宮城大蔵の作品一覧
「宮城大蔵」の「現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断」「国際協力の戦後史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮城大蔵」の「現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断」「国際協力の戦後史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【日本にとって、「冷戦の終わり」は二度訪れたと言えよう】(文中より引用)
冷戦後の日本の外交を「首相たちの決断」という軸に依って研究した作品。主体的な外交が求められるようになる中、時の権力者たちはどのように意思決定をしていったのか.......。著者は、『戦後アジア秩序の模索と日本』等で知られる宮城大蔵。
外交と内政に強い連関関係が存在しているということを鮮やかに描き出した力作。55年体制が崩壊する中、90年代の外交(とその不在)は今日的にも極めて大きい影響を残しているんだなと再確認させられました。
冷戦後の現代史についての作品としても☆5つ
Posted by ブクログ
本書に綴られた「日本の最近の四半世紀」を読むと、多くの“成果”と“失策”が重ねられたこと、そしてそれらが実に様々な“熟慮”または“思い付き”でもたらされたことに気付かされる…
更に本書を読めば、「日本の最近の四半世紀」の中で、日本と向き合って来た諸外国のキーパーソンの行動や、伝えられたり、行動から滲んだ考え方の変遷も判る…
本書のようなモノに触れると、結局「より良い“明日”に向けて“昨日”を顧みる」というような、歴史を学んでみようとするような営みの“原点”の大切さに改めて思い至る…
本書の終盤には「極最近」の諸情勢が綴られるのだが…「この先」はどうなって行くのか?それを考える材料として、本書は