"クリエイティブ・シンキングとは、創造性を発揮するときに取るべき思考回路のこと。
データより直感、言葉よりイメージを。
ロジカルシンキングのアンチテーゼのようなものでもある。
ビジネスの世界では、ロジカルに思考回路を切り替える時と、創造的な思考回路に切り替える時、両方がある。とかく、ロジカルになりが
...続きを読むちな仕事環境で創造性を発揮するときに本書がとても役に立つ。
そのためのツールも豊富に紹介されている。
○思考モードを切り替える
○イメージで考える
○思考プロセスをアウトプットする
○固定観念にとらわれない
○集団主義から脱却する
○ノリと継続性を重視
○統合力を持つ
○夢からヒントをつかむ
○感性力を磨く
○成功失敗にとらわれない
○遊び心を持つ
○水平思考を身に着ける
など、ヒントも多数紹介され、クリエイティブ・シンキングを促すツールも紹介されている。
☆ブレーンストーミング
アイデアだしのツール。質より量、批判をしない、とんでもないアイデアを歓迎するなどの前提条件を共有して、複数人で行う。
☆アフィニティ・ダイヤグラム
ブレーンストーミングで出てきたアイデアをまとめる手法。
☆SCAMPER
アイデアだしの7つのチェックリスト。
Substitute 換える
Combine 結びつける 2以上のものを組み合わせる
Adapt 適応させる
Modify 修正する
Put to other purposes 他の目的に使用する
Eliminate 除く
Rearrange/Reverse 並べ替える、逆にする
☆アサンプション・スマッシング
常識を疑う思考法
☆サーチ・アンド・リプライ
他の分野の事例から問題解決を探る
・この問題と似た問題を他で誰かが解決していないか?
・別の手法で解決できなか?
・他企業ではどうしている?
・過去の事例は?
・他国ではどうしている?
☆トヨタ式5W1H
なぜを5回繰り返すことで、本質的な解決策を模索する。
☆シックスハット
6つの帽子を使った発想法。
・客観的、直感的、否定的、肯定的、創造的、プロセス的
☆PMI
Plus プラス
Minus マイナス
Interesting 興味深い点
☆マインドマップ
などなど。会議で煮詰まったときに、会議の目的に応じて様々な手法を取り入れればよい。"