作品一覧 2021/08/18更新 最後はなぜかうまくいくイタリア人 試し読み フォロー ワインの嘘~誰も教えてくれなかった自由な楽しみ方 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 宮嶋勲の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ワインの嘘~誰も教えてくれなかった自由な楽しみ方 宮嶋勲 大変清々しいワインガイド。 必要なものは グラス、複雑さ、直感、TPO、自分の適温、好みをしること、飲み頃は自分の好みで決めること いらないものは 教養、蘊蓄、フィクション、ストーリー、セールストーク 好みを探るにはヴァラエタルワインから。 Posted by ブクログ ワインの嘘~誰も教えてくれなかった自由な楽しみ方 宮嶋勲 全体としてはサラサラと読むに心地よく。 部分的には社会のお金の流れや、利益や価値に関係する話まで、これは題材として教育する副題として使えると思う。 特に鮨屋の勘定の部分は例え話がとても優れている。 ワインの産地のよる違いやその楽しみ方の提案。 知ったかぶりする筆者が多い中とてもスマートに入って...続きを読むくる言葉は心地よい。 ワインの知識も少し、次はこんな部分を気にして買ってみよう…そう思える一冊。 Posted by ブクログ 最後はなぜかうまくいくイタリア人 宮嶋勲 イタリア人のロジックが事例付きでなんとなく理解できたつもりになる本。 良し悪し、好き嫌いはさておき、まずは理解することが大事と改めて感じる。 これは日本とイタリアという曖昧で主語の大きい具体ではなく、身近な誰かという特定個別の具体にも適用するべきと感じる。 Posted by ブクログ 最後はなぜかうまくいくイタリア人 宮嶋勲 イタリア人の人生観、価値観、倫理観などは、日本人のそれらとは真逆の様だ。 典型例と感じるものを、目次の見出しから列挙すると ・アポの時間は努力目標と考える ・いつでも仕事し、いつでもサボる ・好きなことだけ楽しみ、嫌いなことは先伸ばす ・規則破りに寛容なイタリア、無慈悲なフランス ・何もしないで待ち...続きを読むチャンスが来たらつかむ ・コネに頼らない「まじめ」な人は「まぬけ」? ・便宜をはかることこそ「仲間」の証 ・なぜかしょっちゅう離合するカップル などなど。 日本人のメンタリティからすると、理解に苦しみ敬遠したくなりそうなところ、読み進めるうちに「何かイタリア人て、憎めない、可愛い?人たちだなぁ」と感じていたところ、やはり文中に「このようなイタリア人を本当に困った人だと思いながら、なぜか憎めずに「愛すべきやつ」と思ってしまう」とあり、著者同様魅力として受け止めていた様だ。 「おわりに」に書かれている内容で印象に残ったのは、 何事時間に正確で完璧なサービスが受けられる日本だが、その裏にはかなりの緊張感を強いる過激な労働が課せられていて、結果として日本の労働者は酷く疲れて楽しそうでも幸せそうでもないのに対して、イタリアでは最高のサービスを受けられなくても文句は言わない、何故ならそんな緊張を強いられる労働はしたくないしさせたくないから列車が遅れても我慢するし、ゆったりとした人生を過ごそうというスタンスで、何もうまくいってないのに人々は精神的余裕があって幸せそう、楽しそう、 という事。 それこそ国民性の違いで真似は出来ないにしても、見習うべき点だなぁと。 Posted by ブクログ 最後はなぜかうまくいくイタリア人 宮嶋勲 イタリア文化を学べた。 時間にルーズだけどルールがなんとなく存在するとか、タイトル通り間に合わせることが多いとか、スリには同情するとか、知らなかったことが多い。ちなみに、日本よりもイタリアがいいよ、という本ではない。 内容はどれもすごく面白く、読んだ後は日本とイタリア、どちらに住みたいか考えさせられ...続きを読むた。 仕事と私生活が曖昧で緊迫感がそんなにないのは魅力的だけど、日本人からすると度を越しているのはな…… Posted by ブクログ 宮嶋勲のレビューをもっと見る