ラドヤード・キプリングの作品一覧

「ラドヤード・キプリング」の「少年キム」「少年キム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 少年キム 上
    3.7
    1~2巻792~836円 (税込)
    舞台は十九世紀、英領インド。イギリス人の孤児キムは、チベットからきたラマと〈矢の川〉を探す旅に出る。やがて才能を見出されて、優秀なスパイとして育てられたキムは、大国の覇権争いのただなかに身を投じるが……。天才キプリングが少年の数奇な運命を描き、インドの豊かな風景と多彩な人びとを活写した、大河冒険小説。(黒田硫黄・画)

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  • 少年キム
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    19世紀後半、大英帝国は黄金時代を享受していた。ところが英領インドを目指すロシアの南下に伴って「グレート・ゲーム」(闇戦争)が勃発。激しい謀報活動が繰り広げられる。インドの豊かな自然を舞台に、次第に戦いに巻き込まれていくインド生まれのイギリス少年キムの成長を描く冒険小説の傑作。
  • ジャングル・ブック
    -
    1巻1,078円 (税込)
    オオカミに育てられた少年,モウグリは,ヒグマのバルーや黒ヒョウのバギーラに見守られ,ジャングルのおきてを学びながら,すくすくと成長していく.宿敵のトラ,シア・カーンとの対決など,さまざまな冒険を切りぬけ,ジャングルの主になったモウグリだったが,やがて春がおとずれ…….キプリングによる古典的名作.新訳.(五十嵐大介・画)

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  • ジャングル・ブック
    4.6
    1巻605円 (税込)
    森の洞穴に現れた人間の赤ちゃんは、母オオカミ・ラクシャに預けられて、オオカミの群れの中で育てられた。その少年モウグリを主人公に、ヒグマのバルーと黒ヒョウのバギーラ、モウグリをさらったサル族、岩ニシキヘビで知恵者のカー、人間を恨みモウグリの命を奪おうとするトラのシア・カーンなど、「ジャングルの掟」とともに厳しく生きる者たちを描く永遠の名作、新訳で復活!
  • ジャングル・ブック
    4.0
    1巻896円 (税込)
    ジャングルで狼に育てられた人間の子供モーグリ。熊や虎、黒豹など、さまざまな動物たちと時に友情を育み、時に対決し、冒険をしながら成長していき、やがて人間社会に戻るまでの姿を描く児童文学が新訳で登場。金原瑞人氏監訳、新進気鋭の翻訳者井上里氏による瑞々しい新訳で、名作がよみがえります。本作は、英領インドのボンベイに生まれ育ち、世界各国を巡ったノーベル文学賞受賞者である作家・詩人のキプリングの代表作です。同名のアニメを実写化した映画が8月11日公開予定!
  • ジャングル・ブック 新訳
    5.0
    1巻678円 (税込)
    オオカミに育てられた人間の子とジャングルの生き物たちとの感動の物語!モーグリは、赤ん坊のころオオカミに救われ、オオカミを兄弟としてジャングルで育った。黒ヒョウのバギーラやヒグマのバールーからジャングルの掟を学びながら、一匹の動物として成長していくが……。何度も映画化もされたイギリス文学を代表する大傑作を読みやすい新訳で。<世界の名作 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

ユーザーレビュー

  • ジャングル・ブック 新訳

    Posted by ブクログ

    児童書レーベル青い鳥文庫が新訳で出しました。
    表紙や挿絵が可愛いので容赦なく動物が死ぬ内容とむしろギャップが出てしまっているような(^o^; 

    原作ではジャングルでの出来事がエピソードごとに集められているのですが、この本ではモーグリに関する章だけ収録されています。時系列とは違った順番で収録されているので(原作通りですが)、子供たちはちょっと混乱するかもしれない。

    時代柄仕方ないのですが、著者キプリングの動物やインド人に対するナチュラルな差別意識も感じなくもない(^o^; のですが、全体的な物語はかなり好きです。私は子供の頃は冒険物とか、軍略物とか、自然や動物の話が大好きだったので、子供の頃

    0
    2024年11月21日
  • 少年キム

    Posted by ブクログ

    少年キム。インド生まれの英国孤児キムとチベットの高僧の魂の探求の物語。と同時に、英露のグレートゲームが絡み合う不思議さ。

    0
    2023年09月24日
  • 少年キム 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    19世紀の英領インドで育ったイギリス人孤児キム。チベットからやって来たラマと知り合い、弟子として矢の川を探す旅に出る。
    途中で英国エリートとして学校に通うが、クレイトン大佐や馬商人でスパイのマハブーブ・アリからスパイとしての才能を見いだされ、ラマとの旅を再開しながら、イギリスとロシアの覇権争いの中でのスパイ活動にも身を投じる。
    スケールの大きな冒険譚&少年の成長物語。
    壮大な自然やさまざまな人種や宗教が交わるインドの描き方も素晴らしいが、大国同士の思惑や人々の欲などがドロドロと描かれるなか、心美しいラマとのキムとの師弟愛の物語が際立つ。

    0
    2021年01月25日
  • ジャングル・ブック

    Posted by ブクログ

    オオカミに拾われ、ジャングルの一員となった少年モウグリの冒険と成長。
    まずキャラクターたちがみんな魅力的(モウグリがとにかく強い!)。そして迸るような詩情とメッセージが、じんわり胸を熱くする。五感で味わうような、豊かな物語世界は素晴らしいの一言に尽きます。
    ジャングルの掟に親しんだあとで、読者の目に文明はどう映るだろうか......。ラストに痺れました。

    0
    2017年11月03日
  • ジャングル・ブック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書のテーマはかなり広範に及ぶ。時間の経過から浮かび上がる世代。動物社会の内外で起こる衝突から見える社会性や歴史。小さな社会と大きな社会の軋轢。そして差別や出自。
     そうした諸所の問題を乗り越えて他者とつながることは可能なのか、如何に自分が過ごしてきた時間と向き合うべきかをこの本は教えてくれる。
     文章も平易だし、誰にでも薦めることが出来る。でも子供のときに読めたなら、恐らくはもっと大切な本になっただろう。
     数々の童話から手塚治虫の諸作、ズートピアまでを結ぶことが出来る作品。1894年作。

    0
    2016年08月04日

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