作品一覧

  • 逸翁自叙伝 阪急創業者・小林一三の回想
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    阪急電鉄の創業者、宝塚少女歌劇の生みの親として知られる小林一三銀行を辞して妻子とともに大阪に行った彼は妻子を抱えてたちまち生活に窮してしまいます。しかし、電鉄事業に将来性を見た彼は、「箕面有馬電気軌道」なる会社の専務に就任。ここから大きく運命が拓けてきます。顧客は創造するものと考えた小林は、郊外に宅地造成、割賦分譲販売、遊園地や劇場、ターミナルデパートと次々とアイディアを繰り出していく……。
  • アーニイ・パイルの前に立ちて
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • 宝塚生い立ちの記
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • 東京宝塚劇場の再開に憶う
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • 私の行き方
    -
    「成功哲学」「自己啓発」という言葉が独り歩きしている今だからこそ 世の中に数多出版されては消えていくビジネス書の多くは、効率化に重きを置いた技術論、また、どこか地に足の着かないポジティブ・シンキングや根拠の無い陽転思考に頭をぼやかされるものばかりである。 我々は今もってしても、玉石混交の「自己成長の術」を見定めるための眼すら持ちえていないのではないだろうか。 それでは、この情報過多の現代において、正しきを正しきと見定められる能力は如何にして身につければ良いのだろうか。 それはいつの時代・環境に関わらず、確固たる経験と智慧、つまり実学と実業及びその思想信念によってのみ培われる。 本書は阪急・東宝グループ創業者、宝塚歌劇の創始者である小林一三が、実業の基本、人としての基本となる心構えや、それにいたる様々なエピソードを、様々な角度から語っている。 本書で語られるメッセージは時に熱く、辛辣に、ユーモアを交え、そして赤裸々に綴られたものである。 ことに、仕事・実務論と、劇場論、演劇論、観客論、演劇歴史論、興行経営論には大幅にページ数を割き、様々な実例を上げながら自身の考えを包み無く語っている。 全84編・11時間弱に渡るメッセージの全ては順序だてて聴かなくてもいいだろう。興味のあるエピソードや断片的に聴いたとしても、どこを切り取っても、時を越えてあなたの心に刺さるエピソードが何篇もあるからだ。 この知己に富んだメッセージの数々は実に先見の明を持って語られており、昭和10年に著された本書に散見される様々な言葉は、現代日本においても充分に地に足の着いた考え方ばかりである。 経営者のバイブルと呼ばれる所以はここにある。 「世の中へ出るのは、つまり自分の思うようにならないと言うことを経験するためである」 「経費がかからないで、自分のちょっとした注意、ちょっとした発明、ちょっとした工夫で商いの出来るものを、皆が選んでゆくように希望する」 「何も理想があった訳ではない。ただ飯を食うためにやったので、その会社をより良くするのには、どうしたら良いかということに、最善の努力を尽くしただけの話です。」
  • 私の行き方 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男
    4.0
    1巻610円 (税込)
    本書は、昭和10年頃に、徹底した自由・合理主義の精神から、権威・特権・因習に挑み、強大な阪急王国を築き上げた、“比類なきアイデアマン”小林一三のあの自伝を復刊したものを電子書籍化。内容も、長く深い体験から生まれた人生指針、処世哲学であり、しかも堅苦しいお説教ではなく、一読興味をわかせるものだった。とりわけ若い人の間で飛ぶように売れたという。その中には、今でも役立つ知恵がある。「大学は出たけれど」就職もままならない一三の生きた時代と、ニートが急増している現代は、似通った部分が多い、と本書の解説者の渡部昇一氏は言う。その教訓の中で、「勤務時間より30分前に出勤することで、人生思わぬ運に恵まれる。勤務時間ギリギリに出て、退社時間にさっさと帰るのは、派遣社員的発想だ。組織体のメンバーは労働の切り売りという発想だけでは足りないのである。これは現在にも未来にも通用する教訓であろう。こうした意味で、一三は古くないのである」と絶賛。
  • 私の行き方 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男

    Posted by ブクログ

    阪急電鉄、阪急百貨店、宝塚歌劇、東宝を創業した小林一三氏。
    鉄道を引き、沿線の宅地を販売して、スーパーを立てて、行楽地を作って、乗客を増やしていく、私鉄の定番のビジネスモデルを作り上げた方。
    自伝というよりも、教訓を混ぜたエッセイといった感じです。

    気になった言葉は以下です。

    ・サラリーマンに限らず、社会生活において成功するには、その道でエキスパートになる事だ。
    ・何かの方面において第一の人物になれば、たとえ無一文でも、事業でも何でも出来る。
    ・本当に優秀な人を採用するには、まだ何も知らない純白な熱心な人を導く方が、好結果を得られるようだ。
    ・平凡な事を課して、それが完全に実行される人なら

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    2023年03月27日
  • 逸翁自叙伝 阪急創業者・小林一三の回想

    Posted by ブクログ

    阪急グループ、宝塚歌劇団等の創設者、小林一三の自伝。
    この本で、彼の人生を網羅的に知ることはできない。
    自分は、「日本が生んだ偉大なる経営イノベーター小林一三:鹿島茂著」を読んでから、この自伝を読んだので、彼の人生を一通り押さえた上で、深掘りすることができた。

    近代日本(明治、大正)の多くの偉人が、若い頃に海外渡航経験があり、直接的な影響を受け、それが日本の近代化の原動力になっているといっても過言ではない。
    例を挙げるときりがないが、経営者としては渋沢栄一を先ず挙げることができる。
    自分の中にあった一つの疑問が、なぜ、小林一三は、若い頃に海外渡航経験がないにも関わらず、どのように欧米的な文化

    0
    2022年05月28日
  • 逸翁自叙伝 阪急創業者・小林一三の回想

    Posted by ブクログ

    阪急創業者、タカラヅカの生みの親である小林一三の回想録。第三者が描く人物伝であれば、わかりやすさを念頭に(同時代人でなくてもわかるように)客観的に出来事の背景を記述するのですが、果たして自伝にはそれが必要か。
    …と書くのは、当時の出来事を理解していないと良くわからない記述もあったりするためです。。
    つまり、体系的に小林一三氏の人生を知りたいのであれば第三者の人物伝を読んだ方が良いです。本著は、一般目線で注目されることに必ずしもフォーカスが当たっている訳ではないと思います。
    本著を読んでいて感じたのは、自伝はその当人が世の中からどう見られたいか、あるいは世の中に対して何を訂正したいかを書いている

    0
    2017年08月15日
  • 私の行き方 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男

    Posted by ブクログ

    誰だったか記録していないのが私の興味の限界だが、日経新聞に掲載される経営者の愛読書コーナーで取り上げられていた一冊。という書き出しもいい加減過ぎるので、改めて調べた所、リーダーの本棚というコーナー、資生堂の魚谷社長の座右の書だった。別に魚谷社長に感じ入るものがあるわけではない。しかし、実業界を走り抜け数々の成功を収めた小林一三の書はいつかは触れたいと思っていたのだった。耄碌したもので、この紹介で思い出したのだった。

    書に、人生行路における人間の勤務との言葉がある。この言葉が響いた。

    0
    2017年03月25日
  • 逸翁自叙伝 阪急創業者・小林一三の回想

    Posted by ブクログ

    明治の人は思想や文化が現代とはかなり異なるということがよくわかる。
    阪急創業の頃よりも前の逸話が中心。

    0
    2016年10月05日

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