博報堂買物研究所のレビュー一覧
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私たちの周りには、たくさんの「モノ」が溢れる一方で、
消費者の購買視点は、一層難しくなっている。
それを打開する一つの策として、博報堂買物研究所が着目したのが、
「買物欲マーケティング」。
ただモノ自体に魅力を持たせるのではなく、消費者が欲しい商品を買い物するプロセスから
着目していこうとい...続きを読むPosted by ブクログ -
必要なモノ・サービスが全て手に入る時代に、モノ・サービス自体の魅力で消費者は動かなくなった。
購入するまでのプロセスである買い物行為を楽しめるようにデザインすることの重要性を本書では説明しています。
スタバの五感刺激の経験価値マーケティングは有名ですが、それを幅広く一般化する礎になる書と思いました。...続きを読むPosted by ブクログ -
博報堂に買物研究所という機関があるとは知らなかった。「消費」ではなくあえて「買物」としているところが興味深い。
何度も同じ記述が繰り返されるので、若干飽きるが、論理的な構成は読みやすい。選択に疲れている、でも必ず最後は自分で選びたいものもある、という現代の消費者。
企業と消費者との新たな関係性の具体...続きを読むPosted by ブクログ -
国内屈指の広告代理店である博報堂が書いたマーケティング本。
読み物として非常に面白く、参考になる。
戦後の白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の「三種の神器」から始まって、現在のインターネットを使った「Eコマース」まで、消費者の行動原理が心理学的側面や実証実験結果などを踏まえて分かりやすく解説されている。
...続きを読むPosted by ブクログ -
★買い物はストレス★家電や旅行、スマホアプリなど「関心はあっても選ぶのは面倒」な商品が増えていると指摘する。情報が多すぎて、買うと損をしそうで動けなくなるという。非常に納得。そうはいっても消費者は選びたいとは思っているのだから、「消費者が自分に合いそうと思う枠」に入る商品開発が企業にとって重要だとい...続きを読むPosted by ブクログ
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お客様に「なぜ、それを買ったのか?」と問いかけても「なんとなく」という答えがほとんど。この「なんとなく」の背景に流れる文脈をいかに発掘し、お客様の「なんとなく」を掻き立てることができるかが重要。但し、この「なんとなく」が曲者。お客様にいくら調査をしても、調査時の答えはあくまでも「想像」の世界。実際に...続きを読むPosted by ブクログ
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【メモ】買い手目線のマーケティング本。買い物欲とモノ欲を定義。BtoC業界は買い物欲を刺激することが肝要。理由は4点。1、モノ余りの時代(必要な物は大概揃っており、購買により買い替えるだけの時代)。2、ネットで情報がわかる時代(口コミなので効用を把握することが可能であり、買ってみなければわからないと...続きを読むPosted by ブクログ
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生活者の購買行動を「モノ欲」と「買物欲」という独自のカテゴリーに合わせて分析。
今までのマーケティングでは「モノ欲」しか焦点を当てておらず、「買物欲」をターゲットとしたマーケティングの必要性を訴え、実例や表をももとにどのように考え取り組んでいくかを紹介している。
最初はピンとこなかったがスーパーに買...続きを読むPosted by ブクログ -
買い物=「モノ欲」+「買い物欲」である。
その買い物欲についての解説。
「売る」を「買う」から考える。
買い物欲とは何か、買い物欲を満たすには何が必要か。
※現在関わっている業務内容に生かせる内容ではないと感じた。Posted by ブクログ -
2007.12 ”売るを「買う」から考える”という考え方はとても納得できる。買物欲+
モノ欲=買物という定義はとてもAgreeだ!Posted by ブクログ