配信予定・最新刊

作品一覧

  • 歴史の夜咄(よばなし)
    3.0
    深い学識で古代から江戸時代までを語りあう。 国民的作家である司馬遼太郎と、地方史・部落史・女性史など新しい視点から数々の研究を発表してきた歴史学者の林屋辰三郎というふたりの碩学による対談集。高松塚古墳で高句麗の影響を論じ、大化の改新に隋・唐帝国成立の影響を探る……。平易な語り口で、古代から江戸時代までを縦横無尽に論じています。歴史を読む楽しさを感じながら、日本について考える上での、さまざまな示唆を与えてくれる贅沢な1冊です。
  • 南北朝 日本史上初の全国的大乱の幕開け
    3.7
    1巻799円 (税込)
    南北朝の内乱は、古代社会を崩壊させ、封建の新時代を築き上げた。この内乱の推移を、南朝方の結城宗広、楠木正成、後村上天皇、北朝方の足利尊氏、佐々木道誉、足利義満に焦点をあてて平易な文章で綴った「南北朝」入門書の決定版。
  • 京都
    -
    1巻1,144円 (税込)
    京都の発展のあとを地域的にたどり、千年の古都というその歳月を、都の中に求める試みが本書である。太秦の地に歴史の胎動を探り、街の規矩に平安朝の繁栄をしのぶ。古えを彷彿させる祇園祭。歴代王朝に因縁深い嵯峨・宇治・大原。京都を愛し、長くこの地に住む歴史家が、遺跡をめぐり時代を再現する。これこそ真の京都案内書といえよう。

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  • 日本の茶書 1
    -
    1~2巻3,080~3,410円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 はじめ薬として飲まれた茶は,やがてその風味を愛されて文人の間に流行し,「わび」文化の主役として彼らの思惟をふかめた。その多様な展開のあとを,諸文献によって再構成する。第1巻は,『喫茶養生記』『喫茶往来』『山上宗二記』『分類草人木』『古田織部伝書』『南方録(覚書)』を収録。巻頭に「茶書の歴史」(林屋)を付す。

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ユーザーレビュー

  • 南北朝 日本史上初の全国的大乱の幕開け

    Posted by ブクログ

    『応仁の乱』ほか、近年の中世史ブームに乗って復刊されたと思われる一冊。

    オリジナルは1957(昭和32)年で、あまり大きな修正は加えずに文庫→新書になったようで、結構、難しい言葉が使われている。が、丹念に読んでいくと、読みどころが多くて、新書とは思えない濃厚さだ。細かい戦の位置付けなど、参考になった。

    「北条氏が鎌倉時代を通じて御家人に対して執ってきた態度は、もっぱら対立する有力御家人を自滅させるということであった」など、切れ味鋭いながら、納得感のある評価が本書が名著とされる理由かも。

    一回ではとても全部を消化しきれていなさそうなので、何度か読み返してみたいと思う。

    それにしても鎌倉~

    0
    2020年08月23日
  • 南北朝 日本史上初の全国的大乱の幕開け

    Posted by ブクログ

    この本の付章 内乱の余波 ということで、以下のように書かれていました。
    わたくしは、一つの歴史的事実の意義を評価する場合、いつもその前後の半世紀、通じて1世紀を明らかにすることを主張している。
    歴史の移り変わりをながめてみると、半世紀すなわち人間で言えば1世代(ふつう30年をいう)がすっかり変わると、どんな問題でも新しい変化が生まれてくるようである。
    そうしてはじめて、歴史的事実に対して客観的な評価ができるような気がする。

    と書かれていました。
    その上で、この本では、南北朝の内乱は、ふつう4つの段階に分けて考えられるとし、
    第一は建武新政府の成立を最後として、王朝権力の没落する過程であって、

    0
    2018年02月21日
  • 南北朝 日本史上初の全国的大乱の幕開け

    Posted by ブクログ

    6人の人物を追いながら、南北朝時代全体を描いていておもしろかった。
    ただ、資料を抜き出した部分が古文のままで翻訳されておらずその部分が読みづらかった。

    0
    2025年09月22日
  • 歴史の夜咄(よばなし)

    Posted by ブクログ

    「日本人はどこから来たか」「日本人はいかに形成されたか」をお二方の豊富な知識でおもしろく語っています。日本の歴史についてもっと知りたくなった。

    0
    2012年04月11日

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