作品一覧

  • なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか
    3.5
    狂乱と退廃、新進気鋭の才気があふれ出した時代、製作者たちが名作たちの知られざるエピソードをはじめて語りつくした! 草刈正雄、松田優作、大谷直子や畑中葉子、吉川晃司、高倉健、内田裕也、伊丹十三、森田芳光ら、映画が激しくきらめいていた最後の時代の主役たちの裏側とは。 『復活の日』『ヨコハマBJブルース』『ダブルベッド』『お葬式』『家族ゲーム』『コミック雑誌なんかいらない』など、80年代の話題作を一手に手掛けた名プロデューサーがいた。
  • 仁義なきヤクザ映画史
    -
    「死んでもらいます」 健さんが斬る! 「弾はまだ残っとるがよう」 文太が吠える! 膨大な資料と証言から綴り上げる「ヤクザ映画史」! 任侠の起点たる『侠客 祐天吉松』に始まり、『仁義なき戦い』を経て、 『孤狼の血』に至るまで。執念の取材でヤクザ映画100年余の修羅に踏み込む。 そこに映し出される「暴力の近現代史」を描き上げる画期的労作。
  • 最後の角川春樹
    4.1
    『人間の証明』、『セーラー服と機関銃』…活字と映像を交錯させて、表現の力で社会を揺り動かした戦後最大の出版人、その魂の軌跡。幾多の受難から立ち上がった角川春樹、新たな闘争が始まる。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 社長学マップでわかる!図解 一倉定の実践社長学
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    一倉定(1918-1999)は、群馬県出身の伝説的な経営コンサルタント。 1万社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の会社を立て直した。 苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から「社長の教祖」「炎のコンサルタント」などの異名を持つ。 「ダメな会社はトップがすべて悪い。 人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな」が基本方針。 空理空論で経営する社長や、 利益のみを追求する社長は烈火のごとくに叱り飛ばすとされ、 「こんなに叱られるのは生まれて初めてだ」 「講義と聞いて来たが、これは講義ではない、落雷だ」 などとその体験を述べる経営者もいる。 後継者に不安を抱く創業者からも人気で、 いわばダメ社長の再生人として没後もなお、 不動の地位を誇っている。 ●経営とは『外部』に対応するものであって、  断じて企業の『内部』に対応するものではないのだ ●事業経営の成否は、99%社長で決まる ●いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である ●電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である ●事業経営にきれいごとは危険である ●ボロ会社ほどスローガンが多い 等々、名言がたくさんあり、著書は、ドトール、ユニ・チャーム、トステムなどの創業者たちのバイブルともなっている。 現在活躍している経営者や士業にも熱心な信奉者は多い。 この一倉定の「社長学」は日本経営合理化協会から 「一倉定の社長学 全10巻」としてまとめられているが、大部で難解。 そこで、より平易に、図解によって全貌をコンパクトに書籍化するのが本書である。 ■著者 伊藤彰彦
  • 映画の奈落 完結編 北陸代理戦争事件
    4.0
    公開直後、主人公のモデルとなった組長が映画と同じシチュエーションで殺害された、実録やくざ映画の極北『北陸代理戦争』(深作欣二監督、高田宏治脚本、1977年東映京都作品)をめぐる男たちの壮絶な生きざまの数々を浮き彫りにした迫真のドキュメント! 完結編として大幅増補、そして映画の主演・松方弘樹氏の最新インタビューを収録。

ユーザーレビュー

  • 最後の角川春樹

    Posted by ブクログ

    かなり贔屓しているしている内容だが、出版を変えた歴史を時系列に知ることの意義は大きい。マーケティングのヒントになると思う。

    映画と本の違いはかなり参考になった。

    某出版社の社長さんの言動はこの人の影響が大きいと、改めて気付く若手も多いと思う。

    0
    2022年04月24日
  • 最後の角川春樹

    Posted by ブクログ

    良くも悪くも角川春樹さんの作ってきた本や映画に影響されて育ってきた世代。

    角川春樹さんのことは、もちろんメディアを通してしかしらないが、あの一見こわもて、文人らしからぬ風体から、あまり好んで知ろうとは思わずにいた。
    しかし、この本を読んで、かなり印象は変わり、その筋を通した生き方には敬服。
    見た目で、イメージだけで判断してはいけない、と今更ながら思わされた。

    著者の伊藤彰彦さんは角川春樹さんに関する過去の著書、インタビューや関係者の証言など、徹底的に調べ上げていて、まさに博覧強記。

    とにかく、角川春樹という人を知るにも、角川春樹が生み出してきた書籍や映画について知るにも、その時代の文化を

    1
    2022年01月30日
  • 最後の角川春樹

    Posted by ブクログ

    出版人として稀有な存在であり、映画プロデューサー、監督としても名を馳せた人物、そして俳人としても評価される角川春樹の一代記。ノンフィクション作家への語り下ろし。
    角川氏は、ご存じの人も多いと思うが、麻薬の所持などで逮捕、収監されたことのある人物で、毀誉褒貶相半ばするような男である。
    しかし、というか、だからというべきか、この一代記は滅法面白い。
    彼がかつて率いたKADOKAWAは、今は出版社の大手で売上、純利益ともに3本の指に入る。しかし、かつてはそうではなかった。講談社、小学館、集英社、文藝春秋などに比べ、とても小さな会社だった。それを、小説の映画化などで大キャンペーンを仕掛けて、ベストセラ

    1
    2022年01月09日
  • 映画の奈落 完結編 北陸代理戦争事件

    Posted by ブクログ

    [地獄より深きところへ]松方弘樹を主演に迎え,ヤクザ映画の転換期に上映された東映の『北陸代理戦争』。この映画の上映からわずか数か月後,主役のモデルとなった「北陸の帝王」が映画の展開とまったく同じように殺害される。関係者に衝撃を与えたその暗殺劇に,いったい『北陸代理戦争』はどれほど関わりを持っていたのか......。映画(特に脚本)とヤクザという業について掘って掘って掘り下げまくった一冊です。著者は,自身も映画の製作及び脚本を担当した経験を持つ伊藤彰彦。


    あらすじに惚れ込んで購入したのですが,その期待をまったく裏切らない作品。70年代を中心とする東映ヤクザ映画についても,北陸の裏社会について

    1
    2017年04月26日
  • なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか

    Posted by ブクログ

    狂乱と退廃、新進気鋭の才気があふれ出した時代、製作者たちが名作たちの知られざるエピソードをはじめて語りつくした!
    草刈正雄、松田優作、大谷直子や畑中葉子、吉川晃司、高倉健、内田裕也、伊丹十三、森田芳光ら、映画が激しくきらめいていた最後の時代の主役たちの裏側とは。
    『復活の日』『ヨコハマBJブルース』『ダブルベッド』『お葬式』『家族ゲーム』『コミック雑誌なんかいらない!』など、80年代の話題作を一手に手掛けた名プロデューサーがいた。

    岡田裕プロデューサーへのインタビューと関係者の証言集だが、この3倍の分量があってもいいぐらい。

    0
    2024年05月06日

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