相川真の作品一覧
「相川真」の「青星学園★チームEYE‐Sの事件ノート」「京都岡崎、月白さんとこ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
この人たちは腕一本でこの世界の、どこでも行けることができる。
亡き病床の絵師に対して茜ちゃんが評したこの表現が素敵で印象的だった。
今回はどの話も、そんな絵師たちに関わる話だった。
しかも、大体は青藍さん絡みの。
月白さん絡みの。
陽時さんが月白邸から巣立ってからの物語。
すみれちゃんも彼氏ができて、あとは茜ちゃんと青藍さんだけかと見守っていたら、まあ相変わらずゆったりじっくりなお二人で。
ただ無自覚人たらしというか絵師たらしな茜ちゃんが大学ではインフルエンサーを、そしてもう一人の絵師も何だかんだで懐柔してしまうというか、癒してしまうというか。
お陰で青藍さんが気が気ではなかったという。
ただ後者の人に関しては、保護者組の逆鱗にも触れたので……いやあ、怖かったね、陽時さん。
恋人に関してはデレデレしてたのに。
文化祭の茜ちゃんたちの作品が最後の話の伏線になっていたり、青藍さんが今度はかつての自分のような存在を導く存在になったりと、話の構成もキャラの成長も嬉しい話だった。
出てくる絵の表現も今回はより現物を想像しやすい表現で、美術館に行ったかのような満足感があった。
後は、茜ちゃんと青藍さんがもう少し踏み出してくれればなあと思うばかり。
だいぶ内心では吐露してるんですけどね、お互いに。
もどかしくも愛おしい二人である。
WEBで読める番外編は、作中でちらっと触れられていた学祭中の茜ちゃんと青藍さんのお話。
これもぜひ読んで欲しいです。
ある意味本編よりニヤニヤしてしまうかもしれません。
たまらない二人です。