作品一覧

  • 人生最後のご馳走
    4.0
    最後に選ぶ一皿に、その人の生きた証が詰まっている――。淀川キリスト教病院ホスピス緩和ケア病棟では、週に一度、患者が希望する一皿が振る舞われる。家族みんなが大好きだった天ぷら、昔懐かしのハイカラ洋食……臨終の間際によみがえる美味しい記憶と、患者を支える家族、医師、スタッフの想いをていねいに紡いだ「リクエスト食」の物語。
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 電子版では写真をカラーで掲載しています。 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2
  • 相談するってむずかしい
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    とにかくおしゃべりを続けよう 自分を助けるための「対話の仕方」がわかる本 発達障害による困りごとや、生きづらさを語り合う場を主宰する細川貂々と心身の不調をきっかけに、目的を持たない対話の場を作った青山ゆみこ。 オープンダイアローグや当事者研究など、話す/聞く場の実践を通して、「相談する」ことの大切さに気づいたふたりがつづる、話して、聞いた日々のこと。 【目次】 はじめに 細川貂々 1章 相談できないふたり 気配り女子一番の誕生 青山ゆみこ・文 私が相談できなかった頃 細川貂々・漫画 コラム「話す」「聞く」の試み(1) 2章 話すことの「場」 「弱い自分」が探した居場所 青山ゆみこ・文 自分の場をつくる 細川貂々・漫画 コラム「話す」「聞く」の試み(2)「オープンダイアローグ」ってなに? 3章 話し方と聞き方 正解はないけど、方法はある 青山ゆみこ・文 居場所をつくってみて 細川貂々・漫画 コラム「話す」「聞く」の試み(3)「自助グループ」と「家族会」 4章 変わらないけど、楽になる 対談 青山ゆみこ×細川貂々 コラム「話す」「聞く」の試み(4)自分で「場」を開いてみる 5章 あなたが話しはじめることで 「相談」のハードルを下げる 青山ゆみこ・文 みんなでともに 細川貂々・漫画 おわりに 青山ゆみこ

ユーザーレビュー

  • 相談するってむずかしい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とにかくおしゃべりを続けよう
    自分を助けるための「対話の仕方」が
    わかる本

    ↑本の紹介にあった言葉

    「相談するってむずかしい」

    感情を言語化することは難しいよね( ; ; )

    細川貂々氏と青山ゆみこ氏
    お二人が書かれた本

    文字ばかりだと集中力が続かないけど
    細川貂々氏のイラストが
    交互にあり読みやすい

    以下気になった箇所を抜粋↓

    はじめに(細川貂々氏)
    この本はそんな私たちふたりが
    どうやって安心して話せる居場所づくりをしたか、について書いてみました

    どんな話であっても否定せず
    「その人の言葉、存在を
    丸ごとそのまま受け取る」ことは、
    単に「聞く」を超えて、
    「自分ではない誰

    0
    2025年10月24日
  • 人生最後のご馳走

    Posted by ブクログ

    食べられなくなるって想像以上に辛い。病気で喉がやられた時に実感した。
    普段の食事も選べるらしい。凄く良い。

    0
    2025年08月31日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

    Posted by ブクログ

    もっと軽い内容かと思っていたらディープな話題が多く、こういう話を出来る大人の関係って良いなぁと思った。
    カジュアルなテーマもあって、青山ゆみこさんが紹介していた焼きそばの作り方にはぜひチャレンジしてみたい。

    0
    2023年11月01日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

    Posted by ブクログ

    コロナがあってもなくても
    暮らしは続くよ何処までも。

    好きな面白い表現が沢山あった。
    おいしい三色パン御馳走様でしたm(_ _)m
    そして漢字凄い(^-^

    0
    2020年11月11日
  • 人生最後のご馳走

    Posted by ブクログ

    ライターの青山ゆみこさんが淀川キリスト教病院の協力のもと、
    末期がんの患者さんから話を聞き取り、
    支える家族、医師、スタッフの想いも、まとめたものです。

    食べることで人は生きて、人生みたいなものが作られる。
    どんな時に、どんな状態で、何を食べたのか、誰とどこで食べたのか。
    それが最後のご馳走と聞かれた時に
    フッと心に蘇ってくるのかもしれない。
    私は、単純に一番目には普段から大好きなものが、頭には浮かび、
    その後、子供の頃、母が作ってくれた「おやつ」を思い出しました。

    0
    2020年02月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!