作品一覧

  • 怪奇疾走
    3.5
    1巻1,589円 (税込)
    モダンホラーの名手が案内する、悪夢のドライブ旅行。 Netflix映画原作のスティーヴン・キング共作を含む傑作13篇! 著者自身による作品ノート付き。 顔の見えないトラック運転手に執拗につけ狙われる父と子――『激突!』の親子版「スロットル」、草むらに足を踏み入れた双子を恐怖が襲う「イン・ザ・トール・グラス」。 S・キングとの共作2篇をはじめ、死者が訪れる不思議な移動図書館「遅れた返却者」、お伽噺のような扉の先が血塗れの狩場に変わる「フォーン」、イタリアの港町を舞台に描く実験的作品「階段の悪魔」他、怪奇と奇想に満ちたアクセル全開の短篇集! ■収録作品一覧 「スロットル」(スティーヴン・キング共作)白石 朗 訳 「闇のメリーゴーラウンド」白石 朗 訳 「ウルヴァートン駅」玉木 亨 訳 「シャンプレーン湖の銀色の水辺で」高山真由美 訳 「フォーン」安野 玲 訳 「遅れた返却者」高山真由美 訳 「きみだけに尽くす」安野 玲 訳 「親指の指紋」玉木 亨 訳 「階段の悪魔」安野 玲 訳 「死者のサーカスよりツイッターにて実況中継」高山真由美 訳 「菊(マム)」玉木 亨 訳 「イン・ザ・トール・グラス」(スティーヴン・キング共作)白石 朗 訳 「解放」白石 朗 訳
  • 夕暮れをすぎて
    3.8
    1巻693円 (税込)
    巨匠キングが贈る不思議と感動の物語 ごく普通の人々の人生に訪れる不思議。切ない悲しみの待つ結末、あるいは血の凍るような恐怖。巨匠の才能を堪能できる最新短篇集
  • 夜がはじまるとき
    3.8
    1巻712円 (税込)
    これぞ物語の愉しみ! 巨匠の才能のすべてがここに 死の床にある父を見舞った私が出会った少女。彼女の持つ不思議な力とは……静かな感動を呼ぶ「アヤーナ」他全6篇収録の短篇集

ユーザーレビュー

  • 夕暮れをすぎて

    購入済み

    「ウィラ」がよかったです。小説なのでしょうが、この人が描くと、なぜか当たり前のように、実話か本人の体験のように感じます。
    ほのぼのしながらぞっとするような、なんともいえない印象です。この人らしい作品です。

    #泣ける #ほのぼの #深い

    0
    2023年02月04日
  • 夜がはじまるとき

    購入済み

    キングの短編はけっこう読んでいますが、この作品集では、なんとも言葉では言い表せない緊迫感でぐいぐい迫ってくる「N」が圧巻でした。
    ストーリーとしてだけでなく、本当にこの世のどこかにこうした現象が起こっているような気もします。「N」の場合にはギリギリ正気を保った良心的な登場人物でしたが。

    不可視のものを見つつ、危機迫る中、それをただの狂気や怪異でなく、高貴なまでの作品に仕上げてゆく、キングならではの作品。胸にズシンと響きました。

    「ニューヨークタイムズを特別割り引き価格で」もよかった。泣けました。
    こうした事も、想像だけではないのでしょうね。

    何度も読み返せる作品集です。

    #切ない #深い #シュール

    0
    2022年09月30日
  • 夜がはじまるとき

    Posted by ブクログ

    強迫から逃れられない嫌悪感で具合が悪くなりそうな作品から始まり、吐きそうになりながら読み終える短編集。「幻想というバーベルを持ち上げるだけの想像力(解説より)」が備わってきたのか、一回目に読んだ時よりも楽しめた。

    0
    2013年03月31日
  • 夜がはじまるとき

    Posted by ブクログ

    短編集2
    ていうか、英語として同じタイトルなのに「夕暮れをすぎて」と「夜がはじまるとき」っていうタイトルにしちゃうところとか、作者後書きが「サンセット・ノート」てタイトルなところとか、全部好き。どれも面白かったです。

    「N」…という患者が強迫神経症で精神が壊れて行く過程を記述した医療記録、医師の手記、妹の手紙、新聞記事。小説と言う体裁をとらずに、何か不可思議なものによる世界の浸食とそれによって精神が壊れて行く人々の様子。怖い。でも面白い。

    「魔性の猫」…とにかく怖くてヤバイ猫の話。殺し屋に猫は殺せるか。
    「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」…飛行機事故で死んだはずの夫からの電話。悲し

    0
    2012年05月29日
  • 夜がはじまるとき

    Posted by ブクログ

    アーサー・マッケンの『パンの大神』に影響を受けたという「N」から、これぞキングのお下劣な最高傑作ともいうべき「どんづまりの窮地」まで珠玉の全6篇です。

    30年前にキャバリエ誌に発表された作品「魔性の猫」のシンプルなお話が好きかな。想像力で色々背筋が凍る「聾唖者」もうなった。
    でもまあやっぱ、トップを飾る「N」の怪奇譚っぷりが一番イカスね。キングが「脅迫観念の重みで自壊していく人間精神の物語でもある」とサンセットノートで語っているが、これいには激しく同意したい。




    僕がこの日記であの場所へ行くと書き記して去ったなら。
    どうかあなたは絶対に近づいてはいけない。あの場所に!!!!!!!!

    0
    2011年04月13日

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