作品一覧

  • ドイツの犬はなぜ吠えない?

    ドイツの犬はなぜ吠えない?

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻814円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 紐なしで地下鉄に乗り込むわんこたち、“犬飼い免許証”取得を目指す飼い主たち、過激化する“動物愛護テロ”……。犬と動物をめぐる硬軟さまざまな騒動をペット大国ドイツから報告。
  • デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

    デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻737円 (税込)
    アメリカの大統領選挙やイギリスEU離脱の国民投票では、私たちが無意識のうちに提供している多くの個人情報が選挙キャンペーンや世論形成に利用された。嘘を混ぜたプロパガンダや個人の不安に直接訴える「マイクロ宣伝」といった、巧妙なサイバー戦略は、近い将来行われるであろう日本の国民投票でも使われるのは間違いない。これらによって醸成されたポピュリズムに私たちはどう抗うのか。欧米での徹底的な取材からデジタル時代の民主主義を考える。 【目次】まえがき/第一章 ビッグデータは監視し、予測し、差別する/第二章 「心理分析」データを使った選挙広告キャンペーン/第三章 ソーシャルメディアは敵か、味方か/第四章 ロシアのサイバー作戦が欧米のポピュリズムを扇動する――ロシアから「ボット」をこめて/第五章 デジタル時代の民主主義/あとがき/主要参考文献
  • 略奪美術品の行方 ナチスの略奪からウクライナ侵攻まで

    略奪美術品の行方 ナチスの略奪からウクライナ侵攻まで

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻1,111円 (税込)
    美術界で思わぬ事件が起きている。高額で購入した美術品は、実はナチスに略奪されたもので、別の所有者がいたと訴訟に持ち込まれるケースだ。しかし、この問題はナチスだけにとどまらず、植民地支配の過去を持つ西欧諸国へと批判が広がることとなる――。本書はドイツ在住のジャーナリストが、戦争や侵略によって略奪された美術品の問題を調査・取材。各国の美術品返還が難航する一方で、ウクライナ侵攻の裏側でロシアによる略奪も行われている。いったい略奪美術品は誰のものなのか。終わりなき返還論争を紐解く。

ユーザーレビュー

  • デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まだ読んでいる最中だが今年のザベスト確定。ポピュリズムの話かと思いきや、序章はビッグデータブローカーが節操なく暗躍する現代を的確に表現。
    ・ソーシャルメディア上では「すました自分」を見せがちで嘘がつかれることが多いが、検索は真実を語る。
    ・やっぱりアメリカはデータ産業への規制が緩い。Facebookに自分に関する情報を請求したら消去したはずの記録も含め拒否した友達リクエストなど膨大な行動記録が残っていた。人の繋がりの監視が実現してしまっている。
    ・しゃべるスマート人形「ケイラ」はいつも会話に待機しているため、周囲の会話が勝手にサーバーに送られていて、ハッキングされる可能性も高かった。シリは大丈夫??
    ・リベラルな著者のFacebookフィールドに保守の友人の投稿が表示されなくなった。友達関係は解消していないのにFacebookが勝手に自分の考えに近い投稿を表示しているよう。自分の好きな情報ばかりの「フィルターバブル」に閉じこもる、面白ければ偽ニュースがバズる、陰謀論が拡散する。。。これがデジタルポピュリズム。
    ・ドイツはナチスに国民が煽動されて政治がメチャクチャになった歴史があるから国民投票はない。デジタルポピュリズムはプロパガンダキャンペーンで世論を恣意的に操作しやすい。そもそも多数決で白黒つける国民投票は「国民の決めたこと」として議会のチェックバランスを超越してしまう。直接民主主義が間接民主主義よりすぐれるわけではない。制度的に急進的、排外的法案が可決されないことに間接民主主義の価値がある。
    ・Facebookはミャンマーで無料にネット接続できる代わりにFacebookの選んだサイトに接続するサービスを提供し、ミャンマー人のインフラになったが、ロヒンギャに関するフェイクニュースが拡散するなど問題があった。インドはFacebookの申し出を断り、イギリス支配時を彷彿とさせる「あなた方のためだから」にも嫌悪感を示した。
    著者はケンブリッジアナリティカによるトランプ選挙支援に問題意識を持ってこの本を書いたとのこと。

    0
    2018年10月30日
  • 略奪美術品の行方 ナチスの略奪からウクライナ侵攻まで

    Posted by ブクログ

    印象派が「退廃美術」とみなされ不当に低い評価を受けた旨について、並列する形で前時代の世俗画を評価したことをマイナス視することはそれはそれで違う気がしてノイズ。プロパガンダに利用したことを非難するくらいに留めてほしかった。
    日本もナチスの略奪美術品を所有していたことがある、ということを記載するのであれば、GHQにより接収された美術品についても記述がなければややアンフェアなようにも思う。

    ナチスからの略奪品を取り戻そうという動きが発生することは過去の清算として必要なことだとは思うものの、結局取り戻した後に裁判費用の回収のためにオークションにかけられることが多くなると、なんでそこまでして取り戻したいのかが分からなくなる。略奪されたままでいいとは思わないけれど、取り戻したのならそちらの家で保護していってほしいと思うのは、ただの感傷なのだろうか。
    返還先が略奪元の国・地域ではなく遺族というのも問題が複雑になっているように感じた。血筋を貴ぶユダヤ人の民族性もありそう。

    内容としてはナチスドイツの略奪が現代に及んでいるという内容が8割、その他の事象が2割といった印象。作者の専門がどちらかというとドイツ史ということなのでこの配分には文句はないが、集英社の見出しのつけ方へは文句をつけたい。
    現代のこれから先のことについて考えるとやや憂鬱になるな。

    0
    2026年07月05日
  • デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

    Posted by ブクログ

    多くが米国の例で特にトランプの大統領選挙を中心としたSNS関連のものである。筆者の友人との実例もあるので、読んでみて米国のSNS利用について知るのはいい。
     卒論では、SNSの日本との対比としての米国の実例としては使えるのかもしれない。

    0
    2021年12月03日
  • デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

    Posted by ブクログ

    ソーシャルメディアと政治の関係は年々密接になっている。特にアメリカ大統領選挙2020は代表的な例だった。特に最近は新型コロナの影響もあってソーシャルメディアのようなオンラインのプラットフォームは政治家にとっても有権者にとっても重要な媒体。オンラインで繋がれるメリットは大きいが、情報の信頼性といった点では課題が残る。また無意識に自分が得る情報も自分に似た考えばかりになってしまうのも問題。

    0
    2021年03月11日
  • デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

    Posted by ブクログ

     ツイッターやフェイスブック等のソーシャルメディアは、コミュニケートしたい人たちとだけ、コミュニケートする。字数も限られ、論理だった物言いではなく、決めつけ・生な感情の吐露が中心となる。自分の見たい現実だけを見ることが通常化し、事実かどうかより、あってほしい世界が大切にされる。エコーチェンバー現象。閉鎖的な空間でのコミュニケーションを繰り返すことにより、特定の信念が増幅または強化されていく。
     パーソナリティに応じて、ニュアンスや広告のタイプを変える「個別化されたプロパガンダ」としてのマイクロターゲット広告。それが、SNSを事業とし、拡大し、既にTVを超える広告収入をもたらし、巨大産業化を可能にしたが、それを自らの政治勢力を拡大することに活用する人々が出てきた。敵をつくり、嘘と陰謀で、恐怖・不安をあおり、人々の怒りを増幅させ、組織のエネルギーとしていく。単純化したスローガンを連呼する強いリーダーを求めるようになる。結果、イギリスのEU離脱が起き、トランプ大統領を生み出した。
     デジタル・ポピュリズムへの対抗は容易ではない。あれかこれかで整理できるような問題解決などない。課題も複雑で、多元主義的なアプローチが必要となる。だからデジタル・ポピュリズムは当分続く。デジタル・ポピュリズムを考えるうえで好著。

    0
    2021年02月22日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET