作品一覧

  • 物語戦略
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    逆転・進出・生き残り――。 物語を武器にする会社の戦い方とは? 顧客の選択に決定的なインパクトをもたらす「シンボリック・ストーリー」を核にして、マネのできないビジネスモデルを創り出す。その事例とフレームワークを解説。 ■「監修者序文」より 本書は、一般的な競争戦略の本では真正面から取り上げられることのない、「おもしろさ」に着目します。本書で取り上げる「おもしろさ」は企業の「物語」のおもしろさです。 物語は、競争戦略やビジネスモデルと結びついて、顧客や従業員をはじめとするステークホルダーを強く引き付ける力となります。それは多くの人に愛される、アイドルやアーティストの逸話のようなものです。いつしか伝説となり、共感の源として、ファンの心に刻まれます。 本書ではこのような「企業が持つ強みを象徴する物語」を「シンボリック・ストーリー」と呼びます。多くのステークホルダーの間で共有され、語り継がれることで、ビジネスモデル自体の独自性を強くしてくれるものです。 その方法論を提示することが本書の目的です。いろいろな会社の成功事例を紹介しながら、 シンボリック・ストーリーの効果を明らかにしたうえで、物語を戦略的に活かすためのポイントを解説します。
  • マーケティングの新しい基本 顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント
    3.6
    「つながっている価値」のない企業は、顧客の日常から消えていく――。 デジタル革命によって「顧客とつながる」ことが前提になり、マーケティングの基礎そのものが変わろうとしている時代の「New Basic of Marketing」を理論と事例の両面から解説。新しいフレームワークとして「カスタマー・バリュー・ピラミッド」「エンゲージメント4P」などを提唱する。さらに、その視点から、注目すべきビジネスモデルを持つ企業の事例を分析していく。D2C、OMO、DXなどを推進する上での大原則がここにある。 4P×デジタル革命 本書はデジタル革命を前提として、それがもたらすマーケティング変化に目を向ける。顧客の「暮らしのデジタルシフト」が加速したいま、チャネルやプロモーションのデジタル化という次元を超え、マーケティング思考の根本がデジタルを前提としたものに置き換わりつつある。 本書ではマーケティング思考の基本とも言える4P(プロダクト、プライス、プロモーション、プレイス)を再考し進化させ、デジタル時代における「マーケティングの新しい基本」として提示する。さらにこれを用いて、ペロトン、ルルレモン、YAMAP、スナックミー、トライアル、ニトリ、カインズ、ナイキ、ウォルマート、アマゾンフレッシュ、ウォルグリーン、盒馬鮮生(ヘマーセンシェン)などの国内外の企業事例を具体的に観察し、彼らの「デジタルを前提とした戦い方」を解釈していく。
  • 世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略
    3.8
    アマゾンはなぜリアル店舗を展開するのか? ネット&リアル融合の最前線で何が起きているのか? 「世界最先端のマーケティング企業」の戦い方を多角的に解説する待望の1冊。 3つのフレームワークと最新理論で、これからの戦い方を捉える。 本書が注目する「チャネルシフト戦略」とは、 1.オンラインを基点としてオフラインに進出し、 2.顧客とのつながりを創り出すことによって、 3.マーケティング要素自体を変革しようとする 戦い方である。 チャネルシフトのインパクトを捉え、 これから取るべき戦略を未来志向で考えるために、 本書では、3つのフレームワークを提示する。 KEY1 チャネルシフト・マトリクス KEY2 顧客時間 KEY3 エンゲージメント4P これらのフレームワークによって、 本書では以下の事例を分析し、チャネルシフトの核心に迫る。 Amazon Go、Amazon Books、Amazon Dash、Amazon Echo Whole Foods、instacart、LE TOTE、BONOBOS、THE MELT、Warby Parker ZOZOSUIT、DIFFERENCE、IKEA Place 、ニトリ手ぶらdeショッピング MUJI passport、いきなり! ステーキ、Oisix、全国TAXI

ユーザーレビュー

  • 世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略

    Posted by ブクログ

    オムニチャネルについて単なるマルチチャネル、クロスチャネルとどう異なるか実例豊富に解説されておりわかりやすかった。「顧客とのつながりは『顧客からのデータ提供』と『企業からの提案』という対話によって強くなる」に納得。自社の取り組みにも活かしたい。

    0
    2019年08月22日
  • 世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略

    Posted by ブクログ

    マーケティング初級者だけれど、マーケティングを真剣に考えている人は読んでいい良書。久しぶりに買った。

    0
    2019年07月22日
  • 世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略

    Posted by ブクログ

    やっとこさ読み終わりましたが、一言で感想を言ってしまえば、「非常に良い!」OffLineとOnLineの今の取り組みが非常に分かりやすく事例がまとめられている。

    また、単なる事例紹介ではなく、ユーザー(生活者)がモノを買うということの動きがフレームワークとしても整理されていて、考え方のベースとなるので、自身で担当する業務に落とし込んだ際にも、転用ができるという点が実務書としても優れていると感じた。

    一部ネタばれになってしまうかもしれないが、「データ収集と対話」というコトが対になっていないという筆者談は、目下花盛りなデータ関連への、適切なアクション指針として、私自身の仕事にも参考になった!!

    0
    2018年04月01日
  • マーケティングの新しい基本 顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カスタマーバリューの3階層として、カスタマー・バリュー・ピラミッドがある。これは顧客価値が単なる一元的なものではなく、階層的な構造になっているという考えだそうだ。

    第一階層は機能価値。第二階層は体験価値。第三階層はつながっている価値。上に行けば行くほど顧客価値としてのつながりの強さは強くなる。

    機能価値は商品やサービスが本来持つ機能が実現する顧客価値だが、もはやこれだけでは顧客からの選択を得られにくくなっている。

    体験価値は商品サービスの届け方を含むブランド総体として、顧客が実感できる価値を指す。店舗・コールセンターといったリアル顧客接点や、デジタル顧客セ店、また送付物に至るまで、あらゆ

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    2024年07月11日
  • マーケティングの新しい基本 顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント

    Posted by ブクログ

    オンラインとオフラインは代替ではない、一体だ、という考え方はもはやごく当たり前だと思うが、それをマーケティングの観点で改めて整理。
    顧客から見て、なぜそのサービスと繋がりたいと思えるのか、という顧客提供価値、すなわちエンゲージメントを、4つのP、product price promotion placeのある意味古典的な枠組みで問い直す。

    具体例を含め切り口はシャープ。一方で、広告代理店系プロフェッショナルの本にありがちなことだが、結局儲かっているのか?についての回答は示されない。
    例えば顧客がそのままファンになってしまうほどの認知度を誇る登山サポートサイトのYAMAP、私もヘビーユーザーだ

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    2024年01月03日

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