御手洗瑞子の作品一覧
「御手洗瑞子」の「気仙沼ニッティング物語―いいものを編む会社―」「ブータン、これでいいのだ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「御手洗瑞子」の「気仙沼ニッティング物語―いいものを編む会社―」「ブータン、これでいいのだ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
そもそもなぜこの本に出会ったかは忘れてしまったが、この時代にアパレル企業、しかもニットの会社を立ち上げるって相当勇気があるなーと。それも気仙沼で。だが、セーターの写真を見て読もうと決めた。
手編みのニットは、いろいろな点で相当の高レベルでないと商品として売れるものにならない。気仙沼は、手編みのニットを商品として生産し会社として成立させられる諸条件がそろっていた・・・かもしれないけれど、復興もまだまだの環境で、多様な働き方を可能にした上で、きちんと会社になったのは、著者の頑張りなしにはできなかっただろうと思う。
昨今はユニクロや無印良品でそこそこのカシミアのニットが手に入るけれども、単色でデザイ
Posted by ブクログ
東日本大震災の被災地気仙沼で、手編みのセーターを製造販売する会社、「気仙沼ニッティング」を経営する御手洗瑞子さんの著書。
材料である毛糸にもこだわり、オーダーメイドで作られるセーターの価格は決して手頃ではないが、非常に人気があって予約で一杯らしい。震災でたくさんのものを失ってしまった方々が、とっても明るくセーターを編んでいる姿、そして御手洗さんが実践した、地域経済の循環という考えにとても感銘を受けた。気仙沼ニッティングの本業は、セーターを通じて購入者や編み手、そして地域の人々を笑顔にする事なのだと思う。
災害からの復興と編み物という仕事は、地道で時間がかかるという点ではチョット似ているなと