作品一覧

  • キラキラネームの大研究
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    苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの“常識”を覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。
  • 地名の謎を解く―隠された「日本の古層」―(新潮選書)
    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    太古の時代から、「地名」は風土や原初的な神話世界と強く結びついていた。古代につながる難読地名から平成の市町村合併まで、土地の名前には日本人の心性や自然観、人間の営為を知るための鍵が“暗号”のように埋め込まれている。柳田國男や谷川健一など先人の研究に導かれながら、その歴史的変遷と秘められた意味に迫る。

ユーザーレビュー

  • 地名の謎を解く―隠された「日本の古層」―(新潮選書)

    Posted by ブクログ

    各地に散らばる個々の地名について述べることが横糸だとするならば、本書は日本の太古からの歴史・信仰・コトバをめぐる縦糸だと言えよう。もし読者の関心が身近な地名の由来を表面的に知りたいだけだとしたら退屈な遠回りのように思えるかもしれないが、参考文献が多く載せられているので、本書を足掛かりにしてほかの文献へと地名の探求を広げていくとよいのではないだろうか。

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    2020年10月28日
  • 地名の謎を解く―隠された「日本の古層」―(新潮選書)

    Posted by ブクログ

    ●→本文引用

    ●ともあれ縄文人は「よくもの言う」自然と対峙しながら、生活圏にある川や野原、山、谷、沢、浜、岬、さらには巨木や岩などにそれぞれ名前をつけていった。それは、「そうした自然を自分たちの息がかかった味方に引きずり込んでいく」ことだった。と小林氏は言う。ソトの世界に存在するよそよそしい場所も、名前をつける(あるいは、名前を知る)ことで、たちまち関係を取り結んで自分たち人間側の世界に所属させることができる。名づけというのは、所有すること、占有することでもあるのだ。(略)太古、人々は場所に名前という言葉を貼りつけることで、人知の及ばない力をもつ土地の精霊をその名で縛って言向け和し、ハラの場

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    2018年01月20日

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