堀江謙一の作品一覧
「堀江謙一」の「太平洋ひとりぼっち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「堀江謙一」の「太平洋ひとりぼっち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
地元のヒーロ吉田松陰。小学校のころにはさっぱり意味がわからなかったがようやくわかるようになってきた。やっぱり第八章のここがハイライト。
一、今日、私が死を目前にして、平穏な心境でいるのは、春夏秋冬の四季の循環という事を考えたからである。
つまり、農事で言うと、春に種をまき、夏に苗を植え、秋に刈り取り、冬にそれを貯蔵する。秋、冬になると農民たちはその年の労働による収穫を喜び、酒をつくり、甘酒をつくって、村々に歓声が満ち溢れるのだ。この収穫期を迎えて、その年の労働が終わったのを悲しむ者がいるというのを聞いた事がない。
私は三十歳で生を終わろうとしている。
未だ一つも事を成し遂げることなく、
Posted by ブクログ
2022年新聞の記事で、はじめて堀江謙一さんのことを知りました。
堀江さんは、1962年に世界で初めて太平洋単独無寄港で横断成功。しかも23歳という若さ。その船は、6メートル足らずの小さなヨットだったというから驚きです。
新聞の記事には、堀江さんが再び単独無寄港で太平洋横断を目指すとありました。しかも、83歳になっているというじゃないですか。もう信じられなくて、鳥肌が立ちました。
1962年の単独太平洋横断の挑戦と、幾つもの壁、航海日記からの気持ちの変化
などが書かれています。
堀江さんの諦めない精神力!
型破りなところに感服。
関西弁がいい感じに和みます。ロマンが詰まった一冊です。
Posted by ブクログ
堀江謙一さん初めての太平洋横断の時の本。
ずっと後になってからのアメリカ→日本の本を先に読んでしまったのだけど、その頃はもうスーパースターだったのに対し、今回読んだ時は孤立無縁で何と密出国。
写真を見るとこんな小さなヨットで3ヶ月も?と驚く。いや、そもそも動力のないヨットでって!
もともと体育会ヨット部で技術はお有りのようだったが、凡人には考えつかない。
でも自分ならできる!という思いで成し遂げたのは若さの特権のようでまぶしかったです。
孤立と孤独は別物。周囲に人はいるのに孤立するのは耐えられないが、そもそもいないのには慣れる、というのが印象深かった。