作品一覧

  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻704円 (税込)
    「考えるのをやめなさい」。日本滞在中に弓道を学んだドイツ人哲学者ヘリゲルは、自我を捨て心を無にして的を射よと説く師の言葉に、あらゆる道に通底する禅の奥義を感得する。精神集中と身体の鍛練によって、いかに「無心」となり得るのか。世界中で愛読され続ける日本論の名著を新たに訳し下ろし、講演録や鈴木大拙の序文とともに収録。最新研究を踏まえた解説により、日本的な武道と芸道、そして禅の真髄を解き明す決定版!
  • 日本の弓術

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻627円 (税込)
    的にあてることを考えるな、ただ弓を引き矢が離れるのを待って射あてるのだ、という阿波師範の言葉に当惑しながら著者は六年の歳月を過ごし、その体験をふまえて講演を行なった。ここには西欧の徹底した合理的・論理的な精神がいかに日本の非合理的・直観的な思考に接近し遂に弓術を会得するに至ったかが冷静に分析されている。

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ユーザーレビュー

  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。
    西洋人であるオイデン・ヘイゲルが、禅や日本文化を理解しようとして書いた本を、逆に東洋人の自分が読んで禅を理解しようとしているというのは、なんだか少し皮肉な感じもする苦笑

    ただ、そこが面白いところでもある。禅を体現しているような人ほど、言葉で説明するのが苦手なのだと思う。「それ」としか言えないような、かなり感覚的な世界。

    弓道自体にはそこまで興味は湧かなかったが、この本と鈴木大拙の『禅と日本文化』を読んだことがきっかけで近所の座禅会に参加するようになり、気づけば半年以上経った。

    ……とはいえ、まだ全然よくわからない(笑)。

    0
    2026年07月19日
  • 日本の弓術

    Posted by ブクログ

    「対話のない社会」で紹介されていた一冊。ドイツから日本にやって来て、知らない民族の精神性、その心の内をしりたいと弓術の世界に足を踏み入れたその時点で、すでに対話は始まっていたのだ。
    かつての体験から否とせず、受け入れた師匠の方もまた対話を拒まなかったと言えるのだろう。

    この対話性があればこそ、無我の境地、宇宙との一体感といった感覚に到達しうるのではないか。悟りはひとりでは開けない。

    0
    2025年07月22日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

    Posted by ブクログ

    新訳版なので幾分か読みやすい印象で、『日本の弓術』もよりも具体的なやりとりが記されているが、何度読んでも暗闇の道場での逸話は震える。

    「師から何度も繰り返される答え、「質問なんかしないで、稽古しなさい」という以外に聞かせてもらえないことに納得していたからである。それ故に、私は問うことを止めた。」

    0
    2025年04月17日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

    Posted by ブクログ

    戦前に禅を知るために弓道を学び始めたドイツ人哲学者の回想で、むしろヘリゲル側になってしまった現代日本人にとっても学ぶところが大きいのではないか。弓道は禅よりも神道や儒教の影響が色濃いが、戦後に阿波が開いた大射教道が全日本弓道連盟に合流し、禅的な考え方も包摂されたと言えるかもしれない。

    0
    2023年05月23日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・剣の達人の逸話
    →他の道でも極めることが出来る。技術の問題ではない。茶道、華道、絵画、禅とのつながり。

    ・子どものごとくあること
    →長年の道の訓練で自己を忘れること(無心)が回復される。人は考えるが考えない。
    →剣の達人は初心者のように何も囚われていない、稽古の初めに失われた「囚われない心」を再び獲得する。
    →違いは、達人は恐怖に近づけなくなる。自ら離れていく。

    0
    2022年12月25日

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