作品一覧

  • 温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険
    4.3
    1巻2,090円 (税込)
    「ガイアの夜明け」「情熱大陸」特集で大反響! 世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」の開発者が語る、「chatGPT」だけでは見れない世界。 AIの見え方が変わる!人類のこれからが知れる!22世紀への知的冒険書。 ◯ 体重4.3キログラム、身長43センチメートル ◯ 平熱37℃~39℃ ◯ 生き物のようにやわらかく温かい身体 ◯ 10億とおり以上の瞳と声 ◯ 全身50ヶ所以上のセンサー ◯ 自然な振る舞いを実現する0.2~0.4秒の反応 ◯ 自律的な行動と人になつく頭のよさ 世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」 造ったのは、人類とAIの新しい世界線。 この本は、最先端の人工生命体「LOVOT」を題材にして、人間というメカニズムとぼくらの未来を知るための本です。 ロボットを開発することは、人間を知ることでした。 ●目次 【序章】ぼくらがメーヴェに憧れ、巨神兵を恐れる理由     ---温かいテクノロジーへの気づき 【1章】LOVOTの誕生     --ーたどり着いたのは、生産性至上主義への問いかけ 【2章】愛とはなにか?     ---人類をドーパミン漬けにする現代ビジネスへのアンチテーゼ 【3章】感情、あるいは生命とはなにか?     ---生身と機械の差は、大した問題ではなくなる 【4章】人生100年時代、ロボットは社会をどう変えるのか?     ---心や愛に関する問題こそをロボットが補完する 【5章】シンギュラリティのあと、AIは神になるのか?     ---人類とAIの対立は古典になる 【6章】22世紀セワシくんの時代に、ドラえもんはなぜ生まれたのか?     ---「だれ1人とり残さない」ために 【7章】ドラえもんの造り方     ---「ChatGPT」だけでは見れない世界 【終章】探索的であれ     ---「むかしむかし」の反対「みらいみらい」の話
  • ゼロイチ
    3.8
    インターネット、IoT、人工知能…。社会の大転換点にある現代、昨日の延長上に未来はない。ペッパー初代開発リーダーが明かす、トヨタ、ソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法!会社のなかで、サラリーマンとして、「ゼロイチ」を実現する40のルール!

ユーザーレビュー

  • 温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

    Posted by ブクログ

    家族型ロボットLAVOTの開発者の話。LAVOTを作るために、人間とは?生物とは?をとことん考えていく内容。

    テクノロジーを使って、人間は生産性だけを追い求めてきたが、今や生きづらい閉塞感のある現実。生産性の先に幸せはあるのか。
    今、必要とされているのは否定も肯定もせず、ただひたすら寄り添ってくれる存在、暖かいテクノロジーでは。という主張。
    確かに最近の自分を考えると、身体的に楽になる便利なテクノロジー以上に、心理的に寄り添ってくれるテクノロジー(生成AIみたいな)、に助けられている。半面、どんどん人間とのコミュニケーションが億劫になり、閉じた自分になりそうな不安もある。それに、そのAIのプ

    0
    2025年05月14日
  • 温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かったー。
    作者の知性が滲み出てた。
    文章がめちゃくちゃ読みやすいし、難しい内容なのに凄く分かりやすい。
    こんな文章が書けるようになりたい。

    これ読んだらみんなLOVOT欲しくなると思う。
    かくいう俺もLOVOT検索しました。
    そして、値段をみてそっとページを閉じましたw

    自分もIT関係の仕事をしているのでテクノロジーの進化についていけるか戦々恐々としているので、AIにはかなり助けられています。
    この本を読んでもっとAIが好きになったからこれからもAIと協力してやっていきたい。
    そして、「より良い明日がくる」事を信じて、今日も少しずつ成長しながら凄いしていきたい。

    0
    2025年04月27日
  • 温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

    Posted by ブクログ

    「LOVOT」が可愛いから、で読み始めたら、想定外だけど知りたかったことがたくさん出てきた。だから読書って面白いですね...。

    AIやロボット、テクノロジーの発展に対する人類の拒否感を紐解いていくには、必然的に「人間」というものを深掘り、科学的に捉えていく必要がある。

    AIやロボット、テクノロジーについて考えていくと、「人間」が今後どうなっていくかについて言及する必要がある。

    「LOVOT」について知れば知るほど「人間」について、ひいては「自分」についても知ることになる。

    とても面白かったです。

    「人間のそばにいるロボット」として1番身近な「ドラえもん」

    ドラえもんはのび太にとって

    0
    2025年03月22日
  • 温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

    Posted by ブクログ

    生産性を目的とせず、ただ人間に可愛がってもらうことを目的に開発されたLOVOT。

    開発に至った経緯や、人間に違和感を持たせることなく愛されるための工夫、今後「ドラえもん」のような人間のより良きパートナーになるまでの課題が示されており、どれも興味深かったです。

    感情をパラメータで表現するなどの技術もさることながら、何が人類を人類たらしめているか、幸せとは何か突き詰めて考え、思いを込めて開発されたのだなと伝わってきました。

    近頃、「コーチ」という人生を伴走して挑戦を後押ししてくれるような存在は特に若者にとっては必要だろうと考えていました。
    AIロボットが人間のコーチになる時代が来ると思うとと

    0
    2024年12月29日
  • 温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

    Posted by ブクログ

    テクノロジーは、生産性向上のみのためにあらず。

    あらゆるメカニズムを知識体系化して具現化するのがテクノロジー。

    LOVOTやドラえもんをつくるために、これだけ様々な問いを立てて、メカニズムを理解し、解像度高く言語化していることに、感動と尊敬の念を抱かずにはいられない。

    ロボットやAIと同じ時間と空間を共有することに積極的でありたい。
    そして、探索と試行。未知なことに問いを立て続け、トライ&エラーを続ける営みを大切にしたい。

    0
    2024年08月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!