作品一覧

  • どこかで叫びが
    4.0
    1巻4,799円 (税込)
    恐怖が、再定義される── 『ゲット・アウト』の監督・ジョーダン・ピールが送る 黒人作家たちによる恐怖の最前線 【ローカス賞】、【ブラム・ストーカー賞】、【英国幻想文学大賞】受賞! 【世界幻想文学大賞】最終候補作! 『ゲット・アウト』『アス』『NOPE/ノープ』で世界に衝撃を与えた映画監督・脚本家ジョーダン・ピールが編集を手がける、全編書き下ろしによるブラック・ホラー短篇集。 本アンソロジーに収録された19の作品では、奴隷制度の記憶、公民権運動のトラウマ、移民としての分断されたアイデンティティ、そして現代社会の見えざる暴力など、超自然の恐怖だけでなく、アメリカ社会に深く根を下ろした不正義や歴史的暴力といった“現実”の〈悪夢〉が描かれる。 作家陣には、N・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォー、レベッカ・ローンホース、タナナリーヴ・ドゥーら国際的に高く評価される作家たちが名を連ね、新進気鋭の書き手も多数参加。また、ジョーダン・ピール自身による序文も収録されている。 ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞を受賞したほか、Esquire、CrimeReads、シカゴ公共図書館の「年間ベストブック」にも選出された。また、英・ガーディアン紙は「今年最高のアンソロジーであるだけでなく、時代を超えて語り継がれる一冊」と絶賛している。 ブラック・ホラーの最前線を記録する、必読のアンソロジー。 あなたがまだ見ぬ恐怖が、ここにある──
  • ザ・メモリー・ライブラリアン 『ダーティー・コンピューター』にまつわる5つの話
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    グラミー賞10回ノミネート、アカデミー賞受賞作『ムーンライト』出演。シンガー・ソングライターとして、俳優として、世界を更新し続けるジャネール・モネイ、初の小説がついに翻訳刊行! グラミー賞ノミネートアルバム『ダーティー・コンピューター』の世界観をベースに、5人の作家とコラボレーションし、世界が直面している分断の問題を描く。NYタイムズベストセラー、ワシントンポストやバズフィードでも絶賛の傑作!
  • シスタ・ラップ・バイブル ヒップホップを作った100人の女性
    -
    1巻3,289円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒップホップは、優れた女性ラッパーたちが作ったものでもあった――これまで語られることのなかったその歴史をクールなイラストと共に紹介する2020年代のヒップホップ・バイブル!
  • 私の名前を知って
    4.7
    米スタンフォード大で白人水泳選手が起こした性暴力事件。被害者は何と闘い、何に怯え、何に勇気づけられたのか? 全世界に性暴力の真実を教え、その考え方を決定的に変えた衝撃の回顧録。
  • バットマン:アーカム・アサイラム[増補改訂版]
    -
    1巻2,673円 (税込)
    「ここに来い、狂気の館に。 お前のいるべき場所によ」 犯罪者専門の精神病院「アーカム・アサイラム」で暴動が発生した。ジョーカーにいざなわれ単身乗り込んだバットマンを待ち受けていたのは、トゥーフェイス、マッドハッターら危険な囚人達だった。彼らと対峙し、悪夢の館を彷徨ううちに、バットマンはいつしか狂気の狭間に陥っていき……? 復刊を待望されていた2010年刊行の『バットマン:アーカム・アサイラム 完全版』に、グラント・モリソンのラフスケッチとデイブ・マッキーンによるアートギャラリーを新たに追加した、アメコミファン必携の一冊。 ●収録作品● 『Batman: Arkham Asylum: 25th Anniversary』 (c) & TM DC.
  • プリンス・インタヴューズ
    値引きあり
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    証言から浮かび上がるリアルな人物像! 取材嫌いだったプリンスのインタビューをまとめた1冊。 2023年はプリンスの生誕65周年、デビュー45周年にあたる。20世紀で最も影響力のあったひとりと言える稀代のエンターテイナーは、精力的なライブパフォーマンスや止むことのないサウンドクリエイトで名を馳せた一方、極端なインタヴュー嫌いとして知られていた。しかし、いくつかの新聞や雑誌に残された本人の証言からは、常識を打ち砕いてきた気難しい天才アーティストであると同時に繊細でナイーブでもあったリアルな人物像が浮かび上がってくる。本書は、1978年のデビュー作『フォー・ユー』から、57歳でこの世を去るわずか数ヵ月前までにプリンスが応えたインタヴューを掲載したものだ。音楽、歌詞、信仰、人種、業界......まるで自伝を読むように凝縮されたプリンスの人生を俯瞰できる内容となっている。 【目次】 プリンス: 魔法めいた男 あのミステリアスなプリンスが......自分について語った! プリンス:「ダーティ・マインド」だけでは終わらない 昼下がりのプリンス プリンス:ママもお気に入りのフリーク ソウル界の新たな君主と闊歩する 反逆の貴公子 入り交じった感情:プリンス、音楽を語る プリンス: アンドレの地下室から生まれた奇妙な物語......実現した空想の数々 プリンスは語る ラジオ・インタヴュー プリンス、ブラック・ビートをペイズリー・パークに招待! ニュー・ゴールド・ドリーム ペイズリー・パーク記者会見 新たな自由を手にした男――ジ・アーティストの肖像 ジ・アーティストの肖像:『Emancipation』のサウンド (解放の響き) (今も一般的にはプリンスと呼ばれる) ジ・アーティストへの十八の質問 かつてプリンスと呼ばれたアーティスト......独占インタヴュー 自由人としてのジ・アーティストの肖像 かつてジ・アーティストと呼ばれたプリンスのインタヴュー ニューヨーク市で行われた記者会見 プリンス: Yライフによるインタヴュー プリンスという矛盾する性質を持つ人間 「インタヴューはどこで?」 プリンスとの夜 パリで行われた記者会見 プリンス:「僕はミュージシャンだ。そして、僕は音楽だ」 永続する今: プリンス ブラック・インタヴュー

ユーザーレビュー

  • どこかで叫びが

    Posted by ブクログ

    アフリカ系の経験、差別や暴力を題材としたブラック・ホラー。19編ありどれも読み応えのある佳作だと感じました。不穏な「目」が見えてしまう倒錯を描いた「不躾なまなざし」、サイコホラーの趣きがある「片割れ」が特に気に入りました。

    0
    2025年11月22日
  • 私の名前を知って

    Posted by ブクログ

    子供が被害にあった事件の報道や裁判で性犯罪被害者が傷ついている報道が無い日に読もう。とか、元気な日に。って考えていたんんだけど、「そんな日は今の日本ではこない」ってわかったから、読み始めた。

    日本よりずっと女性の権利が守られている国でもこれなんだ。
    裁判まで持ち込める被害者が特に強いわけでもなく、泣き寝入りしている被害者が弱いわけでもない。小さな偶然の積み重ねで立証できるかどうかの差がついているだけ。
    魅力的な作者の人柄と素晴らしい文章の力で苦しくても最後まで読める作品。

    0
    2025年03月14日
  • 私の名前を知って

    Posted by ブクログ

    内容は非常に重くて、心が弱ってるときには読めないかも。被害者からの視点というのもあるけど、今の性加害に対する社会のあり方はすごくアンフェアだと感じた。
    全てのサバイバーに敬意を覚えざるを得ない。

    0
    2025年03月11日
  • 私の名前を知って

    Posted by ブクログ

    スタンフォード大学の学生にレイプされた著者のメモワール。崩壊する日常、遅々としてすすまない司法手続き、裁判でずたずたに踏みにじられる尊厳。なぜか加害者は尊重され、被害者である著者は、泥酔して記憶もなくし、すでに社会人なのにもかかわらず大学のフラタニティのパーティーにのこのこ出かけていった浅はかな女として扱われる。微に入り細をうがつ屈辱的な質問の数々、人の都合など無視して延期が繰りかえされる裁判日程。それらすべてが、大変な重荷としてのしかかってくることが、ほぼ、体感として迫ってくる。そのすさまじい筆力に圧倒された。

    陪審員裁判で有罪を勝ちとり、判決前に執筆して読みあげた陳述書はバズフィードで1

    0
    2024年07月11日
  • 私の名前を知って

    Posted by ブクログ

    比喩表現が多く使われていて、被害者である著者がどれだけ心を痛めつけられたか、どれだけ理不尽な目にあったかがよく伝わりました。日本でも同じようなことがたくさんあったろうから自分で調べてみようという気持ちになりました。

    0
    2021年12月14日

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