作品一覧

ユーザーレビュー

  • 買物欲マーケティング

    Posted by ブクログ

     私たちの周りには、たくさんの「モノ」が溢れる一方で、
    消費者の購買視点は、一層難しくなっている。
     それを打開する一つの策として、博報堂買物研究所が着目したのが、
    「買物欲マーケティング」。

     ただモノ自体に魅力を持たせるのではなく、消費者が欲しい商品を買い物するプロセスから
    着目していこうというマーケティング手法。

     IKEAやスターバックスなどの企業実例が紹介されているなど、商品を売上に困っている方にとっては、
    絶好のアイデアが詰まっているのかもしれない。

    0
    2009年10月04日
  • 買物欲マーケティング

    Posted by ブクログ

    必要なモノ・サービスが全て手に入る時代に、モノ・サービス自体の魅力で消費者は動かなくなった。
    購入するまでのプロセスである買い物行為を楽しめるようにデザインすることの重要性を本書では説明しています。
    スタバの五感刺激の経験価値マーケティングは有名ですが、それを幅広く一般化する礎になる書と思いました。

    今後のマーケティングの重要な考え方の1つではないかと思います。

    0
    2009年10月04日
  • なぜ「それ」が買われるのか? 情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則

    Posted by ブクログ

    博報堂に買物研究所という機関があるとは知らなかった。「消費」ではなくあえて「買物」としているところが興味深い。
    何度も同じ記述が繰り返されるので、若干飽きるが、論理的な構成は読みやすい。選択に疲れている、でも必ず最後は自分で選びたいものもある、という現代の消費者。
    企業と消費者との新たな関係性の具体的事例がいくつかあり、The peoples marketの事例は非常に興味深かった。

    0
    2024年03月28日
  • なぜ「それ」が買われるのか? 情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則

    Posted by ブクログ

    国内屈指の広告代理店である博報堂が書いたマーケティング本。
    読み物として非常に面白く、参考になる。

    戦後の白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の「三種の神器」から始まって、現在のインターネットを使った「Eコマース」まで、消費者の行動原理が心理学的側面や実証実験結果などを踏まえて分かりやすく解説されている。

    現在は、商品の選択肢がありすぎて逆に消費者が物を買えない時代に突入している。
    例えば本書で紹介された実例では、あるスーパーチェーンで「6種類のジャムの試食コーナー」と「24種類のジャムの試食コーナー」を設置し、どちらのコーナーのジャムの方がたくさん売れるかという実験が実施された。
    結果は、圧倒的に

    0
    2019年06月05日
  • なぜ「それ」が買われるのか? 情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則

    Posted by ブクログ

    ★買い物はストレス★家電や旅行、スマホアプリなど「関心はあっても選ぶのは面倒」な商品が増えていると指摘する。情報が多すぎて、買うと損をしそうで動けなくなるという。非常に納得。そうはいっても消費者は選びたいとは思っているのだから、「消費者が自分に合いそうと思う枠」に入る商品開発が企業にとって重要だという。
     こだわりすぎずに一定の質を確保する、消費者を参加させる、というポイントを提示する。分析はそのとおりだが、実現するのは簡単ではない。例示した商品開発の物語は言いたいことはよく分かりイメージはしやすくなるが、かえって軽い印象を与えてしまう。

    0
    2019年02月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!