デイヴ・エガーズの作品一覧
「デイヴ・エガーズ」の「アイとムリ」「王様のためのホログラム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「デイヴ・エガーズ」の「アイとムリ」「王様のためのホログラム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とにかく面白かった。500ページ超の本を一気に読んだ。
実在するIT企業を髣髴をさせる現実的な設定が特に面白かった。
あと10年もすれば全て実現できるのでは?と思わせる
妙にリアルな近未来の世界がぞわぞわと心に迫ってくる。
便利にすること、だれにでも分かりやすくすること、正直で公平であること。
そこから始まったことが段々と常軌を逸していく。
スタートが「善」だと、そこに異議を唱えるのは難しい。
中庸というのは本当に難しいのだと改めて思った。
このシステムは本当に便利だ、だれにでも無料で使えるようにするべきだと思うシステムもあった。けれど、その裏には常に危うさが付きまとう。
オンラインが実
Posted by ブクログ
現代の1984。舞台はサークルという「C」のロゴを持つIT企業。疑いようもなくモデルはGoogleであり、世界は知らず知らずのうちに情報を管理され、プライバシーはなくなり、監視のもとに晒される。「C」の穴が閉じるとき、サークルは完全な円になる。
ここでは、SNSのニコマークを得るのに中毒になっている人間や、知る権利の正義を信じてハードワークをこなす人間がたくさん出てくるが、それらは全て私たちの生き写しだ。私たち一人ひとりは罪のない一般人だし、影響力もないし、そんなに悪い人でもない。ただその無意識の盲信が集団で持つ力はあまりに大きすぎる。
知る権利は確かにあるところまで正義だろう。性犯罪をな
Posted by ブクログ
犬のヨハネスは、この公園の「アイ」。アイとは、公園の見張りをして、公園の「バランス」の守護者であるバイソンたちの目となる者のこと。
「バランス」がくずれるようなことが起こると、バイソンたちに報告する。そのために、ヨハネスは走り回っている。とても自由に。でも決して人間たちに捕まらないように。そんなある日、ヨハネスは公園内にできた美術館に惹かれ始めて…。
新しく広大な世界、もっと自由に走り回れる世界に憧れるヨハネスを応援しながら読んでいた。アシスタントアイの個性的な動物とのやり取りも楽しかったなあ。特にカモメのバートランドとヨハネスの間に育まれた絆には感動した。現実でも、こんなふうに種を越えて
Posted by ブクログ
「すごい、ここは天国だ」という書き出しで始まる、現代ディストピア小説。かつてのディストピア小説は共産主義国をモデルにしていたわけだが、この現代ディストピア小説のモデルは言うまでもなく Google で、誰もが内心気がついている恐怖感を具現化した。そして、これが壮大なパロディとなるか、黙示録となるかは、まだ誰にも判らない。
Dave Eggers は現代アメリカを代表する作家で、この "The Circle" も New York Times bestseller #1。本当は原著で読もうと思っていたのだが、面白そうだったので翻訳でサッサと読んでしまった。