作品一覧

  • 明治洋食事始め とんかつの誕生
    4.2
    明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。(講談社学術文庫)
  • ラーメンの誕生
    4.0
    日本の国民食ラーメン。そこには、中国伝来の製麺技術が吸収・同化されたうえで、日本料理ならではの伝統がいくつも盛り込まれている。明治維新までの肉食忌避が解消され、安くてうまくて栄養いっぱいの食べ物が求められるようになると、全国で爆発的に普及。インスタントラーメンの発明を経て、世界中に広まっていく。外来文化を取り入れては積極的なアレンジを繰返す、日本人の凄まじい情熱と知恵。本書は、膨大な史料を踏まえて描かれた壮大な歴史ドラマである。巷間のラーメン情報の底本となったラーメン通史の決定版。

ユーザーレビュー

  • 明治洋食事始め とんかつの誕生

    Posted by ブクログ

    とんかつの誕生として2000年に出版された本の文庫版である。牛肉、あんパン、とんかつ、について詳しい。カレーライスについてもちょっと最後の方で書いてある。挿絵も豊富であるが、店の名前も出てくるので、東京在住でない人にとっては地図が掲載してあれば便利である。学生が読むかどうかは不明だが、牛丼やカレーライスやハンバーグやラーメンについて書いてあれば学生も読むであろう。

    0
    2026年01月10日
  • 明治洋食事始め とんかつの誕生

    Posted by ブクログ

    「あんパン、ライスカレー、コロッケ、とんかつはどのようにして生まれたか」という副題にわくわくして、即購入。

    めっちゃおもしろかった~!!
    「これ読んでめっちゃ賢くなった」「すんごい知識増えた」という類の本ではないけど、これぞ読書の醍醐味。あまり知らなかった分野を知れた、それに伴って他分野を勉強してみたくなった・・・という好循環(^^)

    明治天皇が肉食解禁してくれてよかった。
    そしてとんかつが生まれてよかった。もちろんカレーもコロッケも。
    あんパンの誕生秘話がいちばん興味そそられた。パンを作るということが、日本人にとっていかに大変だったかよくわかった。

    日本人は、西洋文化・料理をうまく自分

    0
    2012年09月02日
  • 明治洋食事始め とんかつの誕生

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    明治以降、日本に入ってきた”西洋料理”がどのようにローカライズされて”洋食”として広く普及していったか、さまざまな資料を基に活写されていて、とても興味深い。
    ”牛鍋(すきやき)”にはじまり、”あんぱん”や”とんかつ”など、それぞれが一つのドラマであり、プロジェクトXでもある。”カレーライス”と”コロッケ”の分量が少ないのが残念だが、トリビアも豊富で、この本を元にしてどこかテレビでやってくれないかなぁ…。私がプロデューサーなら絶対企画書作っているぞ。

    0
    2012年08月02日
  • ラーメンの誕生

    Posted by ブクログ

    本の名前と通り、ラーメンの歴史について知ることが出来て面白かった。まさか唐菓子がラーメンのルーツにもなってたとは。
    身近にある何でもない食べ物でも、突き詰めてみると色々面白い発見があるもんだね。

    0
    2023年05月19日
  • ラーメンの誕生

    Posted by ブクログ

    すでにラーメンのルーツは色々な本で語られていて、
    明治から芽吹いて戦後に一気に花開くという内容
    はご存知と思います。

    明治時代から戦後まで時間を要するのは、途中に
    戦争などがあり、物資が圧倒的に不足していた
    という事情によるものです。

    しかし中国からの麺料理は、はるか昔から日本に
    入っていて、かつ日本にはソバやウドンなどの
    麺料理が存在していたのに、なぜ「ラーメン」的
    な料理は定着するまで時間がかかったのか。

    なぜ江戸時代からあるソバウドンがラーメンへの
    進化を遂げなかったのか。

    考えてみれば不思議な話ですが、そんな謎に迫る
    一冊です。

    0
    2020年05月16日

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