五味康祐の作品一覧
「五味康祐」の「剣法奥儀」「色の道教えます(電子復刻版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
忠臣蔵を扱っている作品らしいが、忠臣蔵自体の描写はあまりなく、隻腕となってしまった丹下典膳と堀部(中山)安兵衛との友情・交流がメインとなっている作品。
丹下典膳が隻腕となってしまった理由も、武士としては格好よく、読んでいて感心してしまうほど、妻のこと・そして主君のことを考えての行動であった。また、堀部安兵衛との友情の仲にも、お互いを思いやる気持ちや忠義に生きようとする武士の本分が描かれており、読み応えのある作品であった。
途中から出てきた、白竿組の長兵衛たちとの交流も人間味にあふれており、彼らと交流することになった最初の動機がどうであれ、このような関係になれることは正直羨ましい面もあ
Posted by ブクログ
「喪神」
短編単独で、しかも剣豪小説
これは、芥川賞としてはかなり異例の作品である
GHQ撤退により、日本が独立を果たしたばかりの時期で
チャンバラ時代劇も解禁され始めていたから
そのあたりの事情が絡んでいるのかもしれない
だからってわけじゃないけど
描写に限って言うなら
中島敦「名人伝」などのほうが優れていると思う
しかし親の仇討ちに失敗した主人公が、敵の情けで命を救われ
弟子入りするという筋書きには
敗戦国民の心情に訴えかけるものがあったはずだ
そしてまたそれ以上に特筆すべきは
上の世代が後進に道を譲る形で、自ら斬られるという結末だろう
「秘剣」
逐電した無二の親友を探し出し
これを討つ