「プログラマー現役続行」の加筆・修正・再構成・改題を行った本。
改めて読み直し。
ソフトウェアエンジニアのレベル
(スティーブ・マコネル コードコンプリート第2版)
レベル1 初心者
1つの言語の基本的な機能を使用できる。クラス、ルーチン、ループ、条件文を書くことができ、言語の機能の多くを使用す
...続きを読むることができる。
レベル2 中級者
複数の言語の基本的な機能を使用することができ、少なくとも1つの言語を使いこなしている。
レベル3 上級者
言語、環境、または両方の専門知識を持っている。このレベルのプログラマーは、J2EEの難解な機能を全て知っていたり、「Annotated C++ Reference Manual」を記憶していたりする。このレベルのプログラマーは、企業にとって貴重な存在であり、多くのプログラマーはこのレベルを超えられない。
レベル4 指導者
レベル3のプログラマーの専門知識を持ち、プログラミングにおいてコンピュータとのやり取りはほんの15%にすぎず、85%が人とのコミュニケーションであることを心得ている。(途中省略)指導者は、マシンではなく人が読むためのコードを書く。指導者レベルのプログラマーは、水晶のように澄み切ったコードを書き、しかもそれを文書化する。
メイリアー・ページジョーンズ 7つの段階
段階1 無知の段階
(技術Xについて聞いたこともない)
段階2 きがかりな段階
(技術Xについての論文を読んだことがある)
段階3 見習いの段階
(技術Xについての3日間のセミナーに通った)
段階4 実践しようとする段階
(技術Xを実際のプロジェクトに適用しようとしている)
段階5 職人の段階
(技術Xを仕事の上で自然に自動的に使っている)
段階6 名人の段階
(技術Xを完全に消化していて、いつルールを破るべきか知っている)
段階7 エキスパート
(専門書を著作し、講演し、技術Xを拡張する方法を探究する)
柴田芳樹 「職人」という意味で名称を変更して定義しなおしたレベル(ソフトウェア・スキル・インデックス)
レベル1 初心者
ソフトウェア開発を行うには、プログラミングの基礎知識やコンピュータに関する基礎知識が不足している。
レベル2 見習い
指導を受けながら簡単なプログラミングなどの実践ができる。
レベル3 初級職人
見習いレベルの実践はできるが、時々指導が必要である。
レベル4 中級職人
必要な技術を仕事の上で自然に自動的に使っている。
レベル5 上級職人
新たな技術も含めて自分で常に学習を行い、自然と実践できている。
レベル6 名人
技術を完全に消化していて、いつルールを破るべきか知っている。また、技術記事などを執筆している。さらに、中級職人以下の職人を上級職人にすべく、組織に対して教育・指導を行っている。
レベル7 匠
専門書を著作し、講演し、技術を拡張する方法を業界に問う。一方で、より良い方法で職人を育成するための方法も探究している。
今現在私はレベル4くらいではないかと思う。何時の日か匠になれる日を夢見て。