バロネス・オルツィの作品一覧

「バロネス・オルツィ」の「紅はこべ」「べにはこべ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • レディ・モリーの事件簿

    レディ・モリーの事件簿

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    スコットランド・ヤードのエリート達をも凌ぐレディ・モリーの行動力と観察眼が難事件の陰に葬られんとする真実を白日の元にさらけだす。ミステリ史上初の女性警察官探偵レディ・モリーの活躍を描いた短編集、待望の完訳 !  “ホームズのライヴァルたち” 第1弾。
  • べにはこべ

    べにはこべ

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    一七九二年九月、フランス革命下のパリ・血に飢えた民衆によって、日夜ギロチン送りとなる貴族たちを救うべく、彼方イギリスから謎の秘密結社“べにはこべ”がやって来た。騒動の中、絶世の美女マーガリートは、夫パーシイ卿の正体を怪しむようになり…。冒険とミステリーと愛憎劇が織りなす、古典ロマンの傑作。若き日にこの作品に心酔した村岡花子の名訳で贈る。
  • 紅はこべ【圷香織訳】

    紅はこべ

    小説・文芸

    4.3
    1巻950円 (税込)
    1789年、フランス革命が勃発。なんの罪もない貴族たちまで、共和国への叛逆者として次々と血に飢えたギロチンに送りこまれていった。そんななか、窮地に陥った貴族たちに海を挟んだ隣の国イギリスから救いの手を差し伸べたのが、謎の集団〈紅はこべ〉。その計画は大胆無比、紅はこべの花をかたどった小さなしるしが入った予告状が届いて数時間のうちに、厳重な警備をあざ笑うかのような鮮やかな手並みで、王党派や貴族たちを安全なイギリスの地に逃がしてしまうのだ。激動の時代の英仏を舞台に繰り広げられる絢爛たる歴史冒険大ロマン小説。

ユーザーレビュー

  • 紅はこべ【圷香織訳】

    Posted by ブクログ

    ストーリーは面白いし、どのキャラクターも魅力的で、最高でした!

    最初は「やばい!パーシーがメロい!ショーヴランがメロい!マルグリートが可愛すぎる!」なんてアホみたいな感想ばかり浮かべながら読んでいましたが、

    クライマックスへ駆け抜けていくあのドキドキ感、そしてラストのあの空気感...最高です!!

    昔の小説だし、フランス革命って難しそうだし、ちょっと読みづらいかもな...と構えていましたが、
    訳者さんが天才でいらっしゃるのでしょうか、とっても読みやすく、情景も手に取るようにわかりました。

    0
    2026年09月21日
  • 紅はこべ【圷香織訳】

    Posted by ブクログ

    とても面白かった!
    マルグリート可愛い!!区切りとなる一章の量が、ちょうど良くて毎日ちょっとずつ読み進められるのも良かった。続編が邦訳されてないのが残念。

    0
    2026年07月23日
  • べにはこべ

    Posted by ブクログ

    著者は、安楽椅子探偵の先駆けとも言われる『隅の老人』を書いた、ハンガリー生まれの英国女性作家。1905年発刊の本作は、宝塚の上演作品になったり、訳者は『赤毛のアン』で有名な村岡花子さんということで、てっきり女性向けラブロマンス小説かと躊躇していました。しかし、フォロワーさんお気に入りの本とのことで読んでみましたが、いい意味で期待を裏切る内容でした(natsuさんに感謝)。

    時は、貴族たちが次々と断頭台に送られるフランス革命下。彼らを救い出してイギリスに逃亡させる”べにはこべ”なる秘密結社が活躍していました。ある時、イギリスのパーシイ卿に嫁いだフランスの花形女優だったマーガリートは、親同然に慕っている兄のアルマンの身の安全を保障する代わりに、その”べにはこべ”の謎の解明に協力するよう、フランス大使に脅迫されます。はたして”べにはこべ”の正体とはいかに……というストーリー。

    前半は、この”べにはこべ”のヒーロー的な活躍の噂と、それに憧れつつも危機に陥らせてしまう自身を不甲斐なく思う主人公が、伏線として、過去にサンシール侯爵一家を断頭台へ送ることになった事件や、それを結婚後に夫のパーシー卿に話してからの冷めた関係などが、絡み合う人間関係などと共に語られています。転機は、16章”リッチモンド”で訪れて、そこから後半はハラハラするスリリングな進行で、終盤は驚きの展開が待っていました。そんなラストはハッピーエンドで清々しい読後感でした。また、マーガリートの愛する人を思う一途な気持ちからの行動力と苦悩に心打たれましたが、それ以上に”愚鈍な知性の持ち主”と揶揄されていたパーシー卿が実は明晰な考えと行動力の人だったことに感銘をうけましたね。今回、読むことが出来て良かったです。

    それにしても、イギリス人から見たフランス人観や、ユダヤ人に対する偏見や嫌悪が半端ないことなど、当時のヨーロッパの世相の一端が垣間見れた気がして興味深かったですね。

    正誤(初版)
    P236の14行目:
    もはや彼女はアルマンの上を気遣わなくなった。
    ↓
    もはや彼女はアルマンの身の上を気遣わなくなった。

    1
    2024年10月27日
  • 紅はこべ【圷香織訳】

    Posted by ブクログ

    読み進めていくとなんとなく結末は予想できたけど、それでも予想以上に面白かった。自分が知らないだけかもしれないけど、フランス革命、亡命の話でメインで女性が出てくるのものってなかなかないような…。

    言葉遣いも個人的に好みで、
    すべての誤解は終わりを告げたことをしる至上の幸福にひたりながら、死もまた楽し、の境地をうち出して、死神にひと泡ふかせてやりたい。
    というフレーズがお気に入り。

    0
    2024年06月14日
  • 紅はこべ【圷香織訳】

    Posted by ブクログ

    フランス革命の戦慄するような時代、フランス貴族を救い出すために立ち上がった集団 紅はこべ。その正体とは。

    紅はこべ達は無事にフランス貴族をイギリスまで連れて行くことが出来るのか!?
    フランス政府と紅はこべの、罠にかけ化かし合う姿がドキドキはらはらでした!

    中盤までのマルグリートの、自分がいかに惨めで同情されるべきで可哀想な運命にあるのかを語る心情があまりにも身勝手で、そこだけ全然感情移入できなかった。
    最後に勇気を振り絞ってくれてよかった。

    0
    2026年09月26日

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