内容:
女性が書き手による、女性が主人公の小説を、
女性の目線で読み解いていくことを通じて、
今を生きる少女たちが
子どもから大人になる過程」で出会うさまざまな経験や悩みを浮き彫りにしていく。
1章 教室、スクールカースト、いじめ、不登校、友情
2章 恋愛 いろんな愛のカタチ 歪んだ愛のカタチ
3
...続きを読む章 親子関係 親子とは 虐待や毒親
4章 大人になるとは 人生のゴールはどこ?
感想(個人):
すごく苦しくしんどい10代だった。モヤモヤして。
でも本を読まなかった。開くのは雑誌や漫画ばかりで。
心のモヤモヤを、ドロドロ、
人に吐き出せない感情や自分でもよくわからない事。
そんなのが渦巻いている自分は、別に変ではないんだなって、本を読んでいたら気付けていたかもしれない。
印象に残ったのは3章、家族の話。たしかに、家族というのはプライベートなものだから、『いろんな家族のカタチがある』ということは知っていても具体的にはわからない。本を読むことは、家族の多様性を知る大きなヒントにはなるかもしれないな。邦画の映画はよく見るのでそこで『いろんな家族のあり方』は覗き見ることができたけれども。