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Posted by ブクログ
[地獄より深きところへ]松方弘樹を主演に迎え,ヤクザ映画の転換期に上映された東映の『北陸代理戦争』。この映画の上映からわずか数か月後,主役のモデルとなった「北陸の帝王」が映画の展開とまったく同じように殺害される。関係者に衝撃を与えたその暗殺劇に,いったい『北陸代理戦争』はどれほど関わりを持っていたのか......。映画(特に脚本)とヤクザという業について掘って掘って掘り下げまくった一冊です。著者は,自身も映画の製作及び脚本を担当した経験を持つ伊藤彰彦。
あらすじに惚れ込んで購入したのですが,その期待をまったく裏切らない作品。70年代を中心とする東映ヤクザ映画についても,北陸の裏社会についてもまったく知らなかったのですが,この2つの社会が「下剋上」というキーワードを軸にして『北陸代理戦争』でお互いの業を混じり合わせていく過程にグイグイと引き込まれました。興行師と裏社会の関わりがどういったものだったかについて知ることができたのも◎。
〜「創作意欲をかきたてるネタを掴むと,貪欲に食いつくし,前後分別を忘れる......それが活動屋の本能や。奈落を招いたのは活動屋の業や」〜
次は映画を観てみようか☆5つ
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