初期企画メモから劇場版のプレスシートまでも結集した、 “ファースト・ガンダム”ドキュメンタリーとして資料性の高い一冊です。 なお、2000年の紙版と異なり、電子書籍版には歌詞を掲載しておりません。 また紙版に収録していなかった富野監督の原稿3本を特典として巻末に追加しています。 【目次】 フォト・ドキュメント まえがき 第一章 ガンボーイ企画メモ 第二章 TV版と音楽と 第三章 映画版への志 第四章 ガンダムと社会 真・新世紀宣言へ向けてのニュータイプ宣言(あとがき) 電子版特典 (C)創通・サンライズ/(C)Yoshiyuki Tomino 2000

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  • 中島かずきと役者人
    5.0
    2019年、劇団☆新感線「偽義経冥界歌」、劇場アニメーション「プロメア」と手がけた作品が世に送り出された劇作家・脚本家の中島かずき。 彼自身が手がけた台詞を発するさまざまな役者人(やくしゃびと)に、 中島本人が、役への姿勢や演じることについて切り込む! 月刊ニュータイプの人気連載が一冊の単行本としてまとまりました。 「偽義経冥界歌」「プロメア」出演の役者に加えて、中島かずきとゆかりのある役者、総勢13名による対談集。 登場役者(順不同、敬称略) 早乙女太一、早乙女友貴、新谷真弓、松山ケンイチ、朴ロ美(ロは「王」偏に「路」)、宮野真守、梶裕貴、洲崎綾、藤原さくら、粟根まこと、上川隆也、福士蒼汰ほか
  • 声優語 ~アニメに命を吹き込むプロフェッショナル~
    4.0
    1巻1,527円 (税込)
    アニメ評論家:藤津亮太氏が切り込む、 総勢11人の人気声優たちのロング・インタビュー集! ファンのみならず、声優になりたい人も必見! ・どんな経緯で声優に? ・あの人気作品の当時の裏話・演じる役との距離のとり方・“声優”という仕事の向き合い方 など、声優たちの“仕事論”をこの一冊に! ■参加声優陣(敬称略):榊原良子、藤原啓治、三石琴乃、日高のり子、中田譲治、三木眞一郎、山寺宏一、山口勝平、井上喜久子、久川 綾、緒方恵美(本書録りおろし)
  • 増補改訂版 「アニメ評論家」宣言
    3.0
    あの名作は、なぜ面白いのか? 『カリオストロの城』の「ルパン」像の新しさ、押井守監督作における乗り物の役割、『パーフェクトブルー』の背景美術はなぜリアルに描かれたか……。1968~2004年までに公開されたアニメ作品を中心に、ユニークな視点と、アニメの表現技法・製作現場・歴史への深い知識をもって語りつくす。アニメの見方を変える傑作評論、大幅に増補改訂して待望の復刊!
  • 東京再膨張
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕「地方消滅」予測から10年 コロナ後の首都圏回帰 いかに人を動かすか 増田寛也×砂原庸介 ●女性がリードする地方からの人口流出 正規雇用の拡大が課題 天野馨南子 ●問われる日本型雇用と労働観 テレワークは広がるのか 濱口桂一郎 ●〔対談〕上京物語の変遷 住まい・文化・交通をめぐって 岡崎武志×速水健朗 ●人の奪い合いから分かち合いへ 「関係人口」という選択肢 田中輝美 ●「タワマン文学」の旗手に聞く 湾岸のタワマンに住む地方出身者の悲哀 外山 薫 ●アニメはいかに首都と地方を描いたのか ジブリ作品から「聖地巡礼」まで 藤津亮太 ●大地震後も「社会増」、北海道の小さな町の挑戦 宮下悠樹

ユーザーレビュー

  • 富野由悠季論

    Posted by ブクログ

    名著……!
    三点リーダーと、エクスクラメーションマークに、万感の思いを込めたい。
    名著……!



    内容紹介
    そういうことだったのか!
    富野アニメを見ていた少年期の自分が膝を打ち、
    富野アニメを書いていた脚本家の自分が納得する
    富野監督解体新書でした。
    ――大河内一楼(脚本家)
    『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』『Gのレコンギスタ』……。なぜその作品には強烈な個性が宿るのか。日本を代表するアニメーション監督の創作の謎を解き明かす!
    ***
    「演出の技」と「戯作者」。この二つを入り口にし、その相互関係に迫ることで、アニメーション監督・富野由悠季の姿に迫ることができるのではないか。(「はじ

    0
    2025年05月13日
  • 富野由悠季論

    Posted by ブクログ

    富野由悠季に対して、ある程度の神性を見出している自分のような人間はいかにも偏った目線で氏の作品に触れざるを得ない。
    本書は、もちろん富野由悠季を肯定的に捉える前提はありつつ、アニメーションの演出の技巧、そして戯作者としての存在感に焦点を当てている。
    もとより富野由悠季に興味をもつ人間でなければ本書を手に取らないのでは、という制約はありつつ、富野由悠季について俯瞰的に、客観的に、世間と相対化しながらその性質と成果を評価しようという試みには最大限の敬意を評して向かい合うほかない。

    0
    2025年04月13日
  • 声優語 ~アニメに命を吹き込むプロフェッショナル~

    Posted by ブクログ

    登場する声優さんたちのラインナップのレジェンド感がすごい。トップバッターの榊原良子さんがぴしっと締めている。どの方も真摯に声優道を邁進されている姿に頭が下がる。井上喜久子さんが、声質から想像する通りほんわかした印象でイメージ通り。スタンス感も他の方とは一線を画しているように思う。山寺宏一さんの話に出てきた、身体が衰えるのは仕方がないことで、あとは自分をどうコントロールするかだという話は、スポーツ選手なんかと同じなのだと思う。次巻も豪華メンバーで楽しみ。

    0
    2020年10月11日
  • 中島かずきと役者人

    Posted by ブクログ

    新感線ファンで粟根さんファンで堺雅人ファンの私にとっては夢のような本。
    これを出して下さった関係者の方々。有難うございます!!

    声優さんのゲストも多いから中島かずきさんのアニメファンの方も楽しめる一冊だと思う。

    内容としては、舞台好きなので舞台関係の話が面白かったけど、それ以上に中島さんの物語の作り方の話が一番面白かった!そうやってあの舞台やアニメは出来たんだな、と。

    0
    2020年04月14日
  • 声優語 ~アニメに命を吹き込むプロフェッショナル~

    Posted by ブクログ

    ベテランスター声優ばかりの豪華メンバー!
    どの世代の人も知っている声優さんばかりで、広い世代に刺さると思います。
    作品自体のインタビューはいろいろな媒体で読めますが、作品を横断して声優人生自体に迫ったインタビューは、かなり貴重。
    監督や制作スタッフの話も多く、興味深いエピソードばかりでした。
    ライトなアニメファンから、エンドロールでスタッフ名までチェックするガチオタまで、幅広い層に刺さる本。

    0
    2017年02月08日

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