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  • 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―
    3.8
    1巻660円 (税込)
    マッカーサーの「日本人は12歳の少年」という発言や、「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」といった言葉は、日本人をネガティブに評する際に使われる決まり文句である。しかし、実はこれらの言葉に批判的な意味はなかった。日米開戦のきっかけになった誤訳、ダイアナ妃の招いた誤解、世界には通じない「グローバル・スタンダード」の意味等、近現代史のさまざまな場面での誤解、誤訳を紹介する。

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ユーザーレビュー

  • 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―

    Posted by ブクログ

    小泉政権時代、某省の官僚が「全面的民営化」とすべきところを「全面的に民営化」という文言にしたことで意に沿う法案を作ることに成功したという話をどこかで聞いたことがある。

    本書でも同じように、単数形と複数形の違いといった細かな表現の違いで歴史が動いた、あるいは動きかけたケースについて、丁寧に原典をひきながら論じている。

    それと並んで重要なのが通訳にまつわる話で、通訳が意味をねじ曲げるようなことが起きてしまったケースを取り上げている。語学力をあなどってはならないと肝に銘じた。

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    2013年05月06日
  • 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―

    Posted by ブクログ

    さすが元?外交官英語の表現は、ちょっとしたことで全く意味が違ってくるんですね。こういった微妙な違いが、勘違いを生むということが、面白かったです。

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    2013年07月20日
  • 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―

    Posted by ブクログ

    へぇーっ、っていうことが沢山あり読んで損はないと思います。著者は(元?)外交官なので、英語には精通されているはずですが、その著者にしても「英語は難しい」と言わしめています。名詞の countable, uncountable、冠詞、英語と米語の違い、王室英語など話題も多彩で、かつ読みやすい。英語勉強しなきゃ。。。

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    2013年06月28日
  • 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―

    Posted by ブクログ

    私もしっかり翻訳せねば!

    翻訳者(ときには読者)の性格や心理から思わぬ誤訳が生まれてしまう事を指摘している。日本では、マッカーサーの「日本人は12歳」発言を筆頭に、外国人の日本に対する発言を悪く誤訳する。その背景には日本人の国際社会での自分の立ち位置に関する自信のなさ、コンプレックスが表れている。

    さらに英語では冠詞の有無で意味が大きく異なってしまうことや、自分のことを三人称で話すことから読み取れるニュアンスなど、英文法や語法に関するトピックも興味深い。

    また、これだけ英語に造詣の深い著者が、moronという単語を知らず、また周囲の英語熟練者も知らなかった、でも英語ネイティブなら誰でも知

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    2013年05月07日
  • 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    マッカーサーの「日本人は十二歳の少年」という発言や、「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」といった言葉は、日本人をネガティブに評する際に使われる決まり文句である。
    しかし、実はこれらの言葉に批判的な意味はなかった。
    日米開戦のきっかけになった誤訳、ダイアナ妃の招いた誤解、世界には通じない「グローバル・スタンダード」の意味等、近現代史のさまざまな場面での誤解、誤訳を紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 「日本人は十二歳」の真意―この一言で、マッカーサー元帥は日本人に嫌われてしまったのだが…。
    第2章 「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」は悪口か―二つの言葉には、日本への意外な高

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    2011年05月21日

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