大場秀章の作品一覧
「大場秀章」の「はじめての植物学 ――植物たちの生き残り戦略」「バラの世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大場秀章」の「はじめての植物学 ――植物たちの生き残り戦略」「バラの世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
バラの歴史の本。ひと言で言えばそうなのだが、その範囲は植物学、細胞学、育種学、分類学、植物画、文化史と幅広く取り扱われている。
古代ローマ時代にエジプトからバラを輸入していとあるが、どのような輸送方法だったのだろう?
当時は船輸送だと思うが、鉢植え状態では土の重さが問題になるだろうし、冷蔵技術の無い当時に切花輸送は不可能だろう。とても気になる。
現代の私たちは四季にバラを愛でているが、これが中国のコウシンバラに由来するということを初めて知った。
日本の野生バラは一重の素朴なものである。室町時代にキリスト教伝来時には、ヨーロッパの八重咲きのバラの絵画も同時にもたらされたと思うが、ヨーロッパ