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購買のほとんどが無意識の行動といわれる。なぜこれを買ったのか、ほとんどの消費者は説明できない。この消費者の摩訶不思議な購買行動から発想しようというのが、買物欲マーケティング。消費者は欲しいという「モノ欲」と、買いたいという「買物欲」がないと買物しない。消費者の「買いたい」をつくる、お店づくり・商品づくりを売場の視点で発想する技術。
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Posted by ブクログ
私たちの周りには、たくさんの「モノ」が溢れる一方で、 消費者の購買視点は、一層難しくなっている。 それを打開する一つの策として、博報堂買物研究所が着目したのが、 「買物欲マーケティング」。 ただモノ自体に魅力を持たせるのではなく、消費者が欲しい商品を買い物するプロセスから 着目していこうとい...続きを読むうマーケティング手法。 IKEAやスターバックスなどの企業実例が紹介されているなど、商品を売上に困っている方にとっては、 絶好のアイデアが詰まっているのかもしれない。
必要なモノ・サービスが全て手に入る時代に、モノ・サービス自体の魅力で消費者は動かなくなった。 購入するまでのプロセスである買い物行為を楽しめるようにデザインすることの重要性を本書では説明しています。 スタバの五感刺激の経験価値マーケティングは有名ですが、それを幅広く一般化する礎になる書と思いました。...続きを読む 今後のマーケティングの重要な考え方の1つではないかと思います。
お客様に「なぜ、それを買ったのか?」と問いかけても「なんとなく」という答えがほとんど。この「なんとなく」の背景に流れる文脈をいかに発掘し、お客様の「なんとなく」を掻き立てることができるかが重要。但し、この「なんとなく」が曲者。お客様にいくら調査をしても、調査時の答えはあくまでも「想像」の世界。実際に...続きを読む調査時に良いと回答したコンセプトや商品スペックの製品が出来たとしても、購入するかどうかはわからない。 自分がお客様の立場になり、製品を購入するシーンに身を置き、何故その製品を購入するのか、お客様の中にある文脈をイメージすること。どうやったら売れるか?ではなく、どうしたら楽しんで買い物が出来るかという観点で想像をすること。
生活者の購買行動を「モノ欲」と「買物欲」という独自のカテゴリーに合わせて分析。 今までのマーケティングでは「モノ欲」しか焦点を当てておらず、「買物欲」をターゲットとしたマーケティングの必要性を訴え、実例や表をももとにどのように考え取り組んでいくかを紹介している。 最初はピンとこなかったがスーパーに買...続きを読む物に行ったときに実感したw
買い物=「モノ欲」+「買い物欲」である。 その買い物欲についての解説。 「売る」を「買う」から考える。 買い物欲とは何か、買い物欲を満たすには何が必要か。 ※現在関わっている業務内容に生かせる内容ではないと感じた。
2007.12 ”売るを「買う」から考える”という考え方はとても納得できる。買物欲+ モノ欲=買物という定義はとてもAgreeだ!
【メモ】買い手目線のマーケティング本。買い物欲とモノ欲を定義。BtoC業界は買い物欲を刺激することが肝要。理由は4点。1、モノ余りの時代(必要な物は大概揃っており、購買により買い替えるだけの時代)。2、ネットで情報がわかる時代(口コミなので効用を把握することが可能であり、買ってみなければわからないと...続きを読むいう感覚が減ってきた)。3、小売業態の多様化(チーズ専門店などニッチ化、ヴィレッジバンガードなどPOPで売る)。4、買い手の売り手化(フリマやネットオークション。 買い物欲を刺激するのは、何よりコミュニケーションであるという内容。 【所感】ちょうど今日、プレゼント用にキャンドルをまとめ買いした。店員さんにプレゼント用の包装をお願いすると、「これは嬉しいと思いますよ、私だったら嬉しいです」と言いながら包んでくれた。また、「ちょっと甘い匂いがするので小箱に入れておくといいかもしれません。私は100均に売っているようなもので十分だと思いますが」というアドバイスもしてくれた。プレゼントを買うということでまったくモノ欲はなかったのだが、良い買い物ができたという実感が得られた。こういうコミュニケーションが消費者の態度形成には大事なのかもしれない。
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